ワゴンRは燃費が悪いといわれる原因は?

軽自動車の購入を検討している人の中には、「ワゴンRって燃費が悪いって聞くけど実際どうなの?」とワゴンRの燃費性能に関して詳しく知りたい人もいるでしょう。

初代の登場から現在に至るまで進化を重ねてきたワゴンRですが、なぜ燃費が悪いといわれてしまうのでしょうか。
この記事では、ワゴンRの燃費が悪いといわれてしまう原因に触れつつ、カタログ燃費や実燃費を紹介していきます

また、他車との比較も行っていますので、本当にワゴンRの燃費は悪いのか確認をしていきましょう。

ワゴンRの燃費が悪いといわれる原因は何か?

初代ワゴンRのカタログ燃費は15.6km(10・15モード)でしたが、現在では31.0km/L(JC08モード)と大幅に改善されています。燃費性能は上がっていますが、旧式の印象があるため、燃費が悪いといわれていると予想されます。

JC08モードとは、2009年10月以降に発売される新型車に義務付けられた燃費の表示方法です。
従来の10・15モードよりも条件が厳しいものとなっています。

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ワゴンRのカタログ燃費を紹介

ワゴンRには、ガソリン車(FX)とモーターでアシストするハイブリッド車の2種類があります。
駆動方式は2WDと4WDがあり、トランスミッションはガソリン車にはCVT(無段変速機)に加えて5MTの設定もあります。

ワゴンRのWLTCモードカタログ燃費は以下の通りです。

ハイブリッドFX-S駆動方式:2WD駆動方式:4WD
WLTCモード(km/L)25.224.2
市街地(km/L)23.022.3
郊外(km/L)26.525.1
高速道路(km/L)25.424.5
※参考元:ワゴンR|諸元表
FX駆動方式:2WD(CVT)駆動方式:4WD(CVT)
WLTCモード(km/L)24.423.2
市街地(km/L)20.219.6
郊外(km/L)26.224.8
高速道路(km/L)25.524.1
※参考元:ワゴンR|諸元表
ハイブリッドZX駆動方式:2WD(CVT)駆動方式:4WD(CVT)
WLTCモード(km/L)25.224.2
市街地(km/L)23.022.3
郊外(km/L)26.525.1
高速道路(km/L)25.424.5
※参考元:ワゴンR|諸元表
ハイブリッドZT駆動方式:2WD(CVT)駆動方式:4WD(CVT)
WLTCモード(km/L)22.520.9
市街地(km/L)19.518.4
郊外(km/L)24.222.3
高速道路(km/L)22.921.3
※参考元:ワゴンR|諸元表

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ワゴンRの実燃費を紹介

実際に車を利用している人によって投稿された情報がまとめられている「e燃費」というWebサイトによると、ワゴンRの実燃費は下記の通りです。
実際に購入を検討する際の参考値として確認しておきましょう。今回は駆動方式ごとに分けています。

ワゴンRの実燃費(2WD)

グレード
/トランスミッション
カタログ燃費
WLTCモード
(km/L)
実燃費
(km/L)
ハイブリッドFX/CVT24.424.06
FX/5MT24.824.10
※参考元:e燃費|ワゴンR

ワゴンRの実燃費(4WD)

グレード
/トランスミッション
カタログ燃費
WLTCモード
(km/L)
実燃費
(km/L)
FX/CVT23.216.02
FX/5MT23.024.21
※参考元:e燃費|ワゴンR

他社の人気軽自動車との比較

スズキ ワゴンR:ハイブリッドZX/2WD
ダイハツ タント:カスタムRS/2WD
ホンダ N-WGN:G/FF

ワゴンRタントN-WGN
WLTC
モード(km/L)
24.421.223.2
市街地
(km/L)
20.219.520.1
郊外
(km/L)
26.222.625.1
高速道路
(km/L)
25.521.123.6
※参考元:タント|諸元表
※参考元:ホンダ|N-WGN|諸元表
※参考元:ワゴンR|諸元表

上記よりワゴンRの燃費は他社の人気車と比較しても遜色ないことがわかります。

ワゴンRは、スズキ独自の軽自動車用ハイブリッドである「マイルドハイブリッドシステム」やエンジンが停止するアイドリングストップも搭載されています。そのほか、モーターのみで走行可能であることなどさまざまな燃費向上に向けた改善が行われています。

他の人気車にも燃費向上のための技術が詰め込まれていますが、これらからわかるようにワゴンRが特筆して燃費が悪い車というわけではありません。

燃費を改善するためのポイントとは

カタログに記載されている燃費は、ひとつの目安として認識しておきましょう。

同じ車であっても、運転手や環境が違えばガソリンの消費量は大きく変わります。
ここでは、燃費を改善するポイントを4つ紹介していきます。

燃費の悪い運転をしている

急発進や急停車は安全面だけでなく、燃費にも影響しますのでなるべく控えましょう。

急発進は一気にエンジンの回転数が上がるため、通常よりも多くの燃料を消費します。
停止状態からの急発進だけではなく、高速道路を走行中に急加速するのも同様です。

一方、急停止は一見して燃費には関係ないように思われがちですが、エンジンブレーキを活用せず一気にブレーキをかけることにより、それまでに使った燃料を無駄にしてしまっています。

燃費が悪いと感じている人は自身の運転を見直してみてください。
緩やかに発進し、停止時には早めにアクセルペダルから足を離してエンジンブレーキを使ってゆっくり停止することを心がけるだけで燃費は大きく改善されるでしょう。

また、同様の理由から信号や交差点では発進と停止を繰り返す機会が多くなるため、普段使っている道を見直すのもおすすめです。

ゆっくり走りすぎている

急発進・急停止をしないよう、ゆっくり走ろうとする人もいますが、こちらも度を超えると燃費を悪くする原因になります。

理由としては、速度を出さない運転であれば消費燃料は少なくなりますが、その分目的地まで時間を要してしまいます。
また、ゆっくり走ることにより信号で停止する回数が増えてしまうことも考えられます。
燃費は安定した速度で走り続けることで向上するため、適切な速度で運転することを心がけましょう。

車体が重くなっていないか確認

ワゴンRの車両重量は730~850kgですが、ライバル車であるタントの880〜980kgと比較すると軽い車です。

車両重量がすべてではないですが、車両が重い場合は燃料を多く消費するため燃費が悪くなります。

また、普段使用しない荷物を車に積んだままにしている人は車から出すとよいでしょう。
燃費改善をしたい人は、車に余計な荷物が積み込まれていないか見直してみることをおすすめします。

タイヤの空気圧が足りていない

運転方法や荷物の見直し以外に、車そのもののコンディションをチェックすることを忘れてはいけません。

とくにタイヤの状態は、燃費に影響するため、確認が必要です。
タイヤの空気圧が少なければその分動かすのに燃料を消費するほか、グリップ力が足りなければ路面を掴むことができず、速度を出すのに必要以上にアクセルを踏み込むことになります。

関連記事:車検に通るタイヤの溝は何mm?スリップサインについても紹介

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まとめ

交渉イメージ

ワゴンRは、1993年の初代の登場から現在に至るまで四半世紀以上もの間売れ続けているスズキを代表する軽自動車です。
昔からある車種であることから燃費が悪い印象を持っている人もいますが、実際の燃費性能は日々進化しており、これはカタログ燃費や実燃費を見ても確認できます。

また、本記事でも紹介したように、ワゴンRの燃費性能はライバル車と比較してもあまり差がないことがわかります。
同じ車種でも運転手や環境によって燃費は大きく変わるため、燃費の消費が速いと感じている人は本記事で紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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