トヨタのおすすめのスライドドア搭載車をご紹介!

車の後部座席のスライドドアは、乗り降りしやすい大きな開口部があることや狭い場所でも全開にできることから、多くの車に採用されている装備の一つです。

利便性の高いスライドドアは軽自動車やミニバンなどの乗用車だけでなく、商用車にも採用されています。

この記事では、スライドドアのメリットやデメリットとともに、トヨタのスライドドア搭載車の中でもおすすめの車を紹介していきます。

関連記事:【2024年】トヨタの高級車一覧!価格順のランキングTOP10を紹介

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

スライドドア車のメリットとデメリットとは?

スライドドアは車の後部座席の乗り降りやラゲッジスペースの荷物の出し入れを快適にするために採用された装備です。

ここでは、スライドドアのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

スライドドアのメリット

スライドドアのメリットとして、狭いスペースでも全開にできることが挙げられます。
ドアを押し開けるヒンジ式のドアとは異なり車の側面をスライドする形で開くため、駐車場で隣に駐車している車や壁などを気にせず全開にすることができます。

また、スライドドアは開口部を大きくすることでお年寄りやお子さまが楽に乗り降りでき、荷物を楽に積むこともできます。車によっては、スライドドアを電動で開閉ができるものがあり、荷物を持っている時や、お子さまを抱っこしいる時などの乗り降りの際にとても便利です。

スライドドアのデメリット

スライドドアのデメリットとして、ヒンジ式のドアに比べて、スライドドアの方が重たいことが挙げられます。そのためスライドドアの開閉方法が手動の場合、ヒンジ式のドアよりもスライドドアの開閉のほうが重たくなってしまいます。

また、車両自体の重量も重くなるるため、燃費性能も低下してしまいます。

関連記事:おすすめの5人乗りタイプのスライドドア搭載車を紹介!

トヨタのスライドドア搭載車は何種類ある?

疑問イメージ

トヨタのスライドドア搭載車は商用車も含め8車種あります。
ここでは、車のサイズごとに分け、主に3車種について車を紹介していきます。

便利が詰まった軽自動車

スライドドアを搭載している軽自動車として、ピクシスシリーズのピクシスメガピクシスバンが挙げられます。

ピクシスシリーズはダイハツが企画・開発・製造を行い、トヨタのエンブレムをつけてトヨタが販売を行っています。

なお、ピクシスメガは2015年8月にトヨタから販売されましたが、2022年8月に生産終了となりました。ピクシスバンは2011年12月に「働くわたしのピクシスバン」をキャッチコピーにトヨタ初となる軽商用車として販売されました。

関連記事:おすすめのスライドドア付き軽自動車3選!スライドドアのメリットについてもご紹介

注目が集まるコンパクトサイズ

一般的にコンパクトサイズとよばれている車とは全長4700mm以下、全幅1700mm以下の排気量が2000cc以下の規格であり、トヨタではルーミーとシエンタの2種類の車にスライドドアが搭載されています。

ルーミーは2016年11月に販売が開始され、2020年9月のマイナーチェンジではルーミーとタンクが統合され、ルーミーのみとなりました。

シエンタは2003年9月に発売し、2015年7月に2代目シエンタが発表され、2022年8月に現行モデルの3代目シエンタが発表されました。

関連記事:スライドドアとは?メリットやデメリット、おすすめのミニバンと軽自動車もご紹介

豊富なラインアップが魅力のミニバン

スライドドアが搭載されているミニバンとして、アルファードやヴェルファイア、ヴォクシー、ノア、商用車であるハイエースワゴンが挙げられます。

アルファードは2002年に販売開始し、2015年に現行である3代目アルファードが発表されました。

ヴェルファイアは2008年に販売開始し、2015年に2代目ヴェルファイアが発表されています。

ヴォクシーとノアは兄弟車として2001年に販売開始し、2022年には現行モデルとなる4代目が発表されました。

また、ハイエースワゴンは1967年から販売されており、2004年に現行モデルの5代目が発表されました。

関連記事:アルファードハイブリッド(4WD)のE-Fourの性能を紹介!ライバル車との比較あり

関連記事:【新型】ヴェルファイアの燃費はよい?気になるカタログ燃費と実燃費の比較も紹介

関連記事:ノアとヴォクシーの違いとは?実は同じ?何を基準に選ぶべきかを徹底解説!

トヨタのおすすめのスライドドア搭載車

トヨタは8車種においてスライドドア搭載車をラインアップしています。
ここでは、車の大きさごとにおすすめのスライドドア搭載車を紹介します。

軽商用車 ピクシスバン

トヨタが販売する軽自動車の中で、おすすめのスライドドア搭載車はピクシスバンです。
軽商用車であるため購入の選択肢に入れていない方もいますが、実は軽商用車は現在注目を集めるジャンルです。

ピクシスバンは軽自動車であるため税金や車両価格が安価です。さらに車内空間が広く、自転車やバイクなどをそのまま積み込めたり、車中泊ができたりすることから趣味に使える便利な車として注目が高まっています。

4WD クルーズターボ

全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,890mm
車両重量990kg
総排気量658cc
使用燃料 レギュラーガソリン
燃費(WLTC)14.7km/L
※参照元:主要諸元表

コンパクトサイズ ルーミー

トヨタルーミー
出典:トヨタ自動車WEBサイト

ルーミーは車内空間が広く、高い利便性から軽自動車で人気となるスーパーハイトワゴンをそのまま大きくしたような車といえます。

「軽自動車は狭くてパワー不足だけど、コンパクトミニバンは大きすぎる」という方の要望に答える形で登場した車です。価格も150万円台からとリーズナブルなのは大きな魅力といえます。

また、ルーミーにはウェルカムパワースライドドアの機能が搭載されていることが魅力の一つです。ウェルカムパワースライドドアとは、車を降りる際にドアオープンを予約することで、乗る際に電子キーを所持しているとスライドドアが自動で解錠し、開く機能のことです。

G-T

全長3,700mm
全幅1,670mm
全高1,735mm
車両重量1,110kg
総排気量996cc
使用燃料 レギュラーガソリン
燃費(WLTC)16.8km/L
※参照元:主要諸元表
ルーミー バナー

関連記事:ルーミーの内装を紹介!グレードごとの違いも解説

コンパクトミニバン シエンタ

シエンタ
出典:トヨタ自動車WEBサイト

コンパクトサイズのミニバンは、使い勝手のよさから注目を集めています。

トヨタのシエンタは2022年8月に約7年ぶりのフルモデルチェンジが行われました。
人気を集めた2代目と比較し、車内装備の充実など、利便性がさらにアップしているのがポイントといえます。

Z ハイブリッド 2WD(7人乗り)

全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,695mm
車両重量1,370kg 
総排気量1,490cc
使用燃料 レギュラーガソリン
燃費(WLTC)28.2km/L
※参照元:主要諸元表
シエンタ バナー

関連記事:トヨタ シエンタの内装は?インテリアや荷室を画像で紹介

高級ミニバン アルファード

アルファード E-Four
出典:トヨタ自動車WEBサイト

高級ミニバンは自動車メーカー各社がラインアップしている人気の高いジャンルです。ミニバンの中でもおすすめするのがアルファードです。上質でラグジュアリーな車内空間は多くの人が憧れ、リセールバリューも高い車です。

アルファードのスライドドアは、両側ともにパワースライドドアとなっており、電動で開くことができます。

また、3.5Lクラスの大排気量モデルは、V6エンジンを搭載しており高速道路も快適に走ることができます。

Executive Lounge 3.5Lモデル ガソリン車(7人乗り)

全長4,945mm
全幅1,850mm
全高1,935mm
車両重量2,150kg 
総排気量3,456cc
使用燃料 ハイオクガソリン
燃費(WLTC)10.2km/L
※参照元:主要諸元表

関連記事:大人気!高級ミニバンアルファードの特徴やボディカラーの選び方を解説

こんな人にスライドドアの車がおすすめ!

狭いスペースでもスムーズな乗り降りを可能にするスライドドア付きの車。
以下のような方は、特にスライドドアの車をおすすめです!

  • 主婦の方、妊婦さんやご高齢の方
  • 駐車スペースが狭い場所に頻繁に駐車する方

主婦の方、妊婦さんやご高齢の方にはスライドドアの車がおすすめ

主婦の方、妊婦さんやご高齢の方には、スライドドアの車を特におすすめします。

理由は、両手が塞がっている状態でも、スライドドアであればドアを開閉しスムーズに乗り降りできるからです。

「買い物終わりで両手が塞がっている」「赤ちゃんを抱っこしていて両手が塞がっている」「手にあまり力が入らない」状態であっても、スライドドアつきの車であれば、スマートキーを近づけると自動でドアが開閉される機能があるため、乗り降りがかなりしやすいです。

ご希望の方は、購入前にスライドドアがついているのか、スライドドアの開閉方法を確認しておきましょう。

駐車スペースが狭い場所に頻繁に駐車する方

駐車スペースが狭い場所に頻繁に駐車する方においても、スライドドアの車をおすすめします。

理由は、スライドドアの車であれば、乗り降りでドアを開閉するとき、
「隣の車や壁にドアが当たらないだろうか」という心配がなくなるからです。

もしスライドドアじゃない車の場合、隣の車や壁にドアが当たらないように、僅かな隙間から乗り降りをしなければなりません。
このような状態ですと、乗り降りにかなりのストレスが発生しますよね。

駐車スペースが狭い場所に頻繁に駐車する方は、ぜひスライドドアの車をご検討されてみてください。

スライドドア車の歴史

最後にスライドドア車の誕生からこれまでの歴史を解説します。

1964年の「ダットサン キャブライト 1150 ライトバン」において初めて国産車でスライドドアが採用されました。
トヨタ車においては、1967年に登場した初代ハイエースデリバリーバンに追加される形で初めて搭載。
2000年前後になると、各社でミニバンにスライドドアが採用され普及していきました。

普及した理由として、スライドドアの電動化が挙げられます。
と言うのも、誕生したばかりのスライドドアは重量があり、開閉の操作に力が必要でした。
しかし2000年前後になるとスライドドアが電動化し、普及していきました。

現在では、性能が大きく進化するスライドドア。
スイッチを押すだけで開閉したり、スマートキーを近づけると自動で開閉、さらに足の動作のみでドアを開閉できるなど、妊婦さんや高齢者の方々でもスムーズに乗り降りがしやすくなり、車の利便性の向上に貢献しています。

まとめ

車のイメージ

軽自動車やミニバン、商用車を中心に採用されているスライドドアはカーライフにおいて便利な装備の一つです。狭い駐車場など普通のドアでは全開にできない場所であっても全開にすることができます。

また、スライドドアは開口部を広くとることができ、乗り降りや荷物の出し入れが簡単にできます。そのほかにも、車によってはスライドドアを電動で開閉できるものもあり、荷物やお子さんを抱っこして両手が塞がっている際にとても便利な機能です。

この記事では、トヨタがラインアップするスライドドア搭載車を紹介しました。トヨタのスライドドア搭載車の購入を検討している人は、ぜひここで紹介した内容を参考にしてみてください。

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。