クーペSUVとは?人気の理由やおすすめの3台を紹介
近年の自動車業界ではSUVの人気が高いですが、中でも特に人気が高いのが「クーペSUV」と呼ばれるモデルです。
クーペSUVがどういった特徴を持つ車なのか想像できない人も多いでしょう。
クーペなのかSUVなのかよくわからないネーミングです。
今回は、クーペSUVの特徴や人気の理由、またクーペSUVの中でおすすめの車などを紹介しますので、ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。
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INDEX
クーペSUVとはどのような車種なのか?
クーペSUVは、その名の通り「クーペ」と「SUV」の特徴を持つ車のことです。
明確な定義があるわけではありませんが、一般的にルーフラインがリアに向かって下がっているようなデザインのSUV車をクーペSUVと呼びます。
SUVの走りの力強さとクーペの美しいフォルムをかけ合わせたクーペSUVは日本国内だけでなく、欧州でも高い人気を誇ります。
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クーペSUVが人気の理由とは?
クーペSUVが多くの人から支持されている理由はさまざまですが、大きな理由の一つがデザインのスタイリッシュさです。
前方から後方へ流れるような美しいデザインは、他の車種ではあまり見られない形といえるでしょう。
また走行性の高さもクーペSUVが人気を集めている理由の一つです。
一般的なSUV車の場合、車体が大きく走行も重たい印象を与えることがあります。
一方で、クーペSUVはクーペの車体の低さを取り入れているため、比較的走行性能が高く、きびきびとした走りを実現していることから、より運転を楽しめるでしょう。
また車高が低いということは、重心が低くなり車体が傾きにくくなるというメリットもあります。
安全性能の高さも魅力の一つです。
加えて、SUV特有の室内空間の広さはそのままです。
荷物が多いときや大きな荷物を搭載するときなどでも、問題なく搭載できるでしょう。
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クーペSUVの中でおすすめの3台を紹介
クーペスタイルの概要や支持されている理由を理解した上で、実際にどういった車があるのか気になる人もいるでしょう。ここでは、おすすめのクーペSUVを3台紹介します。
ホンダ|ヴェゼル
ヴェゼルはホンダから販売されているクーペSUVです。2021年にフルモデルチェンジが行われ、2021~2022年の「日本自動車殿堂カーデザインオブザイヤー」に選ばれています。
エクステリアのデザインに関して、クーペのようなフォルムを維持しつつ、広々とした視界を確保するために「スリー&ロングキャビン」を採用しています。水平基調のデザインは多くの人から支持されています。
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メーカー | ホンダ |
車名 | ヴェゼル |
ボディタイプ | SUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,330 × 1,790 ×1,580~1,590 |
車両重量(kg) | 1,250~1,450 |
総排気量(cc) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 40 |
駆動方式 | FF・4WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付) |
カラー (全12種) | ・プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック ・メテオロイドグレー・メタリック&ブラック ・ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー ・サンドカーキ・パール&ブラック ・クリスタルブラック・パール&シルバー ・プレミアムサンライトホワイト・パール ・プレミアムクリスタルレッド・メタリック ・プラチナホワイト・パール ・メテオロイドグレー・メタリック ・サンドカーキ・パール ・クリスタルブラック・パール ・ミッドナイトブルービーム・メタリック |
マツダ|CX-3
CX-3はマツダから販売されているクーペSUVです。
洗練された見た目だけでなく、内装にこだわって作られている点もCX-3の魅力の一つです。
ディスプレイの位置を工夫して、運転者のわき見を防止するようなレイアウトになっています。
また踏みやすいペダルの位置や自然と骨盤が上がるよう設計されたシートなど、細かな部分まで配慮された作りになっており、運転のしやすさを感じられるでしょう。
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メーカー | マツダ |
車名 | CX-3 |
ボディタイプ | SUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,275×1,765×1,550 |
車両重量(kg) | 1,210~1,370 |
総排気量(cc) | 1,496・1,756 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン・軽油 |
燃料タンク(L) | 44・48 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | 6EC-AT・6MT |
カラー (全12種) | ・ソウルレッドクリスタルメタリック ・プラチナクォーツメタリック ・ジェットブラックマイカ ・セラミックメタリック ・スノーフレイクホワイトパールマイカ ・プラチナクォーツメタリック(ブラックキャビン) ・ソウルレッドクリスタルメタリック(ブラックキャビン) ・セラミックメタリック(ブラックキャビン) |
三菱|エクリプス クロス
エクリプスクロスは三菱から販売されているクーペSUVです。上質感あふれる洗練されたデザインで支持を集めています。
三菱独自の車両運動統合制御システムである「S-AWC」が搭載されている点が特徴の一つです。
ドライバー操作と車両の状態を検知して駆動力の配分やブレーキ制御量を決めることで、走行性の高さを実現しています。
また路面状況に合わせた適切な運転モードを選択することも可能です。
「NORMALモード」「SNOWモード」「GRAVELモード」「TARMACモード」の中から適切なモードを選べます。
※TARMACモードはPHEVモデルにのみ搭載
メーカー | 三菱 |
車名 | エクリプス クロス |
ボディタイプ | SUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,545 x 1,805 x 1,685 |
車両重量(kg) | 1,450~1,920 |
総排気量(cc) | 1,498・2,359 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 43・60・63 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | INVECS-III8速スポーツモードCVT |
カラー (全12種) | ・ホワイトダイヤモンド ・レッドダイヤモンド ・ライトニングブルーマイカ ・ブロンズメタリック ・スターリングシルバーメタリック ・チタニウムグレーメタリック ・ブラックマイカ |
クーペSUVを選ぶ際のポイント
クーペSUVの特徴や種類についての理解は深まったものの、どう選べばよいか分からないという人もいるでしょう。
まずは、自身が希望する条件や使用用途を明確にすることが大切です。
デザインを重視するのであれば、クーペSUVはおすすめの車種の一つといえるでしょう。
一方で、小回りのよさを重視するのであれば軽自動車の方が優れているといえます。
自身が何を重視するのかを事前に洗い出し、クーペSUVが希望条件に合うのかを照らし合わせてみてください。
また予算面も考慮する必要があります。
軽自動車やコンパクトカーなどと比較して、クーペスタイルSUVはやや価格が高い傾向にあることも覚えておきましょう。
まとめ
クーペSUVは洗練されたデザインや走行性の高さから、多くの人に支持されている車種といえます。
また室内空間も広々としているため、実用性も優れているといえるでしょう。
各自動車メーカーからさまざまな種類のクーペSUVが販売されています。
自身に合った車を見つけて、日々の運転を楽しいものにしましょう。