新型ジムニーはハイブリッド採用?5ドア?予想と過去の変貌を解説

世界中で展開しているジムニーは人気が高く、日本国内では納車に1年以上かかるのが現状です。

そのジムニーから派生車としてハイブリッドモデルと5ドアモデルが以前から噂されています。
海外ではロングボディモデルの目撃情報が多数寄せられていますが、実際に登場するのでしょうか。

この記事では新型ジムニーのハイブリッドモデルと5ドアモデルの噂について解説していきます。

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新型ジムニーは2023年に発表?

海外ではジムニーのロングホイールベースモデルが2021年ごろから目撃されるようになりました。
そして、今年の夏ごろから5ドアモデルのテスト走行の目撃情報がインドで増えてきました。
これにより5ドアモデルの登場は間違いないとみていいでしょう。
現行モデルのジムニー (JB64) は新型登場から半年前ぐらいにテスト走行の目撃情報が寄せられていました。

また、ジムニーの販売を注力しているインドでは2023年1月にワールドプレミアが開催される予定です。そのタイミングで発表されるのが大方の予想となっています。

しかし、ここ近年の部品供給不足による納車の遅れ生じることと、あくまでこれらはリーク情報であるため、実際には変更となる可能性もあります。

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ジムニー バナー

ジムニーの歴史や変貌

ジムニーは、1970年から2022年まで50年以上愛され続けてきたロングセラーモデルです。その50年間でどのような変化を遂げてきたのか、ジムニーの歴史を振り返ります。

1970年代

1970年に誕生した初代モデルであるLJ10系は、もともと土木や林業などで活躍する車として開発されました。初代ジムニーは悪路での高い走破性を誇っていたので、アウトドアシーンでも好評の1台でした。

1972年に登場したLJ20系では、エンジンを空冷から水冷に変更することにより、信頼性と耐久性を向上させています。またスペアタイヤを室外に移設することにより、4名乗車を可能にしました。

1976年に登場したSJ10系は、軽自動車規格の改正のため0.36LLから0.55Lまでエンジンを拡大したことにより、悪路でも粘り強い走りが実現しています。
とくに山道に強く、登坂力は39.7°をマークしました。

1977年に登場したSJ20系は、ジムニー初の小型車規格で0.8Lの水冷4サイクルエンジンを搭載しました。排気量から「ジムニー8」の愛称で親しまれて、ジムニー初の世界進出車となりました。

1980年代

1981年に登場したSJ30系は、ジムニー初のフルモデルチェンジが行われました。
軽規格いっぱいにとった室内空間は快適性が向上し、乗用車としても高い支持を得られるようになりました。

1984年に登場したJA51系は、ジムニーシリーズで最大排気量となる1.3Lエンジンを搭載しました。ジムニー初の5速トランスミッションと組み合わされて、長距離ドライブが楽にこなせるようになっています。

1986年に登場したJA71系は、ジムニー初のターボを搭載しています。低速域から高いトルクは坂路で効果を発揮し、より高い登坂性能を得られるようになりました。

1990年代

1990年に登場したJA11系は、軽規格が0.55Lから現規格の0.66Lに変更されたことで、より高い動力性能の向上に繋がりました。また、3速オートマチックやパワーステアリングの採用で幅広い年齢層に支持されるようになりました。

1993年に登場したJB31系は、JA11系をベースに1.3Lのエンジンとワイドフェンダーを組み合わせた、ジムニーシエラとしてデビューしました。
専用の大型ハロゲンフォグランプとグリルガードを装着することにより、精悍なエクステリアを実現しています。

1995年に登場したJA12/22系は、ジムニーのなかでも珍しい2つの型式があるモデルです。
JA12系では実績のあるJA11系のエンジンを搭載し、JA22系はオールアルミ製ツインカムターボエンジンを搭載しています。

1995年に登場したJA32系は、1.3LエンジンのJB31系ジムニーシエラをより乗用車テイストに仕上げたモデルになっています。
おもに内装の質感向上と板バネからコイルスプリングに変更することで乗り心地の改善を行いました。
板バネはその頑丈さがメリットといえますが、コイルバネの方が汎用性が高いといえます。現在、板バネは耐久力を必要とするトラックなどでしかほとんど使用されていません。

1998年に3代目にモデルチェンジされたJB33/43系は、内外装を大きく変更しました。いままでの箱型のボディは丸みを帯びた斬新なボディとなっています。走行性能においても乗り心地が改善されて、市街地でも扱いやすくなりました。

1998年に登場したJB23系は、悪路走破性はそのままに日常走行でも扱いやすいモデルとなりました。
4速オートマチックや軽量衝撃吸収ボディーなど当時の乗用車の水準をジムニーでも継承しています。
また、モデルチェンジサイクルも19年と長く、たくさんの人に愛されたモデルだといえるでしょう。

2000年代

4代目モデルのJB64系は、JB23系から20年以上の歳月が流れて登場しました。
外観は2代目モデルを継承し、本格クロスカントリーSUV感を打ち出しています。クロスカントリーSUVでは定番のラダーフレームは新設計で、ねじり剛性は従来比1.5倍となっています。

最新の軽自動車ですがオフロードの利用も想定され、5速マニュアルトランスミッションの設定もあります。運転支援システムのスズキセーフティサポートやオートライト、フルオートエアコンの設定もあるので用途問わず使いやすいのが特徴です。
価格はベーシックグレードの『XG』で1,555,400円からの販売です。

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新型ジムニーはハイブリッド採用なのか

疑問イメージ

新型ジムニーにはハイブリッドが採用されるという噂もあります。
現状で候補にあがっているのが、新型エスクードに搭載されている直4DOHC1.5Lのハイブリッド、またはスイフトやソリオに搭載されている直4DOHC1.3Lのマイルドハイブリッドが有力視されています。

しかし、スズキのハイブリッド車はフルタイム4WDとなっていて、ジムニーの真骨頂であるパートタイム4WDの搭載が難しいのが現状です。ジムニーシエラと比較して大型化したボディにハイブリッドは必須ともいえますが、現状では搭載が見送られる可能性もあるでしょう。

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新型ジムニーは5ドア?見た目を予想

2021年頃に確認された新型ジムニーはカモフラージュされた3ドアのロングボディということしかわからないシルエットでした。しかし、のちに後席ドアも確認されています。
5ドアモデル説は濃厚になり、3ドアロングボディは登場しないかもしれないという予想が高まっています。

ボディサイズはシエラ比で全幅、全高は変更なく、全長とホイールベースはそれぞれ+300mmの3850mmと2550mmです。
全長の拡大は後席スペースと荷室スペースの拡大に充てられ、大人4名の乗車も快適にこなせることは間違いないでしょう。

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まとめ

運転する女性

1970年代から50年以上もの間、世界中で愛されてきたジムニーに待望の5ドアが誕生するかもしれません。
ハイブリッド車はまだ未定ですが、登場すればより魅力的な車になることは間違いないです。5ドアによるボディ延長は、居住空間の拡大につながるので購入を控えている人も多いのではないでしょうか。

2023年の発表と日本導入の期待が高まります。

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