歴代クラウンの内装をいつクラの8代目から画像で紹介!ゼロクラや今のクロスオーバーも!
2022年に16代目クラウンが発売されました。
先行で「クロスオーバー」モデルが販売されており、残りの3モデルである、「スポーツ」「セダン」「エステート」はまだ未発売です。
コンセプトを思い切り変えた4モデル展開ということもあり、驚いた方や期待感の高まった方、SUVのクラウンなんて認めない!という方など、思いは人それぞれでしょう。
今回はクラウン最高傑作とも言われる8代目クラウンから内装にフォーカスを当ててご紹介します。
発売当初の思い出を感じながら、懐かしんで頂けたら幸いです。
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INDEX
クラウンの最高傑作|8代目クラウン(1987年)
8代目クラウンは1989年からのCMのキャッチコピーである、「いつかはクラウンに、その想い、今こそ…」のフレーズが大ヒットし、「いつクラ」と呼ばれ憧れの存在でした。
今でもトヨタのフラッグシップモデルであるクラウンですが、「いつかは乗りたい」という思いを最も受けていたモデルと言えるでしょう。
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カーナビ機能のあるエレクトロマルチビジョンではCD-ROM情報を扱っており、技術面でも最先端を行っていました。
シートもアームレストが全席扱えるようになっており、特別感が漂っています。
バブル景気の後押しもあり、月間販売数でカローラを上回っていた時期もあり、カローラやマークⅡに次ぐ販売台数となりました。
クラウン マジェスタ|9代目クラウン(1991年)
9代目に名称に変更があり、ハードトップモデルは「ロイヤルシリーズ」、スポーティモデルは「ロイヤルツーリング」と名付けられました。
新たに発売された上級モデルは「クラウン マジェスタ」の名称がつけられ、クラウン史上初のモノコックボディが採用されました。
今でもかつての高級車として通用する「マジェスタ」の名称が登場したのはこの代ですが、発売当初は9代目クラウン自体が8代目より抑えたデザインになっており、批判の声もありました。
4代目のクジラクラウン以来の失敗作とまで揶揄されることもあり、またもやセドリック、グロリアに苦戦を強いられる形となります。
美しく走る|10代目クラウン(1995年)
モノコックボディの展開により軽量化、マークⅡと同じプラットフォームを使用するなど、明らかに運動性能の向上をしたモデルです。
CMでも「美しく、走る。日本のクラウン。」と謳われるなど、走行性能と高級感の両立を成し遂げました。
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クラウン アスリート|11代目クラウン(1999年)
キャッチコピーは「21世紀へ。このクラウンで行く。」
2000年のミレニアムと2001年の21世紀はこの代で迎えました。
スポーツモデルが「クラウン アスリート」に変更、新規開発されたステーションワゴンモデルが「クラウン エステート」と名付けられました。
「クラウンマジェスタ」「クラウンアスリート」「クラウンエステート」が同時期に販売されることとなり、現在と似たような名前だけで魅力的なモデルが並ぶこととなりました。
ゼロクラウン|12代目クラウン(2003年)
「ZERO CROWN〜かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる〜」
「そのクルマに終着点は無い。終わりの無い進化だけがある。ZERO CROWN、第2章。」
というCMキャッチコピーから「ゼロクラ」という愛称で親しまれました。
8代目と同様、最高傑作との声も多い代です。
木目調のインテリアも馴染んできました。
埼玉県警のパトカーとしても採用されています。
ハイブリッド|13代目クラウン(2008年)
ハイブリッドシステムを搭載し、ローエミッションにさらに貢献しています。
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インパネにはファイングラフィックメーターを搭載しています。
世界初となる全面液晶パネルです。
CROWN Re BORN|14代目クラウン(2012年)
14代目となる新型クラウンは、原点に立ち返ります。
クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げ、その上で時代にあったニーズに応えることを元に設計されています。
Rebornといえば新型プリウスも「HYBRID Reborn」がコンセプトになっています。
「トヨタマルチオペレーションタッチ」を新たに採用。
エアコンや前席シートヒーター、等を全てここから操作できるようになりました。
初代コネクティッドカー|15代目クラウン(2018年)
今では当たり前になりつつある、スマホと車の連動システムを採用しました。
LINEアカウント、Apple CarPlay、Android Autoと連携し、車外からでも管理できます。
クルマからモビリティへ。
ここでまた進化したクラウンとなります。
安全性能「Toyota Safety Sense」も採用しています。
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クロスオーバー|16代目クラウン(2022年)
「全席特等席」を目指して設計された内装
運転席は、ディスプレイ・メーター・操作機器を水平に集約。
運転中の視線移動や動作を最小化することができるドライバー目線の快適設計です。
また、助手席はその見晴らしのよさだけでなく、包み込まれるような安心感を目指した造形の心地よさが実現されています。
さらに後席でも、大きなリヤドアガラスからの眺めやゆったりとしたシートが設けられており、室内空間へのこだわりが細やかです。
内装のカラーバリエーション
・ブラック/イエローブラウン
・フロマージュ
・ブラック/ダークチェスナット
・ブラック
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