スペーシアの燃費を調査!新型スペーシアの魅力と燃費のいい走り方を紹介

スズキ スペーシア広々とした車内空間が特徴の軽スーパーハイトワゴンです。

「パレット」の後継車として2013年2月から販売を開始し、2017年と2023年にフルモデルチェンジ。3代目が最新モデルとなります。

スペーシアはコンセプトを「ザ・かぞくの乗り物」としており、家族で乗車する際の使いやすさや走行性能の良さを重視しています。

また、手頃な価格帯であることからも人気を集めています。

この記事ではスペーシアの燃費性能や他メーカーのライバル車との燃費比較に加え、走行性能や安全機能について紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

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スペーシアはマイルドハイブリッド搭載車

2代目スペーシア
2代目スペーシア
出典:スズキ株式会社

スペーシアはマイルドハイブリッドシステムを全グレードで標準装備している5ドアのスーパーハイトワゴンです。

メイン動力はエンジンとなりますが、加速時にはモーターがエンジンをアシストします。

2代目3代目ともにスペーシアはトランスミッションはCVTを採用し、グレードは「HYBRID G」「HYBRID X」の2種類。

駆動方式も2WD(FF)とフルタイム4WDの2種類から選べるラインアップとなっています。

また、後席両側のスライドドアも標準装備となっており、お子さまがいるご家族にとっては嬉しい装備です。
また、低床設計であるため荷物の積み下ろしを楽にできるのも魅力です。

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スペーシア バナー

スペーシアのカタログ燃費を調査!

スズキスペーシア2023年モデル
スズキスペーシア2023年モデル(3代目)
出典:スズキ株式会社

カタログに記載されているスペーシアの燃費や、実燃費と呼ばれる実際の走行時に近い状態での燃費はどのくらいでしょうか。

ここではスペーシアの燃費性能について、グレード、2WD・4WDなどの駆動方式ごとに紹介します。

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2代目|HYBRID X

駆動方式2WD(FF)
4WD
WLTCモード(km/L)21.2
20.2
市街地(km/L)20.3
19.3
郊外(km/L)22.3
21.1
高速道路(km/L)21.0
20.1
※参考元:スペーシア|諸元表(旧)

2代目|HYBRID G

駆動方式2WD(FF)
4WD
WLTCモード(km/L)22.2
20.2
市街地(km/L)21.0
19.3
郊外(km/L)23.5
21.1
高速道路(km/L)21.9
20.1
※参考元:スペーシア|諸元表(旧)

3代目|HYBRID X

駆動方式2WD(FF)
4WD
WLTCモード(km/L)23.9
22.4
市街地(km/L)22.4
21.4
郊外(km/L)25.2
23.1
高速道路(km/L)23.7
22.4
※参考元:スペーシア|諸元表

3代目|HYBRID G

駆動方式2WD(FF)
4WD
WLTCモード(km/L)25.1
22.4
市街地(km/L)23.1
21.4
郊外(km/L)26.5
23.1
高速道路(km/L)25.2
22.4
※参考元:スペーシア|諸元表

スペーシアの実燃費は?

カタログ燃費に記載されている「WLTCモード燃費」は実際の車の使用環境により近い方法で計測されていますが、運転の仕方や走行環境によって実際の燃費と差が出ます。

実際のオーナーの声を元に情報がまとめられている「e燃費」というWebサイトによると、スペーシアの実燃費は以下の通りです。

実際に購入を検討する際の参考値として確認しておきましょう。

2代目スペーシア

カタログ燃費・WLTCモード実燃費
HYBRID X / 2WD21.2km/L17.88km/L
HYBRID X / 4WD20.2km/L14.27km/L
HYBRID G / 2WD22.2km/L17.88km/L
HYBRID G/ 4WD20.2km/L14.27km/L

新型スペーシア(3代目)

カタログ燃費・WLTCモード実燃費
HYBRID X / 2WD23.9km/L19.95km/L
HYBRID X / 4WD22.4km/Lデータなし
HYBRID G / 2WD25.1km/L19.95km/L
HYBRID G/ 4WD22.4km/Lデータなし

※参考元:e燃費

スペーシアと燃費をよく比較される車

ここではスペーシアとよく比較される車のカタログ燃費を比較していきます。

スペーシアと同じくマイルドハイブリッドシステムを搭載した軽スーパーハイトワゴンの日産 ルークス三菱 ekスペースの2つをピックアップしました。

比較した各車の概要やグレードは以下の通りで、全て新型スペーシアと比較しています。
なお、スペーシアについてはグレードの2WD(FF)のタイプを基準として比較を実施しました。

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日産 ルークス

グレードX /2WD(FF)

日産ルークス
出典:日産自動車

日産 ルークスは全高が1,700mmを超えることから「スーパーハイトワゴン」と呼ばれ、広々とした快適な車内空間が特徴です。

2009年12月に初代が発売され、最新モデルは2020年3月に登場した3代目となります。

前方衝突予測警報標識検知機能など安全装備や運転支援機能も充実しています。

カタログ燃費スペーシア
ルークス
WLTCモード(km/L)22.4
20.9
市街地(km/L)21.4
19.6
郊外(km/L)26.5
22.1
高速道路(km/L)25.2
20.7
※参照元:日産 ルークス|諸元表

三菱 ekスペース

三菱eKスペース
出典:三菱自動車

グレードG/2WD(FF)

三菱 ekスペースは三菱自動車工業と日産自動車が共同出資するNMKVが開発し、三菱自動車工業が製造・販売する軽スーパーハイトワゴンです。

2014年2月に販売を開始し、最新モデルは2020年3月に登場した2代目となります。

アイドリングストップシステム「オートストップ&ゴー(コーストストップ機構付)」や加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムが搭載されており、快適で安全なドライブができます。

カタログ燃費スペーシア
ekスペース
WLTCモード(km/L)22.4
20.9
市街地(km/L)21.4
19.6
郊外(km/L)23.1
22.1
高速道路(km/L)22.4
20.7
※参照元:ekスペース|諸元表

上記の数値について、実際に走行させた際の燃費はカタログ燃費とは異なる点を含んだ上で参考としてください。

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スペーシアは安全性能やデザインも魅力

ここではスペーシアの燃費性能以外の魅力について紹介していきます。

安心の予防安全技術

スペーシアはスズキの先進予防安全技術「スズキセーフティーサポート」を搭載しています(2代目HYBRID Gのセーフティーサポート非装着車は除く)。

新型スペーシアでは「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」「車線逸脱警報機能」「車線逸脱抑制機能」「ふらつき警報機能」などが標準搭載。

経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」と国土交通省の「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当しています。

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広い車内空間を活かした収納力

2代目スペーシアの内装
2代目スペーシア
出典:スズキ株式会社
新型スペーシアの内装(3代目)
3代目スペーシア
出典:スズキ株式会社

スペーシアはバックドアが低床設計かつ大きく開口できる設計となっており、自転車などの大きな荷物でも楽に載せることができます。

2代目スペーシアの内装

助手席に備えられたアンダーボックスやスマホなどの小物を入れるのに便利なドアミドルポケットは、細かな荷物を収納するのに便利です。

さらに、HYBLID Xのグレードにおいては、スマホ充電が可能なソケットがインストゥルメントパネルと後部座席に付いています。

新型スペーシア(3代目)の内装

新型スペーシア(第3世代)のモチーフは大容量のコンテナです。インパネ部分はブラウンベースで落ち着いた色合いになっています。また、第2世代のようにふたになるような部分がなくオープンなので、広く使いやすい仕様です。

HYBRID XではUSB電源ソケットがこのインパネ部分に搭載されているため、スマートフォンなどの電子機器の充電もしやすく、使い勝手が大幅に向上しています。

「くすみカラー」を取り入れた豊富なボティカラーのラインナップ

2代目スペーシア

スペーシアの外観は「あちこち出かけたくなるスーツケース」がコンセプトで、ライバル車にはないくすんだ色合いのカラーラインアップが揃います。

8種類のボディカラーとルーフ部分が白く塗られた「2トーンルーフ仕様車」が4種類、計12種類のカラーが用意されているため、自分好みの色を選んで個性を演出したり、パーソナルカラーと合わせて車込みコーデできます。

新型スペーシア(3代目)

新型スペーシア(第3世代)の外観は、「もっと自由に」「もっと使いやすく」という想いからコンテナがモチーフに採用されています。頑丈なコンテナを連想させるサイドの形状や、角を面取りしたような造形を取り入れたデザインが特徴的です。

また、車体カラーは春に咲くミモザの柔らかな色を表現した「ミモザイエローパールメタリック」や使い込んだ革製品の深みある色を表現した「トーニーブラウンメタリック」などの新色も採用。

丸過ぎず角張りすぎず、年齢や性別に関係なく幅広い人に好感がもたれるデザインです。

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スペーシアの燃費のいい走り方

スペーシアに標準装備されているマイルドハイブリッドシステムの特徴は以下の通りです。

  • アイドリングストップから復帰する際、静かにエンジンを再始動できる
  • パワーが必要な坂道や高速道路でも、アクセルを軽く踏むだけでスムーズに加速できる

モーターが加速をアシストしてくれるため、特に発進時のふんわりと柔らかいアクセル操作を心がけることで燃費向上が期待できます。

また、スペーシアはインストゥルメントパネルに平均燃費が表示されるため、燃費を意識しながら走行できます。

軽商用車 スペーシア ベース

2022年8月26日、軽商用車である「スペーシア ベース」が発売されました。

コンセプトの、「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」の名の下、スペーシアのデザインや、快適な運転性能をベースに、商用車としての広い荷室空間を実現しました。

「商用車」と謳っていますが、乗用車としても快適に使用できます。

スペーシア バナー

まとめ

この記事では、スペーシアの燃費性能を中心に機能面での魅力について紹介してきました。

スペーシアはマイルドハイブリッドシステムを全グレードで標準装備しており、同グレードのライバル車と比較しても優れた燃費性能を誇ります。

また、両側スライドドアが搭載されており、車内空間も広々としているため「家族で使う軽自動車」として魅力のある車です。

この機会にぜひご検討ください。

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カーナレッジ編集部

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