どれくらいならOK?みんなの通勤時間の許容範囲や平均を調査!

通勤時間は、社会で働くうえで多くの人が切っても切れない重要な要素ですが、ストレスとして捉えている方がほとんどではないでしょうか。

「自分の通勤時間は平均より絶対長いと思う」
「この時間が本当に無駄」

こう思いながら通勤している方も多いでしょう。

では、一般的な通勤時間はどれくらいなのかご存知ですか?
自分は到着まで早い方と思っていても案外時間がかかっていたり、逆に平均よりも通勤時間が短い場合もあるでしょう。

今回は平均的な通勤時間などの調査結果を解説します。
これを参考に、仕事場までの通勤方法を見直してみてはいかがでしょうか。

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日本人の通勤時間の平均は片道40分程度で往復だと1時間19分

道路を走る車のイメージ

総務省統計局の調査によると、日本人の通勤時間は平均して往復1時間19分であるとのことです。

片道だと40分程度が日本人の平均通勤時間と言えるでしょう。

これは一つの目安になりますが、地域や交通手段によってかなりのばらつきがあるのでさまざまな角度からの検討が必要です。

参考元:総務省統計局

地域による差

日本人の平均通勤時間は往復で1時間19分ですが、先述の通り地域によるばらつきがあります。

都市部ほど通勤時間が長い傾向にあり、特に東京都への通勤が多いと思われる神奈川県、千葉県、埼玉県でTOP3を占めており、東京都自身も4位にランクインしています。

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通勤時間が長い都道府県ランキングTOP10

1位 神奈川県1時間45分
2位 千葉県1時間42分
3位 埼玉県1時間36分
4位 東京都1時間34分
5位 奈良県1時間33分
6位 大阪府1時間25分
7位 兵庫県1時間21分
8位 京都府1時間20分
9位 茨城県1時間19分
10位 愛知県1時間19分

通勤時間が短い都道府県ランキングTOP10

1位 大分県57分
2位 鹿児島県58分
3位 島根県58分
4位 秋田県58分
5位 青森県58分
6位 宮崎県59分
7位 鳥取県59分
8位 福井県59分
9位 佐賀県1時間
10位 山形県1時間

こうしてみると神奈川県と大分県で48分間の差があります。

人によっては48分で往復できるかもしれないことを考えると深刻な問題のような気もします。

また、平均値の1時間19分が10位の値と同等なことから、上位の都道府県の人口が多すぎることも懸念点として挙げられるでしょう。

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日本の通勤手段の割合

日本全国での通気手段の割合では、以下のようになります。

自家用車44.3%
オートバイまたは自転車15.6%
鉄道・電車14.0%
徒歩7.4%
鉄道・電車・乗り合いバス4.2%
鉄道・電車・自転車またはオートバイ4.0%
乗り合いバス2.8%

通勤時間トップの神奈川県は以下の通りです。

自家用車22.1%
オートバイまたは自転車12.5%
鉄道・電車27.5%
徒歩8.1%
鉄道・電車・乗り合いバス13.1%
鉄道・電車・自転車またはオートバイ4.7%
乗り合いバス3.7%

一方、通勤時間が最も短い大分県では以下のような回答数となりました。

自家用車62.4%
オートバイまたは自転車15.8%
鉄道・電車1.8%
徒歩8.8%
鉄道・電車・乗り合いバス0.4%
鉄道・電車・自転車またはオートバイ1.0%
乗り合いバス3.4%

神奈川県と大分県では、公共交通機関や車通勤の割合に大きな差があります。

これが、通勤時間に影響していると考えられます。

車通勤の方が渋滞に巻き込まれて時間がかかりそうな印象ですが、どうやらそうではないようです。

通勤時間の許容範囲は?

さまざまなメディアが通勤時間の許容範囲を調査していますが、多く見られた回答は「片道1時間以内(往復2時間以内)」という声です。

平均値から考えると許容範囲内の方が多そうですが、中には「片道2時間かかる」という方もいます。

車通勤が許される環境だと通勤時間が短くなる傾向にあるのですが、公共交通機関を使用しないといけない方は通勤時間が長くなり、ストレスを感じているケースが多いようです。

転勤した時は要注意

失敗して落ち込む人のイメージ

全国を転勤するような方は、一気にライフスタイルが変わります。

車社会から上京してきたり、逆に電車通勤が当たり前だった方がマイカー通勤になるなどの現象が起こります。

ただでさえ慣れない土地なのに時間の使い方まで変わってくることで相当の負荷がかかることがままあります。

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ストレスを減らす通勤手段

ここでは、ストレスをあまり溜め込まないようにする方法をお伝えします。

交通手段によるストレスを分析する

通勤手段によってストレスの度合いが異なります。

自家用車やバイクを使用する場合は、渋滞や駐車場の問題が発生する可能性があります。

一方、公共交通機関を利用する場合は、混雑や遅延がストレスとなる場合があります。

無理のない出発時間に変更する

通勤時間帯の混雑状況を避けるため、早めの出発時間や遅めの出発時間を選ぶことができます。
ピーク時を避けることで、混雑や待ち時間を減らし、ストレス緩和につながるでしょう。

しかし、早起きがストレスになっている場合は混雑と早起きを天秤にかけて考慮する必要があります。

距離と所要時間を見直す

自宅と職場の距離や所要時間も通勤ストレスに影響します。

通勤時間が長い場合は、疲労感や時間の浪費感が生じる可能性があります。
車通勤に変えることや、逆に公共交通機関を利用するなどの変更が必要かもしれません。

そもそもの距離が遠すぎる場合は引越しも視野に入れておいた方が良いでしょう。

通勤時間が長いことによる注意点

居眠り運転

通勤時間を勉強にあてている、など有意義に使っていて、かつそれが苦痛ではない人にとってはなんてことはない時間でしょう。

しかし、そうではない人にとっては通勤時間は憂鬱でしかありません。

毎日出社する社会人の場合、週のうち5日も憂鬱な通勤時間を耐えなければなりません。

往復2時間弱かかっているのであれば、合計すると10時間も憂鬱な気分で電車に揺られている状態です。

当然、ストレスが溜まっても仕方ありません。

現に、あるデータではうつ病の症状がある人は通勤時間が30分未満の人と比べて60分以上だと16%以上多いことが分かったのだとか。

条件について言及されていないため、データとして信用が足りない部分はありますが、通勤時間が長い人の多くが日常的に精神的・肉体的なストレスを受けていることは、想像に難くありません。

少しでも通勤時間の長さが気になる場合は、無理せず通勤方法の変更や転職なども視野に入れると良いでしょう。

体を壊してしまうと本末転倒です。

短期間で通勤手段が変わるならカーリース

転勤が前提の会社にお勤めであれば、数年でまた転勤となるかもしれません。

そうすると車を購入して車通勤に切り替えてもすぐに不要になってしまう場合もあります。

そのような場合に活躍するのがカーリースです。なぜなら契約期間を過ぎると返却することができるからです。

参考元:カーリースとは|ポチモ

カーリースとは?

カーリースとは、車を月々の定額料金で一定の期間借りられるサービスです。

そのため、初期費用を抑えられ、車検やメンテナンス料を月々の定額料金に含めることもできます。

また、急な出費やボーナス払いのような大きな支払いを心配することなく、毎月一定の支払額で乗ることが可能です。

車を購入する場合と異なり、車の所有権はリース会社にあります。
そして、契約内容によりますが、一般的には契約終了時に車両を返却します。

通勤時間が苦痛な方や、転勤の内示が出た方はぜひカーリースをご検討なさってはいかがでしょうか?

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