トヨタ GR 86のエンジンオイルの交換時期は?走行距離何キロが目安?
トヨタの販売するGR 86は、スープラと並びスポーツモデルの代表格として人気です。
スポーツカーであるが故に、「オイル交換を他の車よりも頻繁に行わなければならないのではないか」と心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、 GR 86の適切なエンジンオイルの交換時期について解説します。
86のオーナーは愛着を持って接していると思うので、ぜひご参考になさってください。
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INDEX
オイル交換の時期の目安
エンジンオイルの交換時期については、走行距離を基準にすることが一般的によく知られていますが、実はそれ以外にも走行距離による交換時期など何点か目安となるものがあります。
ここからは、エンジンオイルの適切な交換時期について解説します。
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走行距離による交換時期
オイル交換の目安で最もわかりやすいのが走行距離によるもので、やや厳し目に見て3,000〜5,000kmがひとつの基準と言われています。
前回のオイル交換から5,000km以上走行している場合は、オイルを交換したほうがよいでしょう。
しかし、車の乗り方などさまざまな要因により早い時期に交換するのがよい場合もあります。
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経過日数による交換時期
以前にエンジンオイルを交換してから、どれくらいの期間が経過したかのかを交換時期の基準とする見方です。
具体的には、前回交換から3〜6ヶ月が経過していると新しく交換することが推奨されています。
しかし、3ヶ月が経過していなくとも5,000kmを超えている場合などは、走行距離による基準を優先し臨機応変に対応することも必要です。
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走行環境による交換時期
悪路の走行は車に負担を与え、エンジンオイルの劣化を早めます。
きれいに舗装された道路ならエンジンへの負担はそれほど大きくありせんが、車が揺さぶられるような舗装されていない道路やカーブ、坂道が多い山道などでは劣化が早まります。
日常的に走行する道路の状況が悪い場合は、定期的なオイルチェックをして交換時期を見極めるようにしましょう。
メーカー推奨の交換時期
自動車メーカーが公表しているエンジンオイルの交換時期があります。
トヨタの場合は、以下の数値を交換の目安としています。
車種 | 標準交換時期 | シビアコンディション時 |
ガソリン車(ターボ車を除く) | 15,000kmまたは1年 | 7,500kmまたは6ヶ月 |
ガソリンターボ車 | 5,000kmまたは6ヶ月 | 2,500kmまたは3ヶ月 |
ディーゼル車 | 5,000〜20,000kmまたは半年〜1年ごと | 2,500〜10,000kmまたは3ヶ月〜半年ごと |
GR 86のエンジンはD-4S 水平対向4気筒エンジンを搭載しています。
燃料を燃焼室に直接噴射する「筒内直接噴射」と、吸気ポートに噴射する「ポート噴射」を運転状況に応じて適切に制御することができるのがD-4Sです。
GR 86のエンジンオイルを交換する時期で考えると、2,500km〜5,000kmまたは3ヶ月から6ヶ月での交換が推奨されます。
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GR 86に適したオイルは?
オイルの交換時期は、上記の2,500km〜5,000km、または3ヶ月〜6ヶ月でした。
では、86に適したオイルの種類はなんでしょうか。
オイルは大きく3種類に分けて考えることができます。
鉱物油
安価ですが、耐久性、静粛性が低い。
部分合成油
中間の性能を持つ。
化学合成油
高価ですが、耐久性、静粛性が高い。
GR 86の場合、化学合成油が推奨されますが、高価で頻度も高いことがネックとなります。
金銭的に負担になる場合は部分合成油を使用しましょう。
トヨタはAPI規格SP/RCか、ILSAC規格に合致したオイルの使用を推奨しております。
0W-20は、優れた省燃費性能を発揮できます。
0W-20が入手困難な場合は、5W-30も使用可能でOW-30という粘度のオイルがあります。
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GR 86のオイル交換での注意点
GR 86には実は意外な落とし穴があります。
それはオイル交換量がオイルエレメント交換を含めると5L、オイルエレメントなしだとしても4.8L必要となることです。
通常のカー用品店などで売られているオイルは4.0L缶が多いため、微妙に足りないという事態になります。
車を整備している工場や業者に依頼をするか量り売りされているところを選ぶ必要があります。
PIT in plusなどでの交換だと、連携したスマホアプリ「ドライブオン」で交換時期のリマインド通知もしてくれるのでおすすめです。
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旧型トヨタ 86とGR 86の違い
旧型86とGR86の1番の変更点としては、カムテール(カムバック)をより目立つように採用したことでしょう。
厳密にいうと「ダックテール」なのですが、簡単に言うとリヤ部分が盛り上がり、垂直に近い形状をしているクーペデザインのことです。
最近では2022年モデルのプリウスがカムテールを採用しています。
このことにより、後ろから見た時の迫力が増しています。
また、インパネ周りもアナログからデジタルに変わりました。
技術面で取り入れられるところは取り入れつつ進化したのがGR 86と言えるでしょう。
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画像出典元:トヨタ自動車株式会社