買ってはいけない軽自動車の特徴とは?失敗しない選び方や人気車をご紹介
軽自動車は、小回りの利くサイズ感と手を出しやすい価格帯から、普段使いの車として人気があります。
これから購入を検討している人は、買ってはいけない軽自動車のポイントを押さえておくのが大切です。
この記事では、買ってはいけない軽自動車の特徴と失敗しない選び方を解説します。
実際に売れている人気の車種についても併せて紹介するため、軽自動車選びの参考にしてみてください。
関連記事:軽自動車の選び方を知りたい!購入時のポイントを解説!
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買ってはいけない軽自動車の特徴とは?
最近の軽自動車は性能がよく、基本的に「買ってはいけない軽自動車」はありません。
しかし、自分のライフスタイルやニーズに合わない軽自動車というものは必ずあります。
購入後に後悔しないためにも、チェック項目を用意しておくことが大切です。
ここでは、買ってはいけない軽自動車の特徴を3つご紹介します。
用途に合っていない
軽自動車は、車体が小さく燃費がよいという特徴があります。
その他、車両本体価格や維持費が安いというメリットもあります。
車検費用やガソリン代、税金など年間の維持費を普通自動車よりも抑えることが可能です。
買い物や送迎で日常的に車を使用する人で、コスパがよい車や小回りの利く車が欲しい人に軽自動車はおすすめです。
一方で、家族4人で乗ることが多いという人や、アウトドアやドレジャーなど荷物が多くなりがちな趣味を好む人には、適していない車ともいえるでしょう。
小さな車体のため、その分室内は狭くなっています。
車選びの際は、家族構成や用途を考慮して、軽自動車の購入を検討してください。
関連記事:軽自動車の車検の相場はいくら?費用が高くなるケースも紹介
安全性能が不安
用途に合っていたとしても安全性能に不安が残る軽自動車は、買ってはいけないといえます。
中古の軽自動車を購入する場合、特に安全性能の確認が必要です。
安価で年代が古い中古車はエアバッグやABS、衝突回避支援システムがないなど、安全性に欠けることがあります。
また、ADAS(運転支援システム)が付いているかどうかも重要な要素です。
最近では、軽自動車でも自動ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能などの機能が装備されている傾向にあります。
もちろん運転支援システムなしでも車を運転できますが、毎日運転する場合、補助機能が付いていた方が安心です。
年式が古い
製造年式が古い場合も、買ってはいけない軽自動車といえます。
近年は、安全に配慮した機能が軽自動車にも標準装備されていますが、古い軽自動車の場合、現代の安全基準を満たしていないケースがあります。
安全基準を満たしていない車は安価なため手に入れやすいですが、安全面を考えて購入するのは避けた方が賢明です。
失敗しない軽自動車の選び方
買ってはいけない軽自動車を選ばないために、以下を確認することが大切です。
- 車を使用するシチュエーション
- 予算や条件
- 乗り心地
続いては、失敗しない軽自動車の選び方をご紹介します。
車を使用するシチュエーションを考える
軽自動車を選ぶ際には、シチュエーションに合った車を選ぶことが重要です。
軽自動車には大人数での移動や長距離移動に向かない車や、荷物が多い場合には向かない車があります。
毎日乗るのか、どこまで行くのか、何人で使用するのかなど、使う用途によって選ぶべき車種も変わってきます。
また、軽自動車はハッチバック・トールワゴン・1BOXなどさまざまです。
ハッチバック型は車体が小さく、取り回しがしやすい特徴があります。
通勤や通学などの移動でしか使わない場合は、オーソドックスなハッチバック型がおすすめです。
トールワゴンタイプは車内空間が広く、多くの荷物を積めるため買い物する際に便利です。
1BOX型も室内空間が広いため、お子さまの送り迎えやレジャーで使用したい人に適しています。
予算や条件を確認する
軽自動車のメリットは、本体価格や維持費が比較的安価であることです。
ただし、同じ軽自動車でも性能やコンディションなどにより、金額に大きく差が出ます。
新車の軽自動車は安いもので90万円程度、高いもので230万円程度となっています。
中古の軽自動車であれば、50万円程度で取引されているものもあります。
グレードやボディカラー、年代、走行距離など欲しい車の要件を洗い出し、予算内で購入が可能か調べることが大切です。
安全も考慮して、エアバッグの性能や横滑り防止機能(ESC)の搭載有無、自動ブレーキ機能などの安全装備が充実している軽自動車を選ぶことをおすすめします。
なお中古車の場合、傷や汚れがないかも併せて確認することが大切です。
乗り心地を確認する
候補車が決まったら、試乗して乗り心地を確認します。
乗り心地が悪い、または自分の体格に合っていない場合は快適性が下がり、運転していると疲れやすいです。
中古車の場合、乗ってみてはじめて装備の不具合や汚れ・匂いなどに気づくこともあります。
購入後に後悔しないためにも、試乗してみて違和感がないか、座り心地が悪くないかなどを確認して候補車を絞ることが大切です。
買ってよかった!実際に売れている軽自動車
ここでは、実際に売れているおすすめの軽自動車をご紹介します。
販売台数上位の軽自動車は、以下のとおりです。
関連記事:【2023年】人気の軽自動車ベスト15+3種をおすすめランキングで紹介!選ぶポイントも解説!
ホンダ N-BOX
N-BOXは、ホンダが販売・製造するNシリーズの軽自動車です。
軽自動車ながらも床を低くして広い室内を実現しており、ゆとりのある空間が魅力です。
また、後席をたたんで広々と使うなど多彩なシートアレンジも可能で、使い勝手がよい点でも評価が高くなっています。
画像出典:本田技研工業株式会社
ダイハツ タント
ダイハツが製造・販売するタントは、小さいお子さまがいるファミリー層に人気の車です。
全高が170mmを超える背の高い軽自動車で、室内を広々と快適に使用できます。
また、スライドドアが装備されているため乗り降りがしやすく、使い勝手がよいという特徴もあります。
画像出典:ダイハツ工業株式会社
ダイハツ ムーヴ
同じくダイハツが製造・販売するムーブは、コンパクトなボディと広い室内空間が魅力の車です。
室内空間だけでなく走行性能や燃費など、使い勝手とスペック面がバランスよく備わっており、普段使いにぴったりの車として人気があります。
画像出典:ダイハツ工業株式会社
スズキ スペーシア
スペーシアは、スズキが製造・販売する軽自動車です。
246mというロングホイールベース(前後のタイヤの距離)が採用され、軽自動車とは思えない広々とした車内が特徴です。
また、ハイブリッドシステムを搭載しているため燃費がよく、環境にも配慮した性能が備わっています。
画像出典:スズキ株式会社
スズキ ワゴンR
同じくスズキが製造・販売するワゴンRは、軽自動車ムーブの発端となった車でもあります。
ボディサイズに制約がありながらも、快適性や使い勝手を重視して設計されたワゴンRは、軽自動車を超えた存在として話題を集めました。
現行の6代目では、さらなる軽量化・低燃費を実現して人気を博しています。
画像出典:スズキ株式会社
まとめ
この記事では、買ってはいけない軽自動車についてご紹介しました。
まずは使用用途を洗い出したうえで、ライフスタイルに合う車の候補を挙げてみましょう。
安全性や製造年代、スペックなども確認することが大切です。
実際に購入されていて評価が高い軽自動車として、以下が挙げられます。
- ホンダ N-BOX
- ダイハツ タント
- ダイハツ ムーヴ
- スズキ スペーシア
- スズキ ワゴンR
どれも軽自動車でありながら、普段使いに最適なスペックを備えているのが特徴です。
軽自動車の購入を検討している人は、価格やスペックなどをもとに比較検討し、長い期間愛用できる1台を選んでみてください。