車を購入するまでの流れとは?必要な手続きや書類も解説!

初めて車の購入を検討している場合、どのような手続きが必要なのか分からないため、不安を感じる人も多いでしょう。車を購入する際の手続きには、さまざまな書類の用意が必要です。

この記事では、車を購入するまでの流れと手続きに必要な書類、車を購入する前の準備について解説していきます。

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車を購入するまでの流れ

車を購入する際は、どのように進めればよいのでしょうか。ここでは、車を購入するまでの流れについて解説していきます。

ディーラー・中古車販売店を訪問する

車を購入する際は、ディーラーや中古車販売店などをまず訪問します。
このときに、希望する車を必ず自分の目で見て確認しておきましょう。

希望する車を実際に見ることで、車内やボディの様子が分かります。
購入後に後悔しないためにも、現車確認を行うことが大切です。

特に中古車の場合は、購入後すぐに故障するリスクがあるため、販売店に直接出向いて、車の状態や修復歴などの確認を行いましょう。

試乗する

実際に試乗して操作性や前後の見通し、乗り心地を確認することも大切です。
試乗する際は、予約が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

また、中古車の場合は車検の有効期限が過ぎていたり、保険に加入していなかったりなどの理由で試乗できない可能性があります。このようなときは、座席に座ってエンジンのかかりを確認し、気になる点があれば担当者に確認するなど、可能な範囲で行いましょう。

見積書をもらう

試乗をして購入したい車が決まったら、ディーラー・中古車販売店から見積書をもらいます。
支払いの総額が予算内に収まっているかを確認しましょう。

見積書に書かれた内容に疑問点があれば、担当者に確認することが大切です。
また、値引き交渉をしてみると割引してもらえることもあります。

契約・支払いをする

車の購入が決まったら、販売店側が用意する書類に必要事項を記入し、契約完了です。
契約が完了したら、購入代金を支払います。

購入代金の支払い方法は、主に現金一括払い、マイカーローン、残価型クレジットの3つです。予算に合わせて自分に合った支払い方法を選択しましょう。

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納車される

車の代金の支払いが完了したら納車です。
新車の場合、2〜3ヶ月、中古車の場合、1〜2週間で納車されます。

また、納車されるまでに必ず自動車保険に加入しましょう。
納車前に加入することで、納車日当日から補償を開始することができるため安心です。

車を購入する流れで必要な書類

書類イメージ

車の購入手続きをスムーズに進めるためには、事前に必要書類を準備しておくとよいでしょう。
手続きに必要な書類は、軽自動車と普通車で異なります。

ここでは、購入の際に必要な書類について解説していきます。

実印(普通車のみ)

新車を購入する際は陸運支局で新車登録をする必要があり、その書類に実印が必要です。
軽自動車の場合は陸運支局での登録はしないため、実印は不要ですが認印を用意しておきましょう。

印鑑証明書(普通車のみ)

印鑑証明書とは、契約書に使用した印鑑が実印であることを証明するものです。
印鑑証明書は、市区町村の役所で取得できます。
また、マイナンバーカードを持っている場合は、コンビニでも取得が可能です。

印鑑証明書は、車の契約日より3ヶ月以内のものが必要となるため、注意しましょう。

車庫証明書(普通車のみ)

車庫証明書とは、車の保管場所があることを証明する書類です。
車庫証明書は車の保管場所を管轄する警察署で取得できます。
申請書類も、同じ警察署で受け取ります。

車庫証明書の提出は法律で定められているため、必ず提出しましょう。

取得に3日〜1週間ほど時間がかかるため、早めに用意した方がよいです。
なお、軽自動車の場合は、車庫証明書は不要です。

住民票(軽自動車のみ)

軽自動車の場合、印鑑証明書は不要で、代わりに住民票が必要です。
住民票も市区町村の役所で取得が可能です。また、マイナンバーカードを持っている場合は、コンビニでの取得もできます。

車検証

車検証は車が保安基準を満たしていることを証明するものです。車についての詳細情報が記載されています。
基本的には、ディーラーや販売店側が用意してくれるため、自分での用意は不要です。

自賠責保険証

自賠責保険証は、自賠責保険に加入していることを証明するものです。
自賠責保険は、車の購入時に加入することが義務づけられています。
また、自賠責保険証は、販売店が用意してくれるため、自分での用意は不要です。

委任状

新車登録や名義変更をする際は、陸運支局に行って手続きが必要です。

購入者が行うことも可能ですが、手続きが煩雑であるため、販売店に依頼する場合があります。
販売店が代理で手続きする場合に委任状が必要です。委任状は販売店が用意してくれます。

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車を購入する前の準備

車にはさまざまな車種があり、何を購入したらよいのか悩んでしまうでしょう。

ここでは車を購入する前に準備しておくことについて解説します。

予算を設定する

車を購入する際は、必ず予算を設定しましょう。
予算は、車両価格だけでなく、購入後にかかる維持費のことも考慮して設定することが大切です。
予算を明確に設定することで、購入できる車が限定され、車選びがしやすくなります。

また、予算を設定する際は、支払い方法も決めましょう。
資金に余裕がある場合は、見積もりされた金額のみの支払いで済む現金一括払いがおすすめです。
しかし、資金を持っていない場合は、マイカーローンを利用する人もいるでしょう。

マイカーローンを利用する場合は、見積もり額に加えて金利がかかります。
そのため、毎月の維持費とマイカーローンの支払いで生活が苦しくならないように、自分の収入に合った予算の設定が大切です。

使用目的を明確にする

車を選ぶ際は、使用目的を明確にすることで車の選択肢を絞り込むことができます。

たとえば、車を通勤に使用するのであれば、ほぼ毎日乗るため、燃費がよい車や車両価格が安く、燃費もよい軽自動車がおすすめです。

ほかにも、家族でレジャーに出かけるのに使用するのであれば、荷物の積載量が多く、乗車人数も多い、ミニバンや高い走行性を備えているSUVがおすすめでしょう。

また、駐車場の広さや、駐車場の周りの状況も考慮する必要があります。駐車場が狭かったり、駐車場の周りの道路が狭かったりした場合、大型車であれば車の出し入れが困難になることもあります。そのような場合は、ボディがコンパクトで小回りが利くコンパクトカーを選ぶとよいでしょう。

販売店を選ぶ

車の販売店の種類は、大きく分けてディーラーと中古車販売店です。
ディーラーは新車を扱っているため、安心して購入できます。購入後もメーカー保証がついているため、予算に余裕がある場合は新車の購入がおすすめです。

また、中古車販売店は、新車に比べて車両価格が安価に設定されています。そのため、新車では予算内に入らなかった車でも、中古車だと予算内に収まるケースがあります。どうしても欲しい車がある場合は、中古車の購入も検討しましょう。

また、中古車の場合は、車の状態や購入後の保証が販売店によって異なります。
そのため、中古車を購入する際は、車の状態や保証内容、保証が受けられる期間を確認することが大切です。

まとめ

この記事では、車を購入する一連の流れや必要書類、車を購入する前の準備について解説しました。

車を購入する際の流れは、ディーラーや中古車販売店を訪問して試乗を行い、購入したい車が決まったら契約・支払いを行います。契約と支払いが完了したら納車です。契約時には、印鑑証明書や車庫証明書など、自分で用意しなければならない書類があるため、あらかじめ確認しておきましょう。また、車を購入する前には予算や車の利用目的を明確に定めることが大切です。

この記事を参考に、車の購入の流れや、車選びのポイントについて確認し、納車までスムーズに進めるようにしましょう。

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