新型プリウスの走行モードは?EVモードは変わった?Hybrid Reborn!!
プリウスはエンジンとモーターを動力源とするハイブリッド車で、その特性を生かした走りができるのがEVモードでした。
新型プリウスはどのように進化しているのか気になるところでしょう。
そこで今回は新旧比較のために今までのEVモードのおさらいと新型プリウスの走行モードについて解説したいと思います。
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INDEX
新型プリウスもEVモードとHVモードがある
旧モデル同様、新型プリウスもEVモードを搭載しています。
ハイブリッド車はHVモードが基本で、必要な場面でのみEVモードを使用します。
プラグインハイブリッド車はEVモードでの走行可能距離が大きいため、日常生活ではEVモードの利用が基本となるでしょう。
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プリウスのEVモードとはどのような機能なのか?
プリウスで走行中に気分や状況に合わせて柔軟に選べる走行モードのひとつが、EVモードです。
プリウスのEVモードについて概要や走行距離、解除条件などの解説をします。
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プリウスのEVモードとは
EVモード(EV ドライブモード)とは、エンジンを使用せず駆動用電池(バッテリー)から電力を送ることによって電気モーターだけで走行できるモードのことです。
走行の際にエンジンを使わないため、早朝や深夜の住宅街でも騒音や排気ガスを気にすることなく走行できます。
EVモードの切り替えは「EV MODE」のスイッチで行い、カーナビ上部に設置されたマルチインフォメーションディスプレイの表示灯が点灯することで、EVモードがONになっていることを確認できます。
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EVモードで走れる距離
EVモードで走れる距離は、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車で大きく異なります。
プリウス(ハイブリッド車)がEVモードで走れる距離
従来のプリウスはハイブリッド車であったため、EVモードで走れる距離は約数百mから1㎞程度でした。
新型プリウスのハイブリッド車もこの点に大きな変更はありません。
駆動用電池の充電量や走行状況などによっては走行できる距離が前後し、場合によってはEVモードが使えないときもあります。
EVモードは長距離にわたってONにし続けるようなものではなく、深夜や市街地を静かに走りたいときなど必要な場面にのみ切り替えて使うのが基本です。
ハイブリッド車のEVモードが自動解除される条件
ハイブリッド車のEVモードは特定の状況下で自動的に解除され、通常走行に戻るときがあります。
自動解除されるケースは、以下の4つです。
- 駆動用電池の充電が不足したとき
- 走行スピードが速いとき
- アクセルペダルを大きく踏み込んだとき
- 坂道などを走行しているとき
EVモードが解除されるときは、マルチインフォメーションディスプレイの表示とブザー音で知らせてくれます。
プリウス(プラグインハイブリッド車)がEVモードで走れる距離
プラグインハイブリッド(PHEV)車は満充電からのEV走行距離が87kmと、旧モデルの68.2kmから大きく伸ばしています。
これだけの距離を走れるならば、日常生活全てEVモードで十二分に事足りるでしょう。
しかもメーカーオプションとしてソーラーパネルをつければ、さらに日々の充電頻度が少なくなります。
EVモードはいつ使うべき?
EVモードは主に市街地で使用するようにしましょう。
EVモードのメリットは走行時にエンジンを使わないため、騒音や排気ガスを気にする必要がないところにあります。
市街地か高速道路、どちらが騒音や排気ガスの排出を気にしなければならないかと聞かれたら、もちろん前者です。
逆に高速を走行する際にはHVモードの使用をおすすめします。
この2つのモードをきちんと使い分けることで、電気や燃料の節約につながります。
まとめ
今回は新型プリウスの走行モードについてお伝えしました。
新型プリウスも旧モデル同様EVモードを搭載し、ハイブリッド車は限定的な使い方となることに変わりはありません。
また、プラグインハイブリッド車はその走行可能距離を大きく伸ばし、より快適にEV走行が可能です。
それぞれのメリットをよく知り、どちらのプリウスにしようかと検討されている方の参考になれば幸いです。