クーペとは?他の車種との違いやメリット・デメリットを紹介

近年ではミニバンやSUVなどのファミリー向けの車や運転の苦手な人でも操作がしやすいコンパクトカーが人気を集めているようです。

しかし一方で、小型の自動車としてスタンダードなボディタイプであるクーペも幅広い年齢層から未だ根強く支持されています。

しかし、車にあまり詳しくない方は「クーペ」といわれてもあまりピンとこない方が多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、クーペとはどのような車種なのか、他の車種と比べてどのような違いがあるのか、メリットやデメリット、クーペはどんな人のおすすめの車種なのかなどを解説しますので参考にしてください。

クーペを乗りこなすと「レベル高いね」と尊敬されること間違いなしです。

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クーペの概要について

日産(NISSAN) GT-R Premium edition T-spec MY2024_05
GT-R 2024年モデル 出典:日産自動車株式会社

クーペは、フランス語で2人乗りの箱馬車を意味する「coupé(クペ)」が語源です。

運動性能の高さや、スタイリッシュで流線型のスポーティなデザインが特徴で、運転を趣味として楽しみたい層を中心に人気を集めています。

車体はセダンと同様にエンジンルーム、車内空間、トランクルームの3ボックスタイプとなっています。
1列シートの2ドアスタイルが一般的ですが、後部座席を設置した4人乗り2列シートの仕様も見られます。

国産車では、一例として以下のような車が挙げられます。

  • トヨタ GRヤリス
  • トヨタ 86
  • トヨタ スープラ
  • 日産 GT-R
  • 日産 フェアレディZ
  • マツダ ロードスター
  • スバル BRZ
  • レクサス RC

クーペは余計な機能が少なく、走行性能に特化していることから各メーカーより最先端技術がいち早く組み込まれることが多い点も特徴の1つです。

最新モデルのクーペではハイパワーエンジンや運転支援システムなどの最先端技術が搭載されています。

なお、クーペはさらに細分化されており、主に以下の3タイプに分けられます。

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ノッチバック・クーペ

エンジンルーム、車内、ラゲッジスペースが区切られて独立しているタイプです。

車外からのみ荷物を積み込むことができ、エンジンルームが独立しているため車内は静かで、いわゆる3ボックスと同じ意味です。

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ファストバック・クーペ

車体の後部が流動的なデザインで、スポーツカーのような見た目のタイプです。

車体の天井部分から後部にかけての流動的なデザインを「ファストバック」と呼ぶことに由来しています。

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カムテール

車体後部を切り落としたようなデザインが特徴です。

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クーペと他の車種との比較・違いについて

トヨタGRスープラGT4 EVO
トヨタGRスープラGT4 EVO 出典:トヨタ自動車株式会社

ここでは、クーペと特に混同されやすいセダンとの違いについて解説していきます。

セダンとクーペはどちらも車高が低い3ボックスタイプの車種ではありますが、大きな違いとして挙げられるのが「ドアの数」「設計コンセプト」の2点です。

セダンは4ドア、クーペは2ドアが主流となります。

セダンはどの座席へも乗り入れがしやすいよう4ドアが採用されています。

一方、クーペは空力抵抗を考慮したボディラインを維持するために2ドアが採用されています。

4ドアクーペなどの例外もありますが、基本的にはドアの数を見れば見分けられるでしょう。

また、セダンは安全性や居住性などの安定性を重視して設計されているため、高級志向の車が多い傾向にあります。
要人などの移動の際には黒塗りのセダンが使われることもよく目にします。

一方で、クーペはデザイン性や走行性を重視して設計されており、趣味として運転を楽しむイメージが強い車種です。

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クーペのメリットとは?

レクサスRC
レクサス RC 350 出典:LEXUS

ここでは、クーペを保有することで得られるメリットを紹介していきます。

ドライビングが安定する

クーペは車高が低く流線的なデザインであるため、重心が低く安定する点に加えて空気抵抗を抑えることができます。

そのため、風などの外的な影響を受けることが少なく、走行中に自動車が揺れることは滅多にありません。

ただし、長い距離のドライブでスピードを出している場合では、車体が揺れて身体に大きな負担を感じることがあります。
車酔いを起こして体調が悪くなるケースも考えられますので、車外のコンディションも気にしながら出掛けるように心掛けましょう。

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デザインがカッコよく美しい

クーペは車高が低くスポーティな流線形の見た目をした車体が多く、走りのために無駄のない美しい外観を楽しむことができます。

デザイン性を重視する人にとっては魅力のある車種です。

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クーペは最新機能が充実している

各メーカーにおいて、クーペをフラッグシップモデルとする傾向にあります。

そのため、クーペには走行性能の最新機能が搭載されていることが多くあります。
最新機能を使いこなしたい人や車の走行性を楽しみたい人にとっては、クーペをおすすめできます。

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クーペのデメリットとは?

ここでは、クーペについての主なデメリットを紹介していきます。

クーペは後部座席が狭い

クーペは基本的には2ドアで乗車定員2名の仕様となります。

しかし、種類によっては後部座席が設けられている場合があります。

後部座席は人間が座るために作られてはいますが、セダンやミニバンのように広くはありません。
足元のスペースはとても狭く、最悪の場合、膝を抱えながら乗ることになります。

また、クーペは2ドアなので乗り降りの際にも不便を感じます。
車体の低さも相まって、足腰に不安を感じる人にとっては苦痛となるでしょう。

このように、クーペは大人数で乗ることを想定して作られているわけではありません。

そのため、乗車定員の多さを求める人にとっては欠点だと言えます。

積載量が少ない

クーペは積載量が少ないことも欠点です。
ラゲッジスペースがないことはありませんが、他の車種と比べると決して広いとは言えません。

それに加えて、リアハッチが斜めになっているため、身長の高い荷物も積み込むことはできません。
そのため、レジャーに出かけたり荷物の運搬目的で使用したりするのには向いていないと言えます。

クーペは維持費が高い

クーペは排気量の多いエンジンを搭載されていることが多いです。

そのため、ガソリン代に加えて自動車税も高額になります。
排気量が3.0Lよりも大きくなると自動車税は58,000円になるので、決して安いとは言えません。

また、クーペは車体価格が高い車種としても知られています。

そのため、予算をかけられない人にとっては欠点となるでしょう。

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クーペはどんな人におすすめの車種か?

ロードスター
マツダ ロードスター特別仕様車「Brown Top」出典:マツダ 株式会社

クーペの魅力はなんと言っても走行性とデザイン性の高さにあります。

セダンと同様に重心が低く安定した走行が可能であり、風の抵抗も受けにくい構造であることから、運転のスピード感や操作性を目いっぱい楽しみたい人におすすめできます。

また、走行性能に関して最先端技術がいち早く組み込まれることが多いため、ハイパワーエンジンや運転支援システムなど最先端技術を利用したい人にもピッタリの車種です。

車高の低さに加えて独特の流線型を用いたデザインであるクーペは、外観がオシャレであることから「一度は乗ってみたい車種」と称されることもあり、街中で走っていても目を引く存在です。

他の人とは違う車に乗りたいというこだわりを持つ人にとっては選択肢が広く、おすすめの車種です。

クーペSUVという選択肢

クーペとは別に、クーペSUVも人気です。

スタイリッシュなデザインと走行性の高さにプレミアム感も相まって、総合的な価値を高めています。

4枚のドアがあることもメリットの一つということができますが、一方で、それゆえに後部座席の空間が狭いと感じられてしまいます。

クーペSUVと言われてもすぐにはイメージがわかない、という方は、ホンダのヴェゼルやマツダのCX-3、三菱のエクリプスクロスなどを思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。

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まとめ

NISSAN GT-R NISMO MY2024
NISSAN GT-R NISMO MY2024出典:日産自動車株式会社

この記事では、クーペについて概要やセダンとの違い、メリットやデメリット、どんな人におすすめの車種であるかについて解説してきました。

クーペは車高が低く流線型の外観上の特徴が示す通り、重心が低く安定した走行性を楽しむことができる車種です。

また、乗車定員は2名で荷物も多く載せられないため実用性には欠きますが、最新技術が搭載されていることも多く、車の根本的な部分の楽しさを堪能することができます。

クーペの購入を検討する際には、機能面とデザイン面に徹底的にこだわって選びましょう。

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この記事を書いた人

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