車内の暑さ対策｜夏を快適に過ごす方法や注意点を紹介

夏は車内が暑くなり、億劫なだけでなく熱中症などの危険性も高くなります。

外に出た時に照りつける日光で嫌になって、車内の暑さを思い出してさらに嫌になる方も多いでしょう。

今回は、夏の車の暑さ対策や注意点、おすすめグッズなどを紹介しますので、ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。

今年の夏こそ快適なカーライフを過ごしましょう。

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車に乗る前の暑さ対策

まずは、おそらくほとんどの人が暑さを感じる「車に乗る前」の対策から紹介していきます。

具体的には、以下のような対策を試してみてください。

• 車を日陰に駐車する。
• 空気を入れ替える。
• 車に水をかける。
• エアコンと窓を使って空気を入れ替える。

車を日陰に駐車する

当たり前かと思われそうですが、日陰に駐車することで日光が入りにくくなり、気温の急激な上昇は避けられます。
駐車場が空いていればの話にはなりますが、日陰に駐車したほうが良いでしょう。

気温35度ほどの日向に当たった状態で2時間車を駐車しておくと車内の温度が60℃近くまで上昇するケースもあるようです。

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ドアを使って空気を入れ替える

乗り込む前に、車内の温度を早く下げる方法として、空気の入れ替えがあります。

まず助手席側後部ドアを開け、運転席側のドアを軽く5〜6回開け閉めすることで、温度を少し下げることができます。

車の対角線上に空気の出入り口を作ってあげ、外の空気との入れ替えを効率的にします。

進化系として、全てのドアを全開にする方法もあります。駐車場の空き具合によっては試してみてください。

エアコンと窓を使って空気を入れ替える

上記と理屈は似ていますが、車に乗る前に、エアコンと窓を使って空気を入れ替える方法もあります。

車の全ての窓を全開にして、エアコンを外気導入に設定してエアコンをかけると空気の入れ替えができます。

内気循環だと意味がないので注意しましょう。

車に水をかける

車のボディはほとんどが鉄で金属なので、熱を吸収しやすいため、外気温の影響を受けやすく、車内の温度が上昇してしまいます。

水を1分間ほどかけることで、車内の温度も下げることができます。
外ではやりにくいのが難点です。

少しだけ窓を開けておく

あまりおすすめしませんが、少しだけ窓を開けておく方法もあります。

防犯の対策をしっかりしなければなりません。

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最速で車内の温度を下げる方法

最速で温度を下げる方法としては、「窓を全開にしてエアコンをかけて走る」です。

乗り込む時の暑さは我慢しなければなりませんが、時間をかけず、環境を問わずに適温になる方法としてはこの手法が最適といえます。

さらに言うと、走り出しの時は窓を全開にしてエアコンを外気導入の低めの設定にします。空気が入れ替わった2分ほどを目安に、内気循環に切り替えるとより早く温度を下げることができます。

車内の暑さ予防おすすめグッズ

ここからは道具を使っての暑さ対策を紹介します。

以下のようなグッズを活用することで、車内の温度を下げることができます。

サンシェード

基本のグッズで、効果もそこそこあります。

値段もそこまで高くはないのでとりあえずあって損はないでしょう。

車種によってはフロント、サイド、リア全てのサンシェードがセットになったものが販売されています。

窓用断熱スプレー

意外と値段が高いのですが、断熱スプレーをしておくのも効果があります。

冬には寒さ対策にもなるので通年使えるのがメリットです。

ハンドルカバー

ハンドルが熱くて握れない経験は誰しもがしたことがあるかと思います。

ハンドルが握れなければ、上記の最速で温度を下げる方法も使えないという困ったことになりますので、あったほうが良いでしょう。

かわいいデザインのものもあり、自分の好みのものが選べるのも嬉しいポイントです。

クールシートクッション

クールシート、シートクーラーなどと言われることも多いですが、シートの通気性をあげたり、クーラーが内蔵されたクッションのことで、クッション周りを冷やすことができます。

車用扇風機

車用扇風機は、そこまで大きくなく、エアコンが効き始めるまでしっかりと冷やしてくれます。

首かけの扇風機が普及し出したので、そこまで重要性は高くないかもしれません。

チャイルドシートカバー

車内が冷えたと思っていても、チャイルドシートが熱い可能性があります。

そのリスクを軽減してくれるのがチャイルドシートカバーです。

大人が大丈夫と思っていても、実は温度が高かった、ということもあるので、お子様のいるご家庭には必須かもしれません。

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車のエアコンをつけっぱなしにするのはNG

エアコンをつけっぱなしにしておくと確かに温まりはしませんが、バッテリーをはじめとする色々なデメリットが大きいので、やめておいたほうがいいでしょう。

バッテリー上がり

エアコンをつけっぱなしにしておいた場合、バッテリーは上がりは30分程度で起こることもあります。

バッテリーへの負荷以外にも以下のようなデメリットがあります。

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燃費が悪くなる

エアコンのコンプレッサーは、エンジンの動力を使って冷媒を圧縮し、冷気を発生させます。
そのため、エアコンをつけていると、エンジンに負荷がかかり、燃費が悪くなります。

エアコンのコンプレッサーが故障する

エアコンをつけっぱなしにすると、コンプレッサーが過熱されます。コンプレッサーは、冷媒を圧縮する際に熱が発生します。

この熱を放散するために、コンプレッサーには冷却ファンが付いていますが、エアコンをつけっぱなしにすると、冷却ファンが追いつかなくなり、コンプレッサーが故障することがあります。

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まとめ

近年は毎年のように猛暑日が続きます。

今回ご紹介した対策を参考に、熱中症に気をつけ、今年の夏も乗り切りましょう。