フォレスターは燃費悪い?走行性能とともに解説!

スバル フォレスターは、低重心で安定した走行性が特徴的な実用性と機能性を両立させたクロスオーバーSUV型の乗用車です。

SUVに分類されるフォレスターは、安定した走りとステーションワゴンのようなスタイリッシュな外観が人気の車です。

この記事ではフォレスターの燃費性能や他メーカーの車との燃費比較に加えて、走行性能や機能についても解説します。

購入を検討されている方はぜひ参考にしていてください。

関連記事:【2024年】人気SUVのおすすめランキング30選!車種の選び方も解説!

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スバル フォレスターの特徴は?

フォレスターはどのような特徴をもつ車なのでしょうか。

ここではフォレスターの概要や特徴について解説していきます。

概要と特徴

初代フォレスターは、1997年に発売され、現行型は、2018年に登場した5代目モデルです。

現行型モデルでは、スバルのハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載したグレードが追加されました。
「e-BOXER」は従来の燃費志向のハイブリッドとは異なり、走行志向のものとなっています。

フォレスターは、そのほかにもスバル独自のAWD(All-Wheel-Drive)システムや水平対向エンジンを搭載。
前後左右に優れたバランスと低重心を実現しています。

傾斜のある道やアイスバーン走行時のカーブなどでも安定して走行できるでしょう。

テストアニメバナーフォレスターパン左

フォレスターの燃費はよい?悪い?燃費性能を解説!

燃費性能の特徴

AWD(All-Wheel-Drive)システムは、水平対向エンジンが組み合わされ、重量バランスと低重心な構造により前後左右に優れた安定性を実現しています。

フォレスターはカタログ燃費と実燃費の差が比較的小さいと言われています。

ガソリンモデルもマイルドハイブリッドシステムを搭載するものと同等の低燃費を実現しているのがフォレスターの特徴といえるでしょう。

フォレスターは、全車4WD駆動方式の車です。
仕様ごとに分けたWLTCモードカタログ燃費は以下の通りです。

e-BOXER搭載車のカタログ燃費

グレードTouring/X-BREAK/Advance
WLTCモード(km/L)14.0
市街地(km/L)11.2
郊外(km/L)14.2
高速道路(km/L)16.0
※参考元:フォレスター|諸元表

e-BOXER非搭載車のカタログ燃費

e-BOXER非搭載車には、以下のグレードがあります。
※XT-EDITIONは特別仕様車

グレードSPORT/XT-EDITION/STI Sport
WLTCモード(km/L)13.6
市街地(km/L)10.3
郊外(km/L)14.3
高速道路(km/L)15.2
※参考元:フォレスター|諸元表

実燃費

燃費性能は、走り方や車の状態によって変化します。
ここでは、実燃費(実際にその車を持つ方々からの情報がまとめられたホームページ「e燃費」より引用)とカタログ燃費とを比較しました。

カタログ燃費と同様、4WD駆動方式の車で調査しています。

グレードカタログ燃費
WLTCモード
(km/L)
実燃費
e-BOXER
搭載車
14.011.76
e-BOXER
非搭載車
13.611.33
※参考元:e燃費

他社の人気車種の概要と燃費の比較

今回比較したライバル車の概要やグレードは以下の通りです。
なお、フォレスターについてはグレードTouringの4WDを基準としています。

テストアニメバナーフォレスターみにパン左

日産 エクストレイル:G e-4ORCE(4WD)

エクストレイルは、日本国内に数ある種類の中でも「ミドルクラスSUV」に位置付けられている車です。
街乗りだけではなくアウトドアを楽しみたい人にも適しており、2000年の発売以降多くのユーザーから人気を得ています。

4WDには「インテリジェント4×4」と呼ばれる走行中の状況によって駆動モードを選択できるシステムが搭載されています。

関連記事:【e-POWER】エクストレイルの燃費はよい?カタログ燃費と実燃費を比較【e-4ORCE】

フォレスターエクストレイル
WLTCモード14.0km/L18.4km/L
市街地11.2km/L16.1km/L
郊外14.2km/L20.5km/L
高速道路16.0km/L18.3km/L
※参考元:エクストレイル|諸元表

マツダ CX-5:20S Smart Edition 4WD

CX-5はスタイリッシュなデザインが人気のマツダを代表するクロスオーバーSUVです。

マツダの伝統的なデザインを受け継いでおり、上質な内外装、優れた走行性能、広い室内空間など、多くの魅力を持つSUVです。

安全装備も充実しており、家族向けの車としてもおすすめです。

関連記事:CX-5の燃費はディーゼル・ガソリンそれぞれどのくらい?他車と比較や走行性能も解説

フォレスターCX-5
WLTCモード14.0km/L14.0km/L
市街地11.2km/L11.3km/L
郊外14.2km/L14.2km/L
高速道路16.0km/L15.5km/L
※参考元:CX-5|諸元表

トヨタ ハリアー:Z 4WD

ハリアーは1997年にトヨタから発売された国内高級SUVのパイオニアで、SUV(スポーツ用途の多目的車)の歴史を変えたと言われている車です。

トヨタ独自の安全機能「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されており、自動ブレーキ機能や車間距離を保ちながら運転をする機能も搭載されています。

フォレスターハリアー
WLTCモード14.0km/L14.7km/L
市街地11.2km/L11.0km/L
郊外14.2km/L14.9km/L
高速道路16.0km/L17.1km/L
※参考元:ハリアー|諸元表

上記の数値については、排気量に差があることや、実際に走行させた際の燃費はカタログ燃費とは異なることを承知した上で参考としてください。

燃費性能以外にもある、フォレスターの魅力

安定した走行性とステーションワゴンのようなスタイリッシュなフォルムが人気のフォレスターですが、燃費性能の他にもさまざまな魅力があります。

ここではフォレスターの燃費性能以外の魅力を紹介していきます。

本格派の四駆性能

フォレスターは、全グレードがAWD仕様で最低地上高は、余裕のある220mmが確保されているため、本格派の四駆性能を発揮しパワフルな走行ができます。

さらに、路面状況に応じた走行モードを選択可能で、舗装された道路だけではなくオフロード走行を手助けしてくれる「X-MODE」を全車に装備しています。

街中の走行においても、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる低重心なレイアウトが安定した走りとパワフルな走行性を実現してくれるので、街乗りからアウトドアなどさまざまな場面で活躍する車でしょう。

車内空間を広々使える

フォレスターはスバル独自のグローバルプラットホームが採用されています。
そのため従来以上に広々と使える車内空間が魅力で、後席では足が組めるほど広い座席です。

後部座席に人が乗った状態での荷室容量も500L以上が確保されているため、アウトドアでの大きな荷物を運ぶ際に役立つでしょう。

さらに、荷室からスイッチ操作で後席を格納すれば、ミニバンを思わせるほどの広い車内空間を生み出せます。

テストアニメバナーフォレスタースクエアパン左

まとめ

この記事では本格派SUVであるフォレスターの燃費性能や魅力を紹介してきました。

クロスオーバーSUVとして長年人気のあるフォレスターは、走行性能や燃費性能だけでなく、車内環境やスバル独自の安全装備も充実した機能を備えています。ぜひこの機会にフォレスターの購入をご検討ください。

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