「名探偵コナン」登場する国産車4選！第2弾！キャラクターや登場話も紹介

2024.03.29

街を駆け抜けるスポーツカー、事件現場に駆けつけるパトカー、犯人を追跡する黒の組織の車…。
名探偵コナンには、ストーリーを彩る様々な国産車が数多く登場します。

以前は、名探偵コナンに登場する刑事の愛車を5選紹介しました。今回の記事では刑事ではないキャラクターが乗っている国産車を4台ご紹介します！

あの名シーンを思い出しながら、あなただけのカーライフを彩る一台を見つけてください！

INDEX

「名探偵コナン」とは

少年漫画の金字塔「名探偵コナン」は、青山剛昌先生によって1994年から連載されている少年漫画です。高校生の探偵・工藤新一は、黒の組織に薬を飲まされ幼児化し、江戸川コナンと名乗って数々の難事件に挑んでいきます。

緻密な推理とスリリングな展開は、多くの読者を魅了し続けています。新一は、鋭い観察力と論理的な思考力で事件の真相を解き明かしていきます。また、犯人の心理戦や意外なトリックも魅力の一つです。

キャラクターの魅力も、名探偵コナンの大きな特徴です。主人公のコナンだけでなく、ヒロインの毛利蘭、ライバルの服部平次、怪盗キッドなど、個性豊かなキャラクターが物語を彩ります。

新一は、事件を解決することで組織の謎に近づき、元の体に戻ることを目指します。また、蘭との恋愛や仲間との友情を通して、人間として成長していきます。

名探偵コナンは、少年漫画でありながら、深い人間ドラマも描かれています。恋愛、友情、家族愛など、様々なテーマが作品を通して描かれており、読者の共感を呼んでいます。

登場する国産車とキャラクター4選

名探偵コナンでは漫画・アニメ・映画にて実在する車が登場しています。

今回は国産車に絞り、乗っているキャラクターや登場話、車種について紹介します。

トヨタクラウン

「トヨタ・クラウンロイヤル」は、1955年に誕生した、国産乗用車で最も古い歴史を持つ「クラウン」の、ラグジュアリーなシリーズです。
「ロイヤル」の名は、1974年に世代交代した5代目から加わった、当時の最高級グレードの名称「ロイヤルサルーン」に始まります。

シリーズ化したのは1991年に登場した9代目からで、全車3ナンバーの4ドアハードトップでした。10代目では初代以来の伝統だったフルフレーム構造からモノコックボディーとなり、11代目では4ドアハードトップから4ドアセダンとなります。
14代目は2012年12月にデビュー。パワーユニットは、クラウンの上級グレードとしては四十数年ぶりとなる4気筒の、2リッター直噴エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドと、2.5リッターV6＋6段ATの2種あります。

「ロイヤルサルーン」は「国王の大広間」という意味です。

毛利小五郎

米花町に個人経営の探偵事務所を営む、元刑事の私立探偵。工藤新一の幼なじみ・毛利蘭の父です。推理がイマイチのせいで流行らない探偵稼業でしたが、コナンが陰で推理を行い「眠りの小五郎」が定着すると、一躍名探偵の仲間入りします。読み手からしたら「名探偵」ではなく「迷探偵」ですね。お調子者で、酒やギャンブルを好みますが、柔道と刑事時代に培った拳銃の腕前はピカ一。弟子に私立探偵の安室透がいます。

登場話

漫画63巻・アニメ545-546話「霧にむせぶ魔女」で登場します。
アニメ冒頭で薄紫色のクラウンが登場しています。

毛利小五郎は自動車を所有していないため、遠出の際はレンタカーを使用します。
そのためクラウンに限らず様々な車が登場しています。

三菱ランサーエボリューションX

ランサーエボリューションは、三菱自動車工業が生産・発売していたセダン型、およびステーションワゴン型のスポーツカーです。
全シリーズ、生産終了した現在でも人気が衰えることはありません。

登場したシリーズは「ランサーエボリューションX」と推測されています。
ランサーエボリューションXは2007年4月に発表され、同年10月に発売されました。ランサーエボリューションシリーズは「ランエボ」と略して呼ばれますが、ランサーエボリューションXは通称「エボX（エボテン）」と呼ばれています。
キャッチコピーは「その進化は、一瞬で時代を抜き去る」でシリーズの中でも特に人気に火がつきました。

ランサーエボリューションシリーズは下記になります。

ランサーエボリューションI（エボ）
ランサーエボリューションⅡ（エボツー）
ランサーエボリューションⅢ（エボスリーorエボサン）
ランサーエボリューションⅣ（エボフォーorエボヨン）
ランサーエボリューションⅤ（エボゴー）
ランサーエボリューションⅥ（エボロク）
ランサーエボリューションⅦ（エボナナ）
ランサーエボリューションⅧ（エボハチ）
ランサーエボリューションⅨ（エボキュー）
ランサーエボリューションⅩ（エボテン）

毛利小五郎

前述の通り、レンタカーをよく利用する毛利小五郎ですが、今回は同じ回で2台のレンタカーが登場したため紹介します。

登場話

漫画63巻・アニメ545-546話「霧にむせぶ魔女」で登場します。
アニメ冒頭で薄紫色のクラウンが登場しますが、話の内容で登場する伝説の女性ドライバー“銀白の魔女”を誘き出すため、またカーチェイスを行うと息巻き、クラウンではなくランサーエボリューションを借りてきます。

トヨタ　チェイサー

チェイサーは、トヨタ自動車が1977年から2001年まで生産していた中型高級乗用車で、マークII／クレスタの姉妹車です。

マークII3兄弟のなかで、もっともスポーティな設計がされているのがチェイサーです。
ボディの基本スタイリングはピラードの4ドアハードトップでマークIIと同一ですが、全長を短縮することによって慣性重量を軽減し、運動性能を向上しています。

98年まで行われていたJTCC（全日本ツーリングカー選手権）への参戦を十分に考慮した設計です。
エンジンラインアップは3L、2.5L、2L、2.5Lターボのガソリン4種に加えて、1.8Lガソリンが追加されていました。
サスペンションはフロント・リヤともにダブルウイッシュボーン式となります。

キュラソー（黒の組織）

黒の組織の工作員であり、劇場版のオリジナルキャラクターです。劇場版第20作「純黒の悪夢（ナイトメア）」で登場します。白髪でオッドアイと特徴的な外見をしています。ボクシングをたしなむ降谷零と互角の攻防を繰り広げたり、手錠をされた状態で風見裕也を倒したり、また高所から転落している小嶋元太を空中において無傷で救出したりするなど、身体能力が非常に高い女性です。

自動車の運転能力も高く、高速道路を逆走したりします。脳弓に生まれつきの特徴があり、青、白、赤、オレンジ、緑の配色を見ると驚異的な記憶力を発揮する能力があります。一時はその能力を恐れたベルモットに殺されかけますが、ラムにその能力を買われ、右腕となり情報のスペシャリストとして組織に貢献したキャラクターです。

登場話

劇場版第20作「純黒の悪夢（ナイトメア）」で登場します。
高速道路で安室透（降谷零/バーボン）のRX-7、赤井秀一のシェルビーマスタングとキュラソーのチェイサーが時速180kmを出してカーチェイスをするシーンは大迫力でとても印象的なシーンとなります。
爆走しながらも車線変更でウインカーを出す安室透のFDにも注目してみてください。

SUBARU スバル360

スバル360は、富士重工業（現・SUBARU）が開発した軽自動車で、機械遺産に認定された昭和の名車です。スバルブランドの起源となった自動車であり、丸みを帯びた外装から「てんとう虫」と呼ばれています。1958年から1970年までのべ12年間に亘り、約39万2,000台が生産されました。

比較的廉価で、十分な実用性を備え、1960年代の日本において一般大衆に広く歓迎されて、モータリゼーション推進の一翼を担いました。そのため日本最初の「国民車（大衆車）」と考えられています。同時に「マイカー」という言葉を誕生・定着させ、日本の自動車史のみならず戦後日本の歴史を語る上で欠かすことのできない「名車」と評価されています。

沖矢昴 / 赤井秀一

27歳、東都大学工学部で工藤邸に住む謎の大学院生。コナンの勧めで工藤邸に居候する謎の人物で、常に襟の詰まった服を着て首元を隠しています。登場初期は、灰原が沖矢を異常に畏れたり、阿笠邸や毛利探偵事務所を監視・盗聴、煙草を片手にバーボンをロックで飲む姿などから、組織のバーボンと思わせる描写もありましたが、実はその正体は推理力に優れ、狙撃の腕も超一流の赤井秀一なんです。沖矢昴としての愛車は赤のスバル360。