マイルドハイブリッドの寿命はどのくらい?メリット・デメリットなどについても解説

環境問題がさまざまな場面で取り上げられる現代においては、車のエコ性能を考えることも重要です。

その中で、ハイブリッドカー(フルハイブリッド)は長い時間をかけてエコカーとしての地位を確立してきました。

一方で、マイルドハイブリッドと呼ばれるシステムを搭載した車があることをご存じでしょうか。

マイルドハイブリッドカーは、ハイブリッドカーと同様に環境に優しい車として知られています。

この記事では、マイルドハイブリッドの特徴や寿命、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します

エコな車に乗りたいという人にとっては参考になる内容なので、最後まで読んでみてください。

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マイルドハイブリッドとは?

マイルドハイブリッドについて説明する前に、まずはハイブリッドカーとマイルドハイブリッドカーの違いを解説します。

ハイブリッド

ハイブリッドカーは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関と、電気モーター(電動機)を組み合わせて動く車です。

電気モーターによってエンジンの効率が上がるため、一般のガソリン車よりも燃費が良くなるという特徴があります。

燃費効率の向上により、二酸化炭素などの排気ガスを抑えるメリットもあります。

またハイブリッドカーの特徴として、低速走行時や停車時には電気モーターだけで走行できる点が挙げられます。

電気モーターでの走行時は、エンジン音がしない静かな走行が可能になり、排気ガスも発生しません

マイルドハイブリッド

マイルドハイブリッドカーもハイブリッドカーと同様に、内燃機関と電気モーターを組み合わせています。

大きく違うのは、マイルドハイブリッドカーの電気モーターのパワーは小さく電気モーターのみで走行できない点です。

マイルドハイブリッドカーの電気モーターは、主にエンジンを補助する役割を担っています

電気モーターが減速時のエネルギーを回収し、発進時のエンジン始動を補助することで、エンジン負荷を軽減して燃費を向上させます。

ハイブリッドとマイルドハイブリッドは、どちらも車の燃費を向上させる自動車技術です。

ハイブリッドカーは電気モーターの力だけで走行可能な一方で、マイルドハイブリッドカーは電気モーターがエンジンを補助する役割を果たして、燃費改善を目指しています

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マイルドハイブリッドの寿命はどのくらい?

ハイブリッドカーの寿命は、使用環境・車の状態などによって大きく左右されますが、一般的には10年程度といわれています

マイルドハイブリッドカーの寿命を考えるときは、エンジン・電気モーター・バッテリーなど、車の主要部分を定期的にメンテナンスして長持ちさせることが重要です。

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エンジン

一般的なガソリン車と同様に、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

具体的には、車両点検時にオイル交換やフィルター交換などを適切に行うことで寿命を延ばせます。

定期点検でしっかりとチェックしてもらいましょう。

電気モーター

マイルドハイブリッドカーは電気モーターのみでの走行ができないため、ハイブリッドの電気モーターに比べると、かかる負荷は少なくなります。

ただし、ローターなど発電時に使用される部品などは徐々に劣化するため、定期的に点検を行い、新しい部品に交換する必要があります

バッテリー

マイルドハイブリッドカーのバッテリーは、ハイブリッドのバッテリーと比べると小型です。

リチウムイオンバッテリーの場合、寿命は10年程度と言われており、バッテリーが劣化したときに交換することで車の寿命を延ばせます。

ちなみにハイブリッドカーのバッテリーに関しては、メインの駆動用バッテリーとサブの補機バッテリーがあります。

メインの駆動用バッテリーの寿命は5年以上、走行距離10万km程度までが目安とされており、比較的長い間使用できます。

一方、補機バッテリーは寿命が3〜4年で、早めの交換が必要です。

マイルドハイブリッドのメリット

ここでは、マイルドハイブリッドのメリットについて解説します。

ハイブリッドよりも安価

マイルドハイブリッドカーは、ハイブリッドカーよりも一般的には安価という特徴があります。

ガソリン車とマイルドハイブリッドカーの価格差が10万円程度のところ、ガソリン車とハイブリッドカーの価格差は30万円〜50万円程度開くこともあります。

ガソリン車との価格差が少ないのに燃費が良い車に乗れることは、大きなメリットです。

コンパクトなシステム

ハイブリッドに比べて、マイルドハイブリッドはシステムがコンパクトになっています。

電気モーターやバッテリーも小型で、軽自動車をはじめとした小さめのボディの車にも採用できる点もメリットです。

騒音を抑える

マイルドハイブリッドカーは電気モーターのみでの走行はできませんが、モーターは適宜エンジンをサポートする役割を担っています。

そのため、ガソリン車に比べてエンジンにかかる負担が小さくなり、エンジンが発する騒音が小さくなります。

マイルドハイブリットのデメリット

一方で、マイルドハイブリッドのデメリットについても解説します。

ガソリン車よりも価格は高い

メリットの部分でもお伝えしたように、マイルドハイブリッドカーとガソリン車の価格差は、マイルドハイブリッドカーの方が10万円程度高いことが多くなっています。

燃費は良くなるものの、この価格差分を取り返せるかは、「車をどのくらいの期間使用するか」「車の燃費をいかに向上させることができるか」次第になります。

複雑なシステム

ガソリン車と比較して、マイルドハイブリッドカーは車を構成しているシステムが複雑です。

そのため、万が一故障した際の修理費用がガソリン車よりも高くなったり、そもそも一部の修理工場では修理ができなかったりする可能性があります

一方で、ハイブリッドカーと比べると、構造はマイルドハイブリッドカーの方がシンプルになっています。

ハイブリッドに比べると燃費が向上しない

ハイブリッドカーはエンジンと同等の出力を持つ電気モーターを備えており、走行中の燃費向上に大きく貢献します。

一方マイルドハイブリッドカーの電気モーターは小型で、単独での走行はできないため、燃費向上への貢献度はハイブリッドカーに比べると低くなります

マイルドハイブリッド搭載車はこんな人におすすめ!

マイルドハイブリッド搭載車をおすすめできるのは、コンパクトな車で燃費向上を図りたい人です。

メリット部分でもお伝えしたとおり、マイルドハイブリッドは小型のシステムなので、軽自動車をはじめとしたコンパクトな車にも採用されています。

コンパクトな車には、複雑で大きなハイブリッドシステムは搭載できないケースもありますが、マイルドハイブリッドであれば搭載可能というケースも多くなっているのです。

このように、コンパクトカーの購入を考えており、燃費を少しでも向上させたい人や、環境に配慮したい人にとって、マイルドハイブリッド搭載車はおすすめできる選択肢と言えます。

まとめ

マイルドハイブリッドは環境に優しい車として知られており、エンジンと電気モーターを組み合わせて燃費を向上させます。

寿命は一般的に10年程度で、エンジンや電気モーターの定期的なメンテナンスが重要です。

バッテリーの寿命は約10年で、劣化した場合は交換が必要となっています。

ハイブリットカーよりも安価なマイルドハイブリッドカーは、コンパクトで騒音を抑えられる点でも魅力的です。

マイルドハイブリッド搭載車が気になった人は、今回紹介した特徴や寿命、メリット・デメリットなどを考えた上で、購入を検討してみてください。

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この記事を書いた人

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