【トヨタ】C-HRが生産終了?!人気車だったのに生産終了した理由
C-HRはトヨタが提供するコンパクトサイズのSUVで、スポーティーなデザインと走行性能が特徴です。
しかし、2023年7月に生産終了が発表されました。この魅力的な車がなぜ生産終了となるのか、多くの人が疑問に思うでしょう。
この記事では、C-HRが生産終了となる理由について解説するとともに、長所や短所、スペックなどについて紹介します。
この記事を通じて、C-HRが自分に合った車なのか判断しやすくなるでしょう。
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トヨタ「C-HR」は2023年7月に生産終了
C-HRは、2016年12月に販売がスタートしたトヨタの小型SUVです。
C-HRのコンセプトモデルである「TOYOTA C-HR Concept」は、2014年9月のパリモーターショーで初公開され、それから2年後に発売されました。
この車は、TNGA(Toyota New Global Architecture)の第2号車(1号車はプリウス)でもあります。
立体的で抑揚のあるボディラインと盛り上がったフェンダーが特徴的であるほか、リアドアのドアノブはボディと一体化しており、都会的でスタイリッシュな2ドアクーペのような外観が魅力です。
近未来のロボットのようなデザインで非常に存在感があります。
C-HR以前に発売されていた各メーカーのSUVは、悪路の走破性などが追及されている場合が大半でしたが、C-HRは街中での走行性能にこだわったモデルです。
自動車販売協会連合会によると、2017年には販売台数が11万7,299台(全体で4位)、2018年には7万6,756台と2年連続で最も売れたSUVでした。
しかし、これほど人気のあったものの、2023年7月をもって生産が終了しました。
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トヨタ「C-HR」が生産終了になる理由とは
トヨタは、2023年7月をもってCH-Rの生産を終了させ、国内販売も段階的に終了すると発表をしました。
生産終了する理由としては、国内の需要が低迷したことが考えられるでしょう。
近年トヨタでは小型SUVとして「ライズ」や「ヤリスクロス」、中型SUVとして「カローラクロス」「RAV4」などのモデルに力を入れて販売しています。
そのため、国内でのCH-Rの存在感は薄れており、2022年の国内販売台数は1万4,977台に留まっている結果となっていることからも、今後のC-HRの需要は国内にはないと判断したのでしょう。
しかし、海外市場においてCH-Rは、依然として強い人気を誇っています。
自動車産業情報プラットフォームのマークラインズによれば、2022年までにCH-Rは世界40ヶ国以上で160万台以上を販売し、そのうち約8割が海外での売上です。
C-HRは国内での需要は落ち着いたものの、海外では高い需要が見込まれます。
新型CH-Rが日本市場に導入される可能性も否定できませんが、現時点では多くの専門家がその展望を見据え、海外専用車としての方向性を予測しています。
それゆえに、2022年12月にトヨタモーターヨーロッパは、C-HRの2代目コンセプトモデル「C-HR prologue」を公開しました。
国内生産が終了しているため、2代目C-HRは海外市場のみに展開されると考えられるでしょう。
そもそもトヨタ「C-HR」ってどういう車?
ここでは、C-HRの概要や特徴、スペックについて詳しく解説します。
C-HRの概要
C-HRは、2016年12月にデビューしたコンパクトなクロスオーバーSUVです。
街中でも目を引くスポーティーなデザインが特徴です。
ガソリンターボとハイブリッドの2つのパワートレインが用意され、駆動方式はFFとフルタイム4WDがあります。
TNGAを生かした低重心なスタイルで車両の安定性を確保しつつ、高いアイポイントが前方の視認性を向上させてるのが魅力です。
車内には、ダイヤモンド形の装飾が随所に施され、上質な印象を与えつつも遊び心を演出しています。
コンソールボックスや買い物フック、デッキフックなど、使い勝手のよい車内ユーティリティも魅力です。
スポーティーなシートは優れたホールド性を確保し、運転中の姿勢の崩れを防ぎます。
また、C-HRのLEDフロントフォグランプやリアフォグランプは悪天候時でも視界を確保し、他車からの視認性を向上させています。
コンパクトなボディサイズにもかかわらず、通常時のラゲージ容量は318L、フルフラット時には1,112Lと広々とした収納スペースを確保可能です。
最小回転半径は5.2mで取り回しも軽快で、運転しやすく魅力的なコンパクトなクロスオーバーSUVとなっています。
C-HRのスペック
C-HRのスペックは、以下のとおりです。
メーカー | トヨタ |
車名 | C-HR |
ボディタイプ | SUV |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,385×1,795×1,550 |
車両重量(kg) | 1,390 |
総排気量(cc) | 1,196 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 50 |
駆動方式 | 前輪駆動方式(FF) |
トランスミッション | iMT(6速マニュアル) |
カラー(全16種) | ホワイトパールクリスタルシャイン メタルストリームメタリック ブラックマイカ エモーショナルレッドⅡ オレンジメタリック イエロー オキサイドブロンズメタリック ネビュラブルーメタリック ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン ブラック×メタルストリームメタリック メタルストリームメタリック×ブラックマイカ ブラック×エモーショナルレッドⅡ ブラック×オレンジメタリッ ブラック×イエロー メタルストリームメタリック×オキサイドブロンズメタリック ブラックネビュラブルーメタリック |
※紹介グレードは「S-T(2WD)」
トヨタ「C-HR」の長所と短所
C-HRの長所と短所を理解すると、自分にぴったりの車かどうかを判断しやすくなります。
ここでは、C-HRの長所と短所について詳しく見ていきましょう。
C-HRの長所
C-HRの長所は、以下のとおりです。
- 走行性能を重視したSUV
- 街中で際立つスポーティーなデザイン
- 最小回転半径が5.2mで小回りが効く
- 前方の見通しがよい
- 電力供給が可能
- 予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載
C-HRは、他のSUVとは異なり、卓越した走行性能を追求したモデルです。
街中でも際立つスポーティーなデザインで、存在感があります。最小回転半径は5.2mで小回りしやすいだけでなく、低重心を確保しつつアイポイントは高いため、非常に運転がしやすい車です。
また、ガソリンを電気に変換できるため、停電時などの非常事態において車から電力を供給し、電気製品を利用できます。ガソリン満タン・消費電力400W・ハイブリッド車の場合であれば、電力供給時間を約4.5日間も持たせることが可能です。
さらに、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」も搭載されており、事故のリスク軽減に寄与しています。
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C-HRの短所
C-HRの短所は、以下のとおりです。
- 後部座席が狭い
- 悪路走破性は高くない
- 新車購入が難しい
C-HRはコンパクトサイズのSUVであるため、車内空間はそれほど広くありません。特に後部座席では、大人が座ると窮屈に感じることがあります。
また、クロスカントリーSUVと比較すると、悪路走破性は高くありません。
そのため、悪路走破性に優れるSUVを検討している場合は物足りなさを感じてしまうでしょう。
さらに、国内での生産が終了しているため、新車での購入が難しい点には注意が必要ですが、中古車で流通している可能性はあります。
C-HRが向いている人
C-HRは、次のような人に向いています。
- 走行性能を重視したSUVを探している人
- コンパクトSUVを検討している人
- スポーティーなデザインのSUVが好きな人
- 荷物の積載量がそれほど必要ない人
- 個性的なデザインを好む人
上記に該当する人は、C-HRを検討してみるとよいでしょう。
まとめ
この記事では、C-HRが生産終了となる理由、長所、短所、スペックなどを紹介しました。
C-HRは、スポーティーなデザインと卓越した走行性能で広く支持されてきましたが、2023年7月に生産終了となりました。
しかし、海外では2代目C-HRが登場するとの報道もあります。
国内でも販売される可能性はセロではありませんが、現時点ではC-HRは新車として入手できず、中古車市場でのみ入手可能です。
走行性能に焦点を当てたコンパクトSUVを探している人にとって、C-HRは検討する価値がある一台でしょう。
画像出典元:トヨタ自動車株式会社