日産 ルークスの燃費を調査!運転性能も徹底解説!

軽自動車には「スーパーハイトワゴン」と呼ばれる区分があります。
厳密にいえば公式で定められているものではなく、ほとんどの場合「全高1700mm以上」をスーパーハイトワゴン、それ以外をハイトワゴンと形容することが多いようです。

その中でも、日産のルークスは広々とした空間と安心機能を兼ね備えた車として多くの人に利用されています。
ルークスの購入を検討している方も多いでしょう。

車の購入を検討している方が気にするポイントとして、コストに直結する燃費性能は外せないところでしょう。

そこで、この記事では日産・ルークスの燃費性能や他メーカーの車種との燃費比較に加えて、走行性能や機能について解説していきます。

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日産「ルークス」の特徴は?

ルークスにはどのような特徴があるのでしょうか。ここではルークスの概要や特徴について紹介します。

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概要と特徴

日産ルークスは広々とした快適な車内空間が特徴の人気車です。
2009年12月に初代が発売され、軽自動車としてはトップクラスの車内空間の広さが当初からの魅力でした。

2014年にはフルモデルチェンジ、名前の変更もあり「デイズ ルークス(2代目ルークス)」が誕生しました。

現在のモデルは2020年3月に登場した3代目です。この際に名前も「ルークス」へと再度変更されました。

広々とした車内空間に加えて、前方衝突予測警報や標識検知機能など日産の安全装備や運転支援機能が多数搭載されました。グレードによっては搭載されていないモデルもあるため、購入を検討する際には事前に確認しましょう。

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ルークスの燃費性能はどのくらい?

カタログに記載されているルークスの燃費や、実燃費と呼ばれる実際の走行時に近い状態での燃費はどのくらいでしょうか。

グレードや2WD・4WDなどの駆動方式ごとに分けて燃費性能を紹介していきます。

燃費性能の特徴

ルークスは全車に「スマートシンプルハイブリッド」が採用されています。

これは減速時のエネルギーを蓄え、アイドリングストップや加速時にそのエネルギーを使用することで燃費を向上させる機構です。
さらに、安心して利用できる低燃費を実現するために「アイドリングストップ」や最適化されたCVTなども装備されています。

ルークスには2WDと4WD、2つの駆動方式がありそこでさらにグレードが分かれています。
ルークスの各駆動方式のカタログ燃費をみていきましょう。

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2WDでのカタログ燃費

S/X/ハイウェイスターX/
ハイウェイスターXプロパイロットエディション
駆動方式:2WD
WLTCモード(km/L)20.9
市街地(km/L)19.6
郊外(km/L)22.1
高速道路(km/L)20.7
※参考元:ルークス|諸元表
Xターボ/ハイウェイスターGターボ/
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション
駆動方式:2WD
WLTCモード(km/L)19.2
市街地(km/L)16.7
郊外(km/L)20.6
高速道路(km/L)19.6
※参考元:ルークス|諸元表

4WDでのカタログ燃費

S/X/ハイウェイスターX/
ハイウェイスターXプロパイロットエディション
駆動方式:4WD
WLTCモード(km/L)19.0
市街地(km/L)17.0
郊外(km/L)20.5
高速道路(km/L)19.0
※参考元:ルークス|諸元表
Xターボ/ハイウェイスターGターボ/
ハイウェイスターGターボ
プロパイロットエディション
駆動方式:4WD
WLTCモード(km/L)17.5
市街地(km/L)16.2
郊外(km/L)18.3
高速道路(km/L)17.6
※参考元:ルークス|諸元表

実燃費

燃費性能は、走り方や車の状態によって変化します。
ここでは、実燃費(実際にその車を持つ方々からの情報がまとめられたホームページ「e燃費」より引用)とカタログ燃費とを比較しました。

駆動方式グレードカタログ燃費
WLTCモード
(km/L)
実燃費
(km/L)
2WDS/X/ハイウェイスターX
など
20.915.05
ハイウェイスターGターボ
など
19.614.57
4WDS/X/ハイウェイスターX
など
18.215.90
ハイウェイスターGターボ
など
16.413.39
※参考元:e燃費|ルークス

日産 ルークスとよく比較される車

スーパーハイトワゴンはその仕様から、安定した人気を誇っています。

後ろのドアはスライド式を採用しているものがほとんどなので、両手が塞がっていても扉の開閉が楽にできます。そのためお子さんのいる家庭や買い物に頻繁に行く方からの支持を多く得ている印象です。
また、軽自動車なのに広々とした空間も人気の理由のひとつでしょう。

今回の章では人気のスーパーハイトワゴンとルークスの燃費を比較していきます。

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ホンダ N-BOX

今回比較した各車の概要やグレードは以下の通りです。

  • 日産ルークス:S|2WD
  • ホンダ N-BOX:2WD

N-BOXは優れた走行性能と燃費が人気のスーパーハイトワゴンで、軽自動車とは思えないほど内装・外装の質が高く、室内の広さも充分にあります。

カタログ燃費日産 ルークスホンダ N-BOX
WLTCモード(km/L)20.821.6
市街地(km/L)18.518.8
郊外(km/L)22.123.4
高速道路(km/L)20.721.8
※参考元:N-BOX|諸元表

上記の数値を見ると、今回の車両比較において多少の差はあるものの、ほぼ横並びであることがわかります。

ダイハツ タント

  • 日産ルークス:S|2WD
  • ダイハツ タント:カスタムXなど/2WD

タントは、コンパクトなデザインと高い全高を持つ新ジャンルの軽自動車として2003年に登場しました。

家族が毎日使える軽自動車として女性の意見を多く取り入れたデザインや機能を備えています。

カタログ燃費日産 ルークスダイハツ タント
WLTCモード(km/L)20.821.2
市街地(km/L)18.519.5
郊外(km/L)22.322.6
高速道路(km/L)21.021.1
※参考元:タント|諸元表

燃費以外にもある!ルークスの魅力とは

ルークスは従来「デイズ」ファミリーとして分類されていましたが、現行モデルからはルークス単独のモデルです。

ここでは燃費以外におけるルークスの魅力を紹介していきます。

車内空間の広さ

車内空間は2019年に登場したデイズのプラットフォームが採用されており、大人4人が乗ってもゆったりと過ごせるスペースが特徴です。

後部座席側の室内高は1,400mmとなっており、小さなお子さまが車内で立ったまま着替えられるほどの空間が確保されています。また、足元のスペースも十分確保されているため長距離のドライブでも快適な空間で過ごせます。

さらに、スライドドアの開口幅も横に広く、年代問わず乗り降りがしやすい構造で発売されています。

ハンズフリーオートスライドドア

ハンズフリーオートスライドドアは、たとえ両手が塞がっていても足をかざすだけで簡単に開けることができる便利な機能です。

大量の荷物を持っていても、眠っているお子さまを抱っこしていても両手を離すことなくドアの開閉が可能です。

安全装備も充実

ルークスには前方を走行している2台前の車両が急な減速などをした場合に検知し、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」という機能が搭載されています。

自身の前を走行する車によって、2台前を走る車の挙動まではあまり把握ができないことが多くあるかと思います。インテリジェントFCWでは車の前方に搭載されたレーダーセンサーで見えづらい2台前を走る車両の車間距離、相対速度を検知。自車の減速が必要と判断した場合には表示と音で警告をしてくれます。

この機能によって、一般的な検知機能よりも余裕を持った事前回避対応が可能です。

まとめ

今回は燃費を一つのテーマとして、日産のルークスについて紹介してきました。
他社の同グレード2種とカタログ燃費を比較しても、燃費の良さでは大きな差が出ませんでした。

また、ルークスの様なスーパーハイトワゴンは、その名の通り車内空間の広さが一番の魅力です。

ご家族の送迎や週末にまとめてのお買い物など、日常生活でスペースにゆとりのある軽自動車を取り入れたいという人におすすめの車種です。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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