スズキ アルトに乗るならカーリース（車のサブスク）と購入どちらが安いか検証

コスパ重視で車に乗ることを想定した時に、スズキのアルトを候補に入れる方は多いでしょう。

実際に、車両価格や燃費性能などが優れており、購入費、維持費ともに出費を抑えられる上に、そのサイズから運転もしやすいし、他の車の走行の邪魔にもならないというかなり優秀でお財布にも平和な車であり、アルトの安さに心を奪われる方もいらっしゃるでしょう。

今回は「カーリース」と「購入」、どちらがコスパがいいのかを検証します。

ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。

関連記事：【2023年】人気の軽自動車ベスト20をおすすめランキングで紹介！選ぶポイントも解説！

アルトの新車価格

アルトにはA、L、HYBRID S、HYBRID Xの4つのグレードがあり、それぞれに2WD、4WDが設定されています。

それぞれの価格は以下の通りです。

安いモデルであれば100万円を切るあたり、さすがとしか言いようがありません。

関連記事：アルトが安い理由や魅力について紹介！

アルトの残価型クレジットローン（買えるプラン）での支払い

最も安いアルト A 2WDで見てみましょう。

943,800円に加え、諸費用が103,060円かかり総額は1,046,860円となります。こちらがベースの価格です。

スズキのホームページの料金シミュレーションを参考にしてみると、60回払い（5年）だと月々15,500円、36回払いだと月々20,100円となります。

単純な車体にかかる費用は上記の通りで、こちらにガソリン代や車検費用（36回払いで3年目に乗り換えるなら必要なし）が追加でかかってきます。

また5年、もしくは3年後に乗り続けるかどうかの判断が迫られ、5年だと257,400円、3年だと429,000円を支払うかの選択肢があります。

乗り続けた場合、5年だと1,176,472円、3年だと1,133,877円がトータルでかかる計算です。

参考元：四輪車 見積りシミュレーション結果（アルト）

アルトのカーリースでの価格

中古車カーリースのポチモで計算してみます。

本当に中古車として使われていた車両ではさすがに条件が違いすぎるので、2023年式、走行距離5kmの新車同然の車体がありましたのでこちらと比較しています。

月々の支払額は以下のとおりです。（マイメンテプラン適用時）

年数が偶数年と奇数年で違いますが、新車ローンの方が安く見えます。

総額を見てみましょう。

8年（96ヶ月）6年（72ヶ月）4年（48ヶ月）2年（24ヶ月）をかければいいだけなので計算が簡単ですね。

総額を見ると残クレの方が安い結果となりました。

しかし、カーリースには、税金や車検費用が含まれています。

その辺を計算してみましょう。

参考元：中古車リースの「ポチモ」とは？特徴やメリットを解説！｜ポチモ

その他の費用

税金や車検費用を考えてみましょう。

カーリース側は全て含まれているため、計算し直す必要がありません。

税金

新車価格の総額である、5年の1,176,472円、3年の1,133,877円をベースに考えます。

軽自動車税は、年間10,800円かかります。

つまり、5年間で54,000円、3年間で32,400円が追加でかかることになります。

そうすると、5年で1,230,472円、3年で1,166,277円です。

関連記事：軽自動車の税金はどのくらいかかる？概要や安く抑える方法を解説

車検費用

車検費用は走行状態に大きく左右されるので、一概に言えませんが、おおよそ7万円ほどかかります。

3年目、5年目、以後2年おきににおおよそ7万円ずつ追加されことになります。

新車で買った場合は、ディーラー車検をそのまま受けるケースが多いと思われますので、アフターフォローは万全です。

関連記事：ディーラーに車検を依頼するメリットとは？他の業者との違いを比較

その他メンテナンス費用

こちらに関しては、走行状態次第で全然違うので、なんとも言えないところがありますが、ポチモのマイメンテプランでは考慮する必要がありません。

オイル交換やタイヤ交換など適切なタイミングで交換する必要があります。

参考元：メンテナンスプラン｜ポチモ

ガソリン代

レギュラーガソリン価格の推移や走行距離によってこれまた計算が複雑ですが、リッター150円、走行距離1年で1万kmと仮定します。

アルトの燃費性能は、WLTCモードで25.2km/Lなので1万km走るには約400Lのガソリンが必要です。

400L×150円=60,000円がガソリン代としてかかる計算です。

ガソリン代はカーリースも新車ローンも一緒かと思いきや、ポチモではガソリン代が7円引きとなるので、57,000円程度になります。

参考元：はじめての方へ・ポチモとは？｜ポチモ

様々な要素を考えてみる必要がある

最初はしっかり計算していましたが、途中から概算となってしまいました。

車の利用状況で、かかる金額は大きく変わるということです。

ディーラーや中古車店に足を運んだり、ポチモで見比べながらご自身にあった乗り方にマッチしたプランを立てて、慎重に検討しましょう。

とりあえずポチモを見てみてはいかがでしょうか？

画像出典元：スズキ株式会社