ヴォクシーの燃費は?ハイブリッド4WD・E-Fourと他社の技術も比較!

ヴォクシーは2022年にフルモデルチェンジを果たし、4代目ヴォクシーが生まれました。

ヴォクシーは3代目で初めてハイブリッド車がリリースされたこともあり、4代目でどんな進化をしているのか、燃費性能はどうなのかなど気になることは様々あるでしょう。

今回は、ヴォクシーのハイブリッドモデルを燃費を中心に解説します。

進化したヴォクシーをご堪能ください。

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ヴォクシーの概要

初代ヴォクシーは、2001年に誕生しました。

CMにトータス松本さんを起用し、キャッチコピーは「I am a Father.」と攻めた構成かと思いきや心温まるCMとなっていました。

現在の4代目まで一貫して親子感を出しています。

そしてその通り、7人乗り、8人乗りのラインアップがあり、親子で乗ること以上に3世帯家族でも適している車として存在しています。

関連記事:ヴォクシーのサイズをライバル車と比較しながら解説!

ヴォクシー ハイブリッドのカタログ燃費は?

ヴォクシーには、エントリーモデルのS-Gと上級グレードのS-Zの2つのグレードがあり、それぞれにハイブリッドモデルがありますが、グレードによる差はありません。

またヴォクシーのハイブリッドモデルの4WDはトヨタの電気式4輪駆動方式、E-Fourが採用されています。

関連記事:ヴォクシー(VOXY)の燃費はどれくらい?カタログ燃費や実燃費を比較して解説!

ヴォクシー ハイブリッドの燃費

ヴォクシーのハイブリッドモデルのカタログ燃費は以下の通りです。

とてもミニバンとは思えない燃費性能を誇っています。

2WD
E-Four
WLTCモード(km/L)23.0
22.0
市街地モード(km/L)22.2
22.0
郊外モード(km/L)25.0
23.9
高速道路モード(km/L)22.1
20.9
※参考元:ヴォクシー|諸元表(202204)

関連記事:「ミニバンは燃費悪い」とは言わせない!燃費のいい車種ランキングベスト6!

ヴォクシーのガソリンモデルのカタログ燃費

参考までに、ハイブリッド非搭載モデルのカタログ燃費は以下の通りです。

ミニバンとしては、性能はいいのですが、やはりいかにトヨタのハイブリッドが優れているかわかります。

2WD
4WD
WLTCモード(km/L)15.0
14.3
市街地モード(km/L)11.4
11.1
郊外モード(km/L)15.3
14.6
高速道路モード(km/L)16.9
16.1
※参考元:ヴォクシー|諸元表(202204)
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ヴォクシー ハイブリッドの実燃費は?

ヴォクシーの実燃費を「みんカラ」という口コミサイトをもとに調べてみました。

みんカラでの評価は以下の通りです。

2WD
E-Four
WLTCモード(km/L)23.0
22.0
実燃費(km/L)16.7
15.2
※参考元:みんカラ|ヴォクシー ハイブリッド

多少差があるように見えます。

しかし、投稿された口コミには好意的なものが多く、4代目ヴォクシーがいかに支持されているかがわかります。

関連記事:WLTCモードの測定方法とは?

E-Fourとは

ヴォクシーの4WDにはE-Fourが搭載されていますが、E-Fourの仕組みが他の4WDとどう違うのかがわかりにくいかもしれません。

E -Fourとはトヨタのハイブリッド用4WDです。

4WDは4輪駆動のことで、タイヤを4つ動かすことで動く車です。

2WDは2輪しか動きません。
近年は前輪2つを動かす車が多いです。

ハイブリッドとは、電気の力で動くモーターとガソリンエンジンの2つの動力を併用している車のことです。

関連記事:今さら聞けないHEVの特徴!PHEVやBEVとの違いとは?

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E-Fourの仕組み

E-Fourは

  • 前輪はエンジンとフロントモーター
  • 後輪はリヤモーター

で動きます。

場合によって前輪のみで走行を行ったり、4輪全て使ったり、といったことを自動的に制御することで、スムーズな加速や安定した走行を実現しています。

関連記事:トヨタのEV戦略や水素社会への取り組みに対して海外の反応は?

ヴォクシー E-Four の燃費は他の車と比較してどうなのか

ヴォクシーの燃費は、ミニバンとして、というより車全体からしてもかなり高性能です。

しかし、他メーカーも新技術を競って開発しているのも事実です。

E-Fourを持ったヴォクシーと他社のハイブリッド技術を持ったミニバンを比較していきたいと思います。

ヴォクシー E-Fourとセレナ e-POWERを比較

日産のセレナもe-POWERという技術を持って2022年にモデルチェンジを行なったミニバンです。

e-POWERは一言で言うと「エンジンで発電し、モーターで走る」という構造をしています。

微妙なニュアンスの違いですが、「充電器を持った電気自動車」に近い作りです。

関連記事:日産のe-powerとは?電気自動車やハイブリッド車となにが違うのか徹底解説

セレナ
ヴォクシー
WLTCモード(km/L)20.6
22.0
市街地モード(km/L)21.3
22.0
郊外モード(km/L)22.5
23.9
高速道路モード(km/L)19.2
20.9
※参考元:セレナ|諸元表

かなりの接戦ですが、ヴォクシーが全ての場面でわずかに上回っています。

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ヴォクシー E-Fourとステップワゴン e:HEVを比較

ホンダのステップワゴンもe:HEVを持って2022年にフルモデルチェンジを行なっています。

e:HEVはEVモード、ハイブリッドモード、エンジンモードを切り替えることで電力モーターとガソリンエンジンのそれぞれ得意な場面で走行することが可能です。

関連記事:e:HEVとは?特徴やe:HEV搭載車を紹介!

ステップワゴン
ヴォクシー
WLTCモード(km/L)20.0
22.0
市街地モード(km/L)20.4
22.0
郊外モード(km/L)21.3
23.9
高速道路モード(km/L)19.1
20.9
※参考元:セレナ|諸元表

ステップワゴンの車体の大きさから、圧倒的な差がつくかと思いきや割と接戦になっています。

ヴォクシーは燃費がやばい

今回は、2022年に新技術を持って進化したミニバン同士を比較しました。

車体の大きさからヴォクシーが有利ではありますが、それにしてもミニバン界でトップクラスの燃費性能を持っています。

車両重量の軽い車と比較しても引けを取らないのではないでしょうか?

また、セレナやステップワゴンもいい勝負になりましたが、ヴォクシーが強すぎるという結果となりました。

そんなヴォクシーをご検討ください。

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