無料のETCカードはある?選ぶ際に注目すべきポイントや申請方法も解説

ETCカードにはいくつかの種類があり、選ぶ際になにがよいのか迷ってしまう人もいるでしょう。

またETCカードには、それぞれ特徴があります。なかには無料でETCカードを作りたいと考える人もいるでしょう。

この記事では、無料でETCカードは作れるのか、またお得にETCカードを選ぶ際に注目すべきポイントやカードごとの特徴、申請方法について解説していきます。

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無料のETCカードはある?

高速道路 入口2

ETCカードは、有料道路の料金所通過をスムーズにしたり、高速道路利用料金の割引を適用できたりする便利なカードです。

申請時には、発行手数料や毎年支払う年会費がかかるのが一般的です。

しかし、ETCカードを発行する会社によっては、発行手数料や年会費が無料で利用できるものあります。

また、年会費が条件付きで無料となっているETCカードもあるため、申請するときによく確認することが大切です。

たとえば、「初年度の年会費無料」や「1年に1回以上の利用で年会費無料」などのような条件があります。
ETCカードを頻繁に利用しない場合は、条件を満たせるかを確認してから申請しましょう。

また、クレジットカードに付帯したETCカードの場合、クレジットカードの年会費は無料でもETCカードの年会費は有料の可能性もあるため、申請時に確認が必要です。

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ETCカードを選ぶ際に注目するポイント

高速道路

ETCカードを選ぶときには、どこに注目して選べばよいかわからない人もいるでしょう。
ここでは、ETCカードを選ぶときの注目すべきポイントについて解説していきます。

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発行手数料・年会費の有無を確認する

ETCカードは、種類によって発行手数料や年会費の有無が異なります。
そのため、申請するときには年会費の有無を確認しましょう。

また、年会費が無料になるための条件が設定されている場合は、条件をクリアできるかを事前に確認することが大切です。

なかには、発行手数料や年会費がかかる代わりにポイント還元率が高いカードもあります。

しかし、発行手数料や年会費を超えるほどのポイントを集めるには、ETCカードの利用頻度を上げる必要があります。

そのため、発行手数料や年会費が無料であるほうが結果的に安くなる可能性が高いため、ポイント還元率よりも年会費無料を優先して選ぶことがおすすめです。

特典内容を確認する

ETCカードの種類によっては、ガソリンスタンドの料金や高速道路利用料金などに対する割引特典が用意されているものがあります。

しかし、特典内容はカードによって異なり、特典がないカードもあります。
申請するときには特典内容もチェックしておきましょう。

ポイント還元率を確認する

ETCカードを利用したときのポイント還元率も確認すべき点です。

また、クレジットカードと付帯したETCカードの場合は、クレジットカードの還元率とETCカードの還元率は異なるため、ETCカードの還元率もしっかり確認しておきましょう。

ETCカードで貯めたポイントは、高速道路の利用料金に充てられます。

ポイント還元率が高ければ、高速道路をお得に利用できるため、ポイント還元率にも注目しましょう。

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発行日数を確認する

ETCカードを申請して発行されるまでの日数は種類によって異なります。
最短即日発行のものから2~3週間程度かかるものまであるため、申請時は発行日数も確認しておきましょう。

早くETCカードがほしい人は、最短即日発行のものを申請しましょう。

ETCカードの種類別申請方法

高速道路
出典:

ETCカードには種類があり、種類によって特徴や申請方法が異なります。
ここでは、ETCカードの種類別の特徴や申請方法について解説していきます。

クレジットカード会社のETCカード

ETCカードとして一番普及しているのは、クレジットカード会社が発行しているものです。

クレジットカード会社のETCカードを作るには、その会社のクレジットカードを作る必要があります。
クレジットカードを作ったあとに、同じ会社にETCカードを依頼することで発行が可能です。

また、ETCカードの利用料金は、依頼したクレジットカード会社のクレジットカードで決済されます。

クレジットカード会社のETCカードは、クレジットカードのみを作り、ETCカードが必要になったタイミングで発行依頼が可能です。

また、クレジットカード決済なので、チャージする必要もなく手軽に使えるのも魅力でしょう。

申請方法は基本的に以下の通りです。

  1. マイページにログイン
  2. ETCカード発行依頼
  3. 審査
  4. 審査完了後、ETCカードが発行される

ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードは、高速道路などの有料道路を管理している6社が共同して発行しているカードです。
利用料金は金融機関口座から1ヶ月ごとに引き落とされるため、クレジットカードがなくても利用できます。

ETCカードのみを作りたい人や、クレジットカード会社の審査に通りにくい人でも手軽に作れるためおすすめです。

ただし、申請時に平均利用月額に応じた保証金の支払いや年会費を支払う必要があります。
また、申請から発行されるまでに1ヶ月程度かかるため、余裕を持って発行依頼することもポイントです。

申請方法は基本的に以下の通りです。

  1. ホームページから申請書を印刷
  2. 利用申込書と本人確認書類を送付
  3. 保証金を支払う
  4. ETCカードが発行される

関連記事:ETCのセットアップはどうやるの?個人ではできないというのは本当なのか

ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードは、東・中・西日本高速道路株式会社が法人名義の車に対して発行しているカードです。

利用時間に応じて割引額が変動する「時間帯割引」や利用額が上がれば割引額も上がる「大口・多頻度割引」が適用されるのが特徴です。

また、利用料金が一括請求されたり、車両ごとの高速道路利用料金が把握しやすかったりと、法人が利用状況を把握・管理しやすいように工夫されています。

申請方法は基本的に以下の通りです。

  1. ホームページから申請書を受け取る
  2. 支払い保証が送付され、届いたら対応する
  3. 保証預り証とカード発送通知が届く
  4. ETCカードが発行される

ETCカードを利用するメリット

渋滞

ここでは、ETCカードを利用するメリットについて解説していきます。

料金所をスムーズに通過できる

ETCカードがなければ有料道路に入るときに通行券を受け取り、出るとき料金を支払うなど車を停車させる必要があります。

また、前の車が料金を支払うのを待たなければならないこともあるため、通過するのに時間がかかります。

一方、ETCカードを利用すれば、料金所で停止することなくスムーズに通過することが可能です。
料金所では、時速20km以下まで速度を落とせば、バーが開いて通過できるため、前の車を待つ必要もありません。

関連記事:渋滞はなぜ起こるのか?自分が原因にならないための対策も解説

割引が適用される

ETCカードを利用すると、高速道路の利用料金が割引されます。
たとえば、休日に利用すれば30%引きや平日の決められた時間に利用すれば30~50%引きなどです。

高速道路を利用する機会が多い人は、ETCカードを利用することで多くの費用を節約できるでしょう。

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ポイントを貯められる

ETCカードを利用することでポイントを貯めることが可能です。
クレジットカード会社のETCカードであれば、クレジットカードのポイントとETCマイレージポイントの2つを貯められます。

ETCマイレージポイントは有料道路の利用料金に充てられるため、高速道路の利用にかかる費用を節約できるでしょう。

まとめ

ETCカードには、クレジットカード会社のETCカード、ETCパーソナルカード、ETCポートレートカードの3種類あります。

カードの種類や発行を依頼するクレジットカード会社によっては発行手数料や年会費がかからず、無料で作ることができます。

ETCカードを作るときには発行手数料や年会費がかかるかをチェックしましょう。

また、特典内容やポイント還元率も種類によって異なるため、お得に利用できるカードを選ぶことがポイントです。

ETCカードを作る際は、利用頻度や自分の用途を踏まえて作りましょう。

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この記事を書いた人

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