中古車の値上がりによる買い取り相場への影響は?要因や売り時を徹底解説!

コロナ禍の影響で新車の納期が大幅に遅れていることから、中古車の需要が高まっています。
それに伴い、中古車の値上がりが続いています。

最近では、新車でも販売されている車の中古車の価格が、新車の価格を超える車が出る状況も見られます。

この値上がりの状態は、いつまで続くのでしょうか。

この記事では、中古車の値上がりの要因買い取り相場への影響最適な売却時期などを詳しく解説します。

関連記事:車種ごとのおすすめ中古車を7台紹介!選び方や中古車を買う際の注意点も解説

中古車が値上がりしている要因

中古車が値上がりしている要因は、大きく3つです。

  • 新車の納車遅れで中古車の重要がアップ
  • 感染症防止対策により国内で車の需要が増えた
  • 円安の影響で海外からの需要が増えた

それぞれ詳しくみていきましょう。

新車の納車遅れで中古車の需要がアップ

1つ目の要因は、新車の納車までの期間が延びていることです。

これはコロナ禍の影響で部品供給体制が崩れ、新車の需要に対し生産が追いついていないことが理由です。

また、半導体不足も重なったことで、注文してから納車までに数年かかるケースや、受注をストップするケースも発生しています。

そのため、車を今すぐ欲しい、今すぐ必要だという人は中古車を求めるようになり、中古車の需要が増加したことから値段が上がったと考えられています。

関連記事:中古車の購入から納車までの流れを解説!期間を早めるためにできることは?

感染症防止対策により国内で車の需要が増えた

2つ目の要因は、感染症防止対策により、国内で車の需要が増えた、ことです。

感染症防止対策として、車通勤をする人が増えたほか、地方に本社を移動させた企業も出てきました。
さらにこれまで電車やバスなどの公共交通機関を利用していた人が、車での通勤に切り換えるケースが増えているのです。

円安の影響で海外からの需要も増えた

3つ目の要因は、円安の影響によって海外からの需要が増えた、ことです。

日本の中古車は丁寧に扱われてきたものが多く、従来より海外からの需要がありました。

円安の影響で日本の中古車がお買い得となったため、海外からの需要が急増しています。

中古車相場の今後の動向

中古車価格の値上がりは、今後も続く可能性が高いと予想されています。

2022年11月現在において、世界的に経済の正常化に向けた政策が取られ、コロナ禍の影響は小さくなりつつあると言われています。
しかし、世界的な物流や製造の混乱は収まっておりません。

この混乱が収束するまで、新車の納車遅れは続くでしょう。
したがって、供給能力が正常に戻るにはまだ時間がかかる見通しです。

今後もしばらくは、中古車の価格が高い状態は続きそうですね。

関連記事:なぜ中古車が高騰するのか?その理由と今後の見通しを解説

中古車の値上がりによって買い取り相場も上昇

ここでは、中古車の買い取り相場の動向について解説します。

買い取り価格が上がった車

新車の供給も減り、中古車の在庫も少なくなっていることで、中古車の買い取り価格が上昇傾向にあります。

特に買い取り金額が高い車として、トヨタのハリアーやスズキのハスラーが挙げられます。

これらの車は新車が手に入りにくい状況が続いているため、中古車での需要が高く、買い取り価格も高額になっています。

関連記事:中古車を安く買うためにはどうすればよい?購入のコツや注意点を紹介

古くても人気のある車は買い取り価格がアップ

旧車やレトロブームの追い風を受けて、古くても需要が高く人気のある車は買い取り価格が上がっています。

例えば、1990年代の日産のスカイラインホンダのシビックなど名車と呼ばれる車両は、海外でクラシックカーとして投資対象になります。

したがって、価格が急騰し、買い取り価格も高額となっています。

関連記事:中古車の値引き相場はどれくらい?交渉のポイントなどを解説

中古車を売るのに最適な時期

契約イメージ

中古車は、需要と供給の関係で価格が決まります。

したがって、タイミングを見計らって売らないと損をする可能性があります。

ここでは、中古車を売るのに最適なタイミングと、避けるべき時期を紹介します。

最適な時期は年度末に向けた1月と2月

中古車を売却するにあたって最適な時期は、年度末の前である1月と2月です。

この時期は、3月末の決算期を控える企業も多い、また転勤や就職、入学などのイベントが重なるため、人々のライフスタイルが変わります。
そのタイミングを狙い、各販売店は販売強化と中古車の仕入れに力を入れます。

そのため、この時期に売却に動くことで他の時期より買い取り金額が上がる可能性が高くなります。

また、この時期に売却することは、税金面でもメリットがあります。

自動車税は、4月1日に車の所有者に対し発生する税金です。
3月31日までに売却できれば、自動車税の負担を避けることができます。

関連記事:軽自動車の税金はどのくらいかかる?概要や安く抑える方法を解説

7月や8月も売却におすすめの時期

9月の半期決算を前にした7月や8月も、売却をするのに適した時期といえます。

一般的に9月は、中古車需要が減るとされる時期です。
しかし、四半期の決算を前にセールが行われることもあります。

このセールを狙って購入する人もいるため、7月や8月の時期も販売店が買い取りを強化する傾向にあります。

また、7月はボーナスが支給される時期ですし、8月は大型連休があります。
レジャーや旅行に向けて、車を買い換える人が増える時期でもあります。

これらが理由となり、需要が続くシーズンのため、販売店に高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。

関連記事:中古車の価格が今高いのはなぜ?高くなった背景やお得に購入するコツを解説

避けた方がよい時期は4月と12月

中古車を売却するのに避けた方がよいとされる時期は、新年度が始まる4月年末の12月です。
この時期は、中古車の需要が少ない時期のため、買い取り金額が低くなる傾向にあります。

4月は、年度末の需要を終えてすぐの時期であるため、販売台数が大きく落ち込みます。

また、自動車税の支払いが確定しており、売却したとしても税金の支払いが発生してしまいます。

売却金額が低く、税金の出費が発生することから、この時期での売却は避けた方が無難です。

また、12月は出費が増えるイベントが多いため、中古車の買い換え需要が落ち込み、買い取り金額が低くなる可能性が高くなります。
車の保管ができるのであれば、1月や2月まで売却は見送る方がよいでしょう。

中古車の売却で損をしないコツ

ここでは、中古車の売却で損をしないコツを紹介します。

相場をしっかりチェックして複数社から見積りを取る

中古車の売却で損をしないため、まずは相場をしっかりチェックすることが大切です。

自分の車が、市場で大体どのくらいの値段で販売されているのかを把握した後、店舗での見積りを取りましょう。

1店舗だけでは、適性かどうかの判断がつきません。
複数社から見積りを取ることで、売却金額が適正かどうかを判断できます。

車検の時期や税金の支払いタイミングを考えて売る

車検の時期や税金の支払いタイミングも、車の売却時にチェックしたいポイントです。

自動車にかかる重量税は、年に1回、4月1日時点で車を所有している人に支払い義務が発生します。

そのため、車検が長期間残っている場合や税金を払った直後であれば、買い換えずにそのまま乗る方がお得なケースもあります。

売却のタイミングを、上手に見極めましょう。

買い取り価格を上げるポイントを知る

車の付属品車の外観車内の状態中古車の買い取り価格に影響を与えます。

特に、専用のオプションパーツや貴重な部品がある場合は、売却前にそろえておきましょう。
こうした部品は、廃盤となっていることも多く、そろっていないだけで買い取り価格が下がる可能性もあります。

また、当然ながらボディや車内に手入れの行き届いた車の方が、売却価格は上がりやすくなります。

売却前には、車内外しっかりと掃除をしましょう。

まとめ

この記事では、中古車価格の値上がりの原因や中古車の売り時、売却する際のポイントを紹介してきました。

コロナ禍や円高による影響を受け、販売店側の中古車の買い取り金額は上昇しています。
この傾向は今後しばらく続く見込みのため、車をすぐに手に入れることが難しい状況も続くでしょう。

車の売却にあたっては、最適なタイミングを見極め、損をしないよう計画を立てて進めましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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