車のサブスク、知ってる？カーリースとは違う？お得なのは？デメリットはある？疑問をすべて徹底解説

2023.12.12

近年、新たな車の利用方法として注目されている“車のサブスクリプションサービス”
頭金なし・毎月定額料金で車に乗れるので、利用を検討する方が増えています。

一方、車のサブスクはカーリースとよく比較されますが、「違いが分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、車のサブスクとカーリースの違いをご紹介します。

INDEX

車のサブスクとカーリースの違いは？

車のサブスクもカーリースも、毎月一定金額を支払えばマイカーのように車を利用できるという点では同じです。
しかし、別の言い方ということは細かい部分で違いがあるのでしょうか？

車のサブスクとカーリース。
2つのサービスを、細かいところまで確認してみましょう。

車のサブスクリプション＝カーリース！

では、車のサブスクリプションとカーリースは一体何が違うのか？

実は、サービスの内容は同じ。
契約期間内に一定の金額を支払って利用できる仕組みは同じで、サービスの呼び方が違うだけなのです。

ただ、自動車メーカーが打ち出しているサービスを「車のサブスク」、自動車メーカー以外のサービスを「カーリース」と謳っていることが多いようです

現在、カーリースや車のサブスクサービスを提供している会社はたくさんあります。

各社のサービス内容を比較検討し、その上で自分に合ったものを選ぶことで、サービスを無駄なく最大限活用できます。

自動車メーカーのサブスクの特徴

主に自動車メーカーが提供している「車のサブスク」には以下のような特徴があります。

自社メーカーの車種から選択する
ディーラーでメンテナンスできる
ボーナス払いが可能なメーカーもある

基本的に“その自動車メーカー”の車種しか選べないため、メーカーにこだわりがある方にはおすすめです。

ちなみに、メンテナンス込みのプランなら、定額料金内でディーラー点検や修理を受けられる場合もあります。

また、ボーナス払いが選択できるメーカーもありますが、月額利用料金にボーナス払いが加算されるため、あらかじめきちんと支払い計画を立てることが大切です。

関連記事：車のサブスクリプションのメリット・デメリットは？注意点も解説

カーリースの特徴は「安さ重視」

次に「カーリース」の特徴をご紹介します。

幅広い車種から選べる
月額料金が安い
契約期間を長めに設定すれば月額料金がさらに抑えられる

メーカーや車種にこだわりがなく、とにかく毎月の料金を安く抑えたい人にはカーリースがおすすめです。

また、カーリースはボーナス払いが無い会社が多いため、ボーナス月に毎月の定額料金とあわせた高額な支払いが発生することがありません。

契約期間を最長にすれば月額料金をより安く抑えることも可能です。

関連記事：カーリースとは？審査内容やメリットデメリットも徹底解説

関連記事：車のサブスクとカーリースを比較どっちがお得？

サブスクとカーリース共通のメリットとは

次に、サブスクとカーリースに共通するメリットについて解説します。

毎月定額払いだから急な出費の心配なし

一般的に、車を購入する際は頭金や諸費用などで最初に大きなお金を用意する必要がありますが、サブスクとカーリースは、初期費用としてまとまったお金を用意する必要がありません。

貯金があまりない場合や、大きな出費をしたくないタイミングではとても助かります。

また、マイカーを購入したら、維持するための費用が必要です。

突然車が故障した場合、修理料金がかかるなど突発的に出費がかさむこともあります。

しかし、サブスクやカーリースならメンテナンスや車検・税金なども全て月額料金に含まれるため、予期しない出費が発生することもなく、安心して車を利用できます。

予想下取り価格を差し引いた安い料金で利用できる

実は、車のサブスクやカーリースは、車両本体価格を100%支払うわけではありません。

まず契約期間を決めたうえで、契約終了時の車の予想下取り価格（残価）を算出します。
車両本体価格から残価を差し引いた料金に、税金や車検、メンテナンス費用などを入れて契約期間で等分した金額が、毎月の支払い金額です。

ローンまたは一括で車を購入する場合は、車両本体の価格は全額支払わなくてはいけません。
本体価格に加えて、税金の支払いやメンテナンス料金、車検代などが追加でかかってきます。
サブスクやカーリースの場合は、最初に下取り価格（残価）を差し引くので、車両本体を購入するよりも安く利用できる仕組みになっています。

新車への乗り換えがスムーズ

1台の車に壊れるまで長く乗る方もいますが、「なるべく新車に乗りたい」という人もいるでしょう。

また、車が故障してしまったり、ライフスタイルの変化に合わせて車の大きさを変えたりと、いつかは乗り換えのタイミングは来ます。

通常、車を乗り換えたくなったとき、下取りや購入に関わる手続きをすべて行わなければならないため、とても手間がかかります。

しかし、サブスクやカーリースなら、契約期間が終わればそのまま返却するだけです。
1台の契約終了後、また別の新車を再度契約をするだけなので、乗り換えの手続きは簡単です。

さらに、契約期間を短めに設定しておけば、短いスパンで都度頭金を支払うことなく、新車へ乗り継いでいくことができます。

サブスク・カーリースのデメリット

ここまで車のサブスク・カーリースのメリットをご紹介しましたが、デメリット（注意点）もあります。

走行距離に制限を設定する

一般的なカーリースやサブスクは、走行距離に制限をかけている場合があり、多くの会社は月平均1,000km〜2,000kmを上限としています。

多くの場合、契約期間終了後に車を下取りするための残価は、車の走行距離を想定して設定します。
そのため、毎月の走行距離を短く設定してしまうと、残価が高くなります。
その分、月額料金は安くなるのですが、もしも設定した走行距離をオーバーしてしまうと、契約終了時に追加支払いが発生してしまうのです。

毎日の通勤、通学や普段の生活パターンから「どのくらいの頻度で車に乗るのか？」「どのくらいの距離を走行するのか？」をよく考えて、自分に合った走行距離の設定をしましょう。

中途解約ができない

また、車を実際に利用してみたものの、思ったより乗る機会が少なく、途中で解約したいというケースもあるかもしれません。
契約期間内の中途解約は清算金が発生する場合があるので、契約する前には想定利用期間をしっかり検討することも大切です。

カーリースの場合、契約先の会社が契約者の代わりに契約を行い利用者が月々の利用料を支払うサービスとなります。
そのため、車両本体価格や月々の費用を契約年数から算出しているため、「中途解約」が行えません。

中途解約が難しいために、車両を使用していなくともカーリース代が発生します。
契約期間中はライフスタイルの変化、別車両を検討する時期もありますが、契約期間の拘束が発生している以上変更しづらい箇所でもあります。

メリットとデメリットをしっかり把握したうえで、どのような契約がベストな選択なのか検討しましょう。

関連記事：「カーリースはやめとけ」は本当？カーリースの利用メリットとは

サブスク・カーリースならオートフラット

車検・メンテ・税金込みで、月々定額で新車に乗れる、オートフラットのカーリースについてご紹介します。

国内全メーカー・全車種から自由に選べる

オートフラットは、全国にガソリンスタンドを展開する出光興産が提供しているサービスです。

自動車メーカーではないので、特定のメーカーだけではなく、国内全メーカーの全車種から、自分の乗りたい車を自由に選べます。

トヨタ、マツダ、ホンダ、日産など様々なメーカーの車を扱っており、軽自動車やミニバン、SUVなど車種も自分のライフスタイルに合わせて選べるのがメリットです。

ぜひ、自分の乗りたい車を探してみてください。

ガソリン代がお得

車を利用するときに気になるのが、ガソリン代です。

オートフラットでは、契約の際に給油値引きのプランを選択できます。
その場合、全国のapollo station・出光のサービスステーションで最大で月100リッターまで、最大で1リッターあたり7円も値引きしてもらえます。頻繁に長距離を走る場合は大きなメリットでしょう。
※シェルＳＳの場合、契約特典は商品券となります。