フォレスターが安い理由とは?スペックや魅力について解説

フォレスターはスバルが製造・販売するミドルクラスのSUV車で、スバルを代表する車です。

フォレスターは高い走行性能と安全性能を持ちながら、コストパフォーマンスがよく、日本だけではなく海外(特に北米)でも高い人気を誇っています。

この記事では、フォレスターが安い理由や魅力などについて解説していきます。

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フォレスターの概要

ここではフォレスターの概要とスペックについて紹介します。

フォレスターの概要

フォレスターは1997年に発売され、改良が重ねられて現在は5代目が販売されています。

5代目はエントリーグレードの「Touring」、機能性が高い「X-BREAK」、上級モデルである「Advance」、ターボエンジンを搭載した「SPORT」、スポーティな走りと高い質感を持つ「STI Sport」の5つのグレードがあります。

フォレスターにはスバル独自の4輪駆動システムであるシンメトリカルAWDが標準搭載されています。前輪・後輪へ均等に荷重がかかるため、悪路や悪天候でもどっしりと安定した走行が可能です。

また、スバル独自の安全運転支援システム「アイサイト」が搭載されているため、安全運転や衝突の回避をサポートし、運転負荷も軽減されます。

また、万が一衝突した場合の被害を最小限にするための衝突安全性能も充実しています。

テストアニメバナーフォレスターみにパン左

スバル|フォレスター

フォレスターの5代目モデルのスペックは以下の通りです。

メーカースバル
車名フォレスター
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,640×1,815×1,715
車両重量1,620 kg
総排気量1,995 cc
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク48 L
駆動方式AWD
トランスミッションリニアトロニック
カラー(全10種)クリスタルホワイト・パール
アイスシルバー・メタリック
マグネタイトグレー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
クリムゾンレッド・パール
ホライゾンブルー・パール
サファイアブルー・パール
カスケードグリーン・シリカ
オータムグリーン・メタリック
ブリリアントブロンズ・メタリック
参考元:フォレスター│主要諸元表
参考元:フォレスター|グレード・価格
※紹介グレード:Touring

フォレスターが安い理由

フォレスターの新車価格は、エントリーモデルのTouringで3,069,000円〜(税込)と、ほかの同クラスのSUV車より比較的低価格となっています。

なぜフォレスターは高い走行性能と安全性能を持ちつつも、低価格を実現できるのでしょうか。その理由は以下の通りです。

テストアニメバナーフォレスタースクエアパン左

生産拠点を日本に置いている

フォレスターはスバルの群馬製作所矢島工場で製造されています。この工場ではフォレスター以外にも、インプレッサやレガシィなども製造されている場所です。

生産拠点を日本国内に置くことで部品の供給が円滑に行われ、生産効率も上がるため、コストを削減することができます。

プラットフォームの共有

フォレスターにはSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されています。

SGPとはスバル独自の車の骨格・基礎のことで、2016年にインプレッサに初めて採用されました。そして2023年現在ではスバルのほぼ全ての車にSGPが採用され、高い走行性能や安全性能を実現しています。

同じプラットフォームをほかのスバルの車と共有することで生産性が向上し、コストを抑えることができます。

フォレスターの魅力

フォレスターにはコストパフォーマンスが高いこと以外にも多くの魅力があります。

フォレスターの魅力とはどのような点が挙げられるのでしょうか。以下にまとめました。

高い走行性能

フォレスターは、スバル独自の4輪駆動システムであるシンメトリカルAWDや水平対向エンジンの採用により抜群の安定感と走行性能の高さが魅力です。

道路の状態によって適切に前後のタイヤに重量がかかるため、悪路でも安定した走りを実現しています。

また全グレードに搭載されている「X-MODE」をオンにすると、雪道でタイヤがはまってしまった場合でもスムーズに脱出することができます。

テストアニメバナーフォレスターパン左

安全性能の高さ(アイサイト)

フォレスターは安全性能が高いことも魅力の一つです。

新型フォレスターにはスバルの先進運転支援システムである「アイサイト」がさらに進化した「新世代アイサイト」が搭載されています。アイサイトは、内蔵されたステレオカメラによって、障害物や歩行者などを検知し、事故が起こりやすい場所での衝突回避をサポートします。

新世代アイサイトではカメラの視野が大幅に広がり、これまで以上に安全性能が高くなっています。

デザイン性の高さ

フォレスターはその個性的なデザインが特徴で、SUVらしい精悍な外観に加え、高級感と機能性を併せ持った内装も魅力的です。

またボディカラーの種類も豊富で、最新モデルでは全10色より選択することができます。

【グレード別】フォレスターはこんな人におすすめ

フォレスターには前述の通り、5種類のグレードがあります。ここではグレードごとにどのような人におすすめなのかをまとめました。

Touring

エントリーモデルである「Touring」は、5種類のグレードのなかで価格設定が最も低いため、購入価格を抑えたい人におすすめです。

ほかのグレードより低価格でありながらもアイサイトや基本性能などは備えているため、コストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

X-BREAK

「X-BREAK」はフォレスターのグレードのなかで唯一、オレンジ色の差し色が入った特徴的なデザインをしている車です。

またX-BREAKのシート素材には撥水ポリウレタンシートが採用されており、汚れに強いため、アウトドアが好きな人やデザイン性を重視する人に向いているでしょう。

Advance

「Advance」はシート素材に本革(ナッパーレザー)を選ぶことができるなど、内装の至るところに上質な素材が使用されています。

外装も上記の2つのグレードと比較した場合、全体的に高級感のある仕上がりとなっており、アウトドアよりも街乗りが多い人に適している車です。

SPORT

「SPORT」はその名の通りフォレスターにおけるスポーツモデルです。

エンジンは1.8L DOHC直噴ターボエンジンで、スムーズな加速が特徴です。また内装は上質感があり、シートには「ウルトラスエード(本革)」が標準装備されています。そのため、車の運転が好きな人や、高級感のある車に乗りたい人に向いています。

STI Sport

「STI Sport」はSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)というスバルのモータースポーツ専門の部門により作られた、フォレスターのなかでも最上級グレードの特別モデルです。

スポーツモデルであるため高い走行性能が特徴です。走行時の揺れや、カーブの際の横揺れが少なく快適に走行することができます。

そのため、乗り心地のよさを重視する人や、スポーツタイプの車に乗りたい人は満足できる車といえるでしょう。

まとめ

この記事では、フォレスターが他の同クラスのSUV車よりも価格が安価である理由や魅力、グレードごとの特徴などについて解説しました。

フォレスターは、高い走行性能や安全性能などを備えているにも関わらず、比較的低価格で購入できる車です。

アウトドアでも街乗りでも、オールマイティな走行が可能であるため、ファミリーから車好きの人まで、幅広い層に選ばれています。

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