車用コーティングのおすすめグッズを紹介!コーティング剤の費用や主な特徴を解説
車のコーティングは、傷や汚れからボディを守ったり、塗装の劣化を防止したりと、車を美しく保つ効果があります。
しかし、コーティング剤にはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、コーティング剤の種類やおすすめの商品、かかる費用などをご紹介します。
コーティングへの理解を深め、愛車を長期的にきれいに保ちましょう。
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INDEX
車のコーティングとは何か?
車のコーティングは、ボディにコーティング剤を塗ることで、塗装面の上に膜を形成し、ボディが傷ついたり、色あせたりするのを防ぐ効果があるものです。
車の塗装面はそのままの状態であれば、走行中に飛び石や砂が当たることで少しずつ傷がついたり、雨や紫外線の影響を受けたりして劣化していきます。
そのため、コーティングすることで、塗装面を外部ダメージから守ることが大切です。
コーティング剤にはさまざまな種類がありますが、1度塗布すれば3か月~1年ほど効果が持続します。
3年ほど効果が続くものもあるため、頻繁に塗り直す必要もありません。
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車をコーティングするメリットとは?
車をコーティングすることによるメリットを5つご紹介します。
美しいツヤが出る
コーティング剤を塗布する前には、ポリッシングマシンなどを用いて細かい傷やシミを除去し、表面をなめらかにします。
そのうえで、コーティング剤を塗布するため、ボディ表面に美しいツヤが出ます。
新車のような美しさを長期的に維持できるのは大きなメリットです。
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洗車が楽になる
コーティングによって形成された膜は、汚れや水を弾く効果があります。
汚れが付着しても、軽く洗車するだけで簡単に落ちます。
自分でこすって汚れを落とす必要がないため、日々の手入れが楽になります。
傷や水垢がつきにくくなる
コーティング剤によって塗装面の上に硬い膜を形成することで、走行中にボディに当たる飛び石や砂などによる傷を防止できます。
また、水垢や雨染みがつくのも防止できるため、車が雨に濡れてもシミになりにくいのが特徴です。
塗装が色あせるのを防げる
塗装面はむき出しのままであれば、雨や紫外線の影響によって少しずつ色あせていきます。
コーティングをしておけば、雨や紫外線から塗装面を保護できるため、劣化しにくく、色あせるのを防止できます。
売却時の査定額の向上が期待できる
車は長期間乗り続けると、いつか手放すときがきます。
売却するときは、外観がきれいかどうかも査定額に大きく影響します。
コーティングを施しておけば、傷や汚れから塗装面を守れるため、長期間ボディをきれいに保てます。
そのため、売却時も新車のようにきれいな状態で査定してもらえるため、査定額の向上が期待できます。
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費用はどれくらいかかるのか?
コーティングは自分で行うか、業者に依頼して施工してもらいます。
それぞれどのくらいの費用がかかるのかご紹介します。
自分で行う場合
自分でコーティングする場合は、コーティング剤以外に、鉄粉除去用粘土や研磨剤、脱脂剤などが必要です。
1つひとつの道具は高額ではないため、自分で施工する場合、1万円程度でできます。
しかし、洗車、研磨、油分を落とす脱脂作業、コーティング剤の塗布といった複数の作業が必要となるため、手間や時間がかかります。
また、慣れていない人の場合、しっかりと濡れていないと効果が得られず、塗り直す必要が出てくる可能性もあります。
手間や時間をかけたくない人は、業者に依頼することも検討しましょう。
業者に依頼する場合
車のコーティングは、カーコーティング専門店、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドなどで施工してもらえます。依頼先によって価格が異なります。
業者 | 価格 |
カーコーティング専門店 | 10~15万円 |
ディーラー | 10万円前後 |
カー用品店 | 4~6万円 |
ガソリンスタンド | 2~3万円 |
施工業者によって、コーティング剤の種類や持続期間も異なるため、価格と効果のバランスがよい業者を選びましょう。
複数の業者を比較して検討することがポイントです。
コーティング剤の種類について
コーティング剤には大きくわけて油脂系・ポリマー系・ガラス系の3種類があり、それぞれ効果や持続期間が異なります。それぞれの特徴をご紹介します。
油脂系
油脂系はカーワックスとも呼ばれ、シリコンやカルナバロウを主成分として作られています。
安価で入手しやすく、手軽にツヤを出せるのが特徴です。
しかし、熱に弱く、紫外線などの影響を受けて劣化しやすいため、1か月に1回程度の頻度で塗り直す必要があります。
頻繁な手入れを面倒に感じない人にとっては、安価で美しいツヤが出せるため便利でしょう。
ポリマー系
ポリマー系は、高分子化合物の被膜を作ることで、手軽にツヤを出せるものです。
安価で慣れていない人も使いやすいのが特徴です。
しかし、油脂系と同様に、持続期間は比較的短いため、2~3か月に1回程度の頻度で塗り直しが必要です。
ガラス系
ガラス系は、塗装面の上に硬い被膜を作ることで、長期間傷や汚れから車を保護できるものです。
比較的価格が高い傾向がありますが、熱や紫外線に強く、持続期間が長いのが特徴です。
1度塗布すれば、1~3年ほどは効果が持続するため、メンテナンスの手間もかかりません。
おすすめのコーティング剤を紹介
自分でコーティングを施すときにおすすめのコーティング剤を3つご紹介します。
CCI|スマートミストNEO 撥水タイプ
スマートミストNEO撥水タイプは、ナノ粒子のガラス系ポリマーとフッ素系ポリマーを配合しており、高い撥水効果を発揮する商品です。
洗車をしたあと、濡れた状態の車にスプレーして、拭き上げるだけで手軽にコーティングできます。
さらに、固形ワックスと同様の深みのあるツヤを出せるのも特徴です。
価格は280mLで2,000円程度のため、購入しやすいのもうれしいポイントです。
プロスタッフ|CCウォーターゴールド
CCウォーターゴールドは、深いツヤと透明感のある輝きを出せる商品です。
洗車後の濡れた状態のボディにスプレーし、拭き上げるだけで簡単にコーティングできます。
繰り返し使用することで、表面の膜が厚くなり、ツヤが深まります。
ボディだけでなく、窓ガラスやヘッドライト、ホイールやダッシュボードなどにも使用できるため、ほかのコーティング剤を用意する必要もありません。
価格は、300mLで3,000円程度です。
トップラン|ピカピカレインPREMIUM
ピカピカレインPREMIUMは、1度塗るだけで3年間効果が持続するガラスコーティング剤です。
塗ることで硬度9H相当の硬い膜が形成され、傷や汚れから車を守れます。
また、高級感のあるツヤや、水がボディをすべり落ちるほどのなめらかさと撥水性を発揮するのも特徴です。
スポンジで塗ってクロスで拭き上げるだけなので、慣れていない人でも施工しやすいでしょう。
価格は、1万円程度と少し高いものの、持続期間が長く、日頃のメンテナンスは洗車のみで済むためお得です。
まとめ
車のコーティングは、塗装面の上に膜を形成することで、傷や汚れからボディを守る効果があります。
車にツヤを出したり、塗装が劣化するのを防止したりする効果もあるため、愛車を長期的に美しく保てるのが特徴です。
コーティングは、自分で施工するか、業者に依頼して施工します。
依頼する業者や選択するコーティング剤によって、価格や効果、持続期間が異なるため、自分が重視したいポイントに合わせて選びましょう。
定期的に塗り直すのが面倒でない場合は低価格なものを選び、メンテナンスの頻度を少なくしたい人は、価格は高いものの、1~3年効果が持続するものを選ぶことをおすすめします。
コーティングで大切な車を保護し、美しくきれいな状態を保ちましょう。