キックスに4WDモデルが登場!変更点や魅力について解説!

キックスは日産が製造・販売しているコンパクトSUVです。

海外で発売されたあと2020年から日本で販売が開始され、2022年には待望の4WDモデルが追加されています。
では、具体的にどのような変更点や魅力があるのでしょうか。

この記事では、キックス4WDモデルの改良点や魅力について解説しています。

また、キックスの概要や4WDモデルがおすすめの人についても紹介するのでぜひ参考にしてください。

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キックスの概要

日産キックス

キックスは2016年以降ブラジルで販売され、2020年から日本国内での販売が開始されました。

日本仕様車にのみ、長距離運転時の負担を軽減するプロパイロットなどの安全装備が搭載されています。
その後、2022年にマイナーチェンジが行われて現行モデルとなりました。

新型キックスには4WDモデルが追加されており、基本グレードは2WDモデルと同様に「X」ですが、その他にも内装が異なるインテリアエディションやスタイルエディション、コロンビアエディションから選択できます。

キックスは2022年に国土交通省及び自動車事故対策機構による自動車安全性能でファイブスター賞を獲得しています。
予防安全性能試験の結果は衝突安全性能、予防安全性能ともにAランクであり、安全性能に優れた車であることが証明されました。

キックス 4WD車のスペックは以下の通りです。

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メーカー日産
車名キックス
ボディタイプSUV
ドア数5
全長×全幅×全高(mm)4,290×1,760×1,605
車両重量(kg)1,480
総排気量(cc)1,198
使用燃料レギュラーガソリン
燃料タンク(L)35
駆動方式4WD
カラー(全13種)・プレミアムホライズンオレンジ×ピュアブラック
・ラディアントレッド×ピュアブラック
・ダークブルー×ブリリアントホワイトパール
・ダークメタルグレー×ピュアブラック
・ブリリアントホワイトパール×ピュアブラック
・ブリリアントホワイトパール
・ブリリアントシルバー
・チタニウムカーキ
・ラディアントレッド
・ナイトベールパープル
・ダークブルー
・プレミアムホライズンオレンジ
・ピュアブラック
※参考元:日産公式サイト│キックス
※参考元:主要諸元表
※紹介グレードは「X FOUR(4WD)」

新型キックスの改良された点

キックスは、2022年のマイナーチェンジにより、4WDモデルの追加、e-POWERの改良、車内の質感の改良、運転支援装備の追加が行われ注目されています。

ここでは、マイナーチェンジで改良された点についてそれぞれ解説していきます。

改良点1.4WDの追加

雪国での需要に応えるために4WDモデルが追加されました。

完全電動の4WD車であるため、雪道だけでなく濡れた道や乾いた道、坂道でも安定した走行を楽しめます。

4輪の動きを電気で制御しているため、滑らかに加速でき、安定した減速が可能です。
前後2つのモーターの力を自在にコントロールできるのでコーナリングも安定しています。

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改良点2.e-POWERの改良

新型キックスは、第2世代のe-POWER搭載車です。
第2世代のe-POWERは、力強い加速力と静粛性に加え、さまざまな燃費向上技術が搭載され、低燃費を実現しています。

e-POWERとは、日産が独自開発したガソリンエンジンとモーターを融合させたハイブリットシステムのことです。

第2世代のe-POWERでは、騒音や振動がさらに押さえられ、静粛性に優れていることが特徴です。

また、第1世代のe-POWERと比較すると、第2世代は最高出力が5%、最大トルクが7%向上しているため、走行性能がパワーアップしています。

アクセルの操作性も向上し、運転がしやすくなりました。

新型キックスのカタログ燃費は以下の通りです。

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駆動方式:2WD
駆動方式:4WD
WLTCモード(km/L)23.0
19.2
市街地モード(km/L)23.2
18.7
郊外モード(km/L)25.3
20.7
高速道路モード(km/L)21.6
18.5
※参考元:主要諸元表

改良点3.車内の質感

新型キックスの車内は、センターコンソールとシフトレバーが高級感のあるデザインに変更されています。

日産_キックス_AUTECHインテリア

ツートーンインテリアエディションに落ち着きのあるベージュが新しいカラーとして追加されました。

日産キックスインテリア

また、内装色が上質なブラウンのXスタイルエディションというグレードも追加されました。

日産キックスインテリア

そのほかにも、ステアリングヒーターやヒーターシートなど、以前までは、メーカーオプションだったものが標準装備に変更されています。

改良点4.運転支援装備の追加

日産キックス

走行中のドライバーの安全を守るために、コンパクトSUVの車としては初となるインテリジェントFCWが搭載されました。

インテリジェントFCWとは、前方衝突予測警報のことで、走行中に2台前を走る車の動きを検知し、警報を鳴らして注意を呼びかけてくれます。

これにより、ブレーキの踏み遅れを防ぎ、事故を未然に防ぐことが可能です。

キックス4WDモデルの魅力

キックスはマイナーチェンジに合わせて4WDモデルをラインアップに加えました。
ここでは、キックス4WDモデルの魅力について解説します。

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パワフルな走りを実現

第2世代のe-POWERによりガソリンエンジンを発電機として活用し、モーターを動かしているため、走り出しの勢いは抜群です。
また、コーナリングで減速した後でも、アクセルを踏めばスムーズに加速できるため、快適に走行できます。

アクセルの強弱だけでスピードをコントロールできるため、少ない操作で力強く滑らかな走りを体感できます。

モード変更で走りの調整が可能

ドライブモードはSPORT、ECO、STANDARDの3種類で、状況に合わせてドライバーが自由に変更できます。

日常生活で燃費のよさを重視したい場合はECOモード、高速道路やオフロードで加速力が必要な場合はSPORTモード、燃費のよさと加速力を両立させたい場合はSTANDARDモードというような使い分けがおすすめです。

静かで快適なドライブが楽しめる

エンジン始動時の音の軽減と、低速走行時にエンジンが始動しないように配慮された静粛性により、心地のよい運転が可能です。

早朝や夜間などに住宅街を走行する際は、マナーモードに設定するだけで発電用エンジンの作動を抑制し、さらに静かに走行できます。

キックス4WDモデルはこのような人におすすめ

たくさんの魅力があるキックス4WDは、どのような人におすすめなのでしょうか。
ここでは、キックス4WDがおすすめの人の特徴を解説していきます。

ウィンタースポーツを楽しみたい人

キックス4WDは、4輪駆動ならではの力強さで雪の積もった山道でも難なく走行できるため、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが趣味の人にぴったりです。

また、スタッドレスタイヤやチェーンを装着すれば、さらに安心感を高めることができるでしょう。

雪の多い地域に住んでいる人

キックスは雪道で滑らないように過剰なタイヤ回転を抑えてくれるため、積雪地帯で暮らす人におすすめです。

日産のコンパクトSUVのなかでは、クラストップの最低地上高の高さを誇り、雪が固まった深い轍の上でも安心して走行できます。

運転に不安がある人

キックス4WDは、安全な運転を支援するシステムが標準装備されています。

また、政府が事故防止の一環として取り組んでいるサポカーSワイドの基準を満たしているため、運転に不安があるドライバーでも安全な走行が可能です。

まとめ

日産が製造・販売を行っているキックスは、4WDモデルの追加やe-POWERの改良などのマイナーチェンジにより、雪道や坂道でも力強い安定感のある走りが可能になりました。

車内の質感や安全装備の追加など、さまざまな魅力がある車です。

キックスの4WDモデルは、ウィンタースポーツやアウトドアを頻繁に行う人や運転が不安な人におすすめの車です。

車の購入や乗り換えを検討している人は使用用途を確認してキックスを検討してみてはいかがでしょうか。

画像出典:日産自動車株式会社

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