エクストレイルは車中泊向き?車中泊前に準備しておきたいポイントも解説

2000年に初代モデルが登場したエクストレイルは、販売開始から現在までの長い間人気を誇り続けているSUVです。

2022年に新型モデルが発売され、新規注文が一時停止されるほどの事態となりました。

このように人気のSUVであるエクストレイルは、車中泊にもおすすめの車です。

一般的に車中泊に向いている車といえば、ミニバン・ワゴンなどの車種をイメージする人が多いかもしれません。
しかしSUVであるエクストレイルも、車中泊用の車として十分役割を果たすことができます。

この記事では、どのような点でエクストレイルが車中泊に向いているのかを解説します。
また、車中泊をするうえで事前に準備しておきたいポイントも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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エクストレイルの概要

日産が製造・販売しているエクストレイルは、「2022–2023 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した人気のSUVです。

現在発売されているエクストレイルは、2022年7月に販売開始された4代目モデルですが、2023年2月時点では生産が追いつかないことから新規注文が一時停止されている状態となっています。

SUVであるエクストレイルは、走破性の高さに高い定評がある車です。
「2022–2023 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」の受賞時にも評価されたように、第2世代「e-POWER」が、パワフルかつなめらかな走行を実現しています。
ハンドルを握るたびに、走る喜びを感じられる車といえるでしょう。

また力強い走りを備えている一方で、走行時の高い静粛性も備わっている車でもあります。
加えて内装も充実していることで、同乗者全員がドライブ時間を快適に過ごせる環境が整っています。

このように、通常のドライブ時に快適な環境を提供してくれるエクストレイルですが、車中泊用の車としても十分活躍できる車です。

どのような点が車中泊に向いているのかについては、次の項目で詳しく解説します。

関連記事:エクストレイルのサイズを他の車と比較!走行性や安全性についても解説

エクストレイルが車中泊に向いている理由

ここでは、エクストレイルが車中泊に向いている理由を項目別に紹介します。

SUVならではの走破性の高さでアウトドアに最適

車中泊をするためには、まずは車中泊スポットへ車で向かう必要があります。

エクストレイルはその走破性の高さから、さまざまなアウトドアスポットに行くことが可能です。

特に「e-4ORCE」は、4WDの特性を生かして雪道や凹凸のある悪路でも問題なく走行できるでしょう。

単にドライブを楽しむというだけでもワクワクするエクストレイルですが、そこに車中泊というアクティビティを加えることで、旅がさらに楽しいものになります。

標高の高い山や海岸沿いなどの車中泊スポットで夜を明かして、絶景の中で目覚めるという体験ができるのも、さまざまな場所に行くことができるエクストレイルの強みです。

車内を広く使うことができる

車中泊をする場合は、家の寝室で寝るほどではないにしろ、ある程度の快適性は必要です。
あまりにも窮屈な環境であれば、睡眠不足で疲れが取れず、次の日に疲れが残ることもあるでしょう。

その点、エクストレイルは後部座席をフラット状態にすることで、広く使うことができます。

体格のよい大人2人で車中泊をするには、少し窮屈と感じる人がいるかもしれないものの、大人と小さなお子さまの2人などであれば問題なく車中泊できるでしょう。

また4:2:4の分割可倒式セカンドシートが装備されているため、大人1人で車中泊する際は、片側のシートは立てたままで、荷物置きにすることもできます。

「G」「G e-4ORCE」グレードには100V AC電源がついている

車中泊をする際に、家庭用の電源が欲しくなることもあるでしょう。
家庭用電源があると、ポットでお湯を沸かせたり、扇風機や電気毛布といった家電が利用できたりします。

エクストレイルの「G」「G e-4ORCE」グレードには、100V AC電源(1500W)が標準装備されており、上記で紹介したような家庭用の電化製品が使用できます

さらにこのグレードには、タイプA・タイプCのUSB電源ソケットも装備されていることから、スマートフォンなどの電子機器の充電も可能です。

関連記事:日産 エクストレイルのグレードをAUTECH含めて一覧で紹介!違いを比較!

車中泊におすすめのグッズを紹介

ここでは、車中泊におすすめのグッズを紹介します。

リアドアのロールサンシェード

車中泊時に気になるのが、外からの目線です。
プライバシーを侵害されるのが嫌で、車の中を覗かれたくないという人は多いでしょう。
そして防犯面を考えるうえでも、中を覗かれないことは重要といえます。

エクストレイルの「G」「G e-4ORCE」グレードには、リアドアのロールサンシェードが標準装備されています。

この装備を利用することで、車中泊時に外からの目線を気にせず安心して一夜を明かすことができるでしょう。

寝袋・布団・枕

車中泊をするときは、寝袋や布団、枕を用意しましょう。

エクストレイルは車中泊ができる車ではありますが、車中泊用の車ではないため、フラットにしたときの床が柔らかいわけではありません。

良質な睡眠が取れなければ、次の日に疲れが溜まってしまいます。
車中泊をするからには、睡眠環境をしっかりと整えましょう。

この他にも、時期や気温によって電気毛布・扇風機などを準備しておくと、有効に活用できる場面もあるでしょう。

さらに耳栓・アイマスクといった100円ショップで購入できる商品も、車に積んでおくといざというときに便利です。

関連記事:SUVがキャンプに適している理由とは?おすすめの車や車中泊のコツを紹介

車中泊にあたって注意しておきたい点とは?

注意

エクストレイルに限った話ではないものの、ここでは車中泊をする際の注意点を紹介します。

周囲に迷惑をかけない

車中泊を楽しむ際は、マナーを守り周囲に迷惑をかけないことが重要です。

特にエンジンをかけたままの車中泊は、周囲に騒音を響かせることになるため控えましょう。
また、車中泊が禁止されているスポットかどうかも、よく確認するようにしましょう。

トイレが近くにある場所を選ぶ

夜眠る前や朝起きたときに、トイレが近くにあると便利です。

それだけではなく、夜中に目が覚めてトイレに行きたくなったときに近くにトイレがない場合、そこから車で移動する必要があります。

防犯面を意識する

安全に楽しむことも車中泊をするうえでは重要です。
特に、寝ている間は無防備な状態になるため、防犯面の対策はしっかりと行いましょう。

周囲に車が全くおらず、車上荒らしが起こってもおかしくないような場所での車中泊は避けましょう。

周囲に人や車がある場所であっても、車中泊時は外から中が見えないように対策をすることが重要です。
就寝時の鍵のかけ忘れにも十分注意しましょう。

関連記事:車中泊で注意したいリスクとは?自分でできる対策を紹介

まとめ

この記事では、エクストレイルでの車中泊について解説しました。

エクストレイルは、走破性の高さからさまざまな場所へドライブすることができる車です。
行った先で車中泊をすることで、楽しいアクティビティを一段と魅力のある体験にできるでしょう。

車中泊時に有効活用できる「100V AC電源(1500W)」や「リアドアのロールサンシェード」は、エクストレイルの「G」「G e-4ORCE」グレードに標準装備されています。

特に「G e-4ORCE」は、悪路での走行も得意とすることから、エクストレイルでアウトドアや車中泊を楽しみたいという人には、おすすめのグレードです。

車中泊をする際は、快適に過ごせる準備をしたうえで、周囲に迷惑をかけず防犯面もしっかり対策して楽しみましょう。

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