新型「LEXUS RZ」発売!レクサス初のBEVの価格は880万円から!
3月30日、レクサスはバッテリーEV(以下、BEV)専用モデルとなる新型「RZ」の発売を開始しました。
最初に発売される500台は、発売を記念した特別仕様車“First Edition”となります。
今回はレクサス初のBEVとなる「RZ」について紹介します。
ラグジュアリーなBEVがどのような性能を持つか、楽しみにして頂けたら幸いです。
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INDEX
レクサスRZのスペック
早速ですが、新たにBEVとして誕生したレクサスRZの主要スペックをご紹介します。
全長×全幅×全高(mm) | 4,805×1,895×1,635 |
ホイールベース(mm) | 2,805 |
タイヤサイズ(in) | 18、20 |
航続距離 WLTCモード(km) | 494 |
電費(Wh/km) | 147 |
総電力(kWh) | 71.4 |
最高出力(kW) | フロント:150(204PS) リヤ:80(109PS) |
最大トルク(kgf・m) | フロント:27.1(266N・m) リヤ:17.2(169N・m) |
最低地上高(mm) | 205 |
最小回転半径(mm) | 5.6 |
室内長×室内幅×室内高 | 1,845×1,520×1,160 |
急速充電規格 | CHAdeMO |
航続距離は494km
BEVの誕生から大幅に進化しています。
タイヤ次第で534kmまで延ばすこともできます。
494kmもあれば、途中で充電切れの心配もかなり少なくなるでしょう。
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価格は880万円から
レクサスRZは、RZ450e “version L”と、最初の500台のみの特別仕様車、RZ450e “First Edition”の2モデルを展開しており、通常車両は8,800,000円(税込)、特別仕様車は9,400,000円(税込)とレクサスでBEVであることを考えると手が出やすい価格となっています。
Lexus Electrified
「Lexus Electrified」とは、レクサスが2019年に発表した電動化ビジョンのことです。
このビジョンに基づき、HEV、PHEVなどの普及、多様なお客様や市場のニーズに添いながら、カーボンニュートラル社会の実現を目指しています。
また、電動化技術を用いた大幅な進化を実現し、レクサスのBEVならではのライフスタイルを提供しながら、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目標にしています。
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Lexus Driving Signature
「Lexus Driving Signature」とは、レクサスならではの走り味のことで、より人と車が一体となった、気持ちの良いドライビングフィールをもたらします。
BEV専用プラットフォーム「e-TNGA」や、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用などBEVモデルへの変革をもたらす構造を実現することで、走りの味を実現しました。
エクステリア
BEVならではの加速感と躍動感を表現しています。
スピンドルグリル
お馴染みの「スピンドルグリル」も、「スピンドルボディ」という塊感のあるボディと一体となった造形をしています。
内燃機関の冷却の必要がないBEVの機能的な進化、そして更なる空力性能向上を目指しています。
インテリア
SDGs・サステナブルモビリティ
インテリアデザインは、SDGsやサステナブルなモビリティを中心に考えています。
素材や装飾によるラグジュアリーな演出に頼らない、洗練された空間づくりにこだわりました。
機能的本質を追求したシンプルな設えの中にも、モノづくりの細やかさや上質さを感じられる空間を実現しています。
パノラマルーフ
開放的な空間を作るパノラマルーフなどの、空調の協調制御による高効率な暖房システムが、快適な室内空間を提供します。
レクサスの電動化はモビリティの進化
これまでのEVは航続距離の短さや、機能の充実性がデメリットとしてありました。
しかし、レクサスRZを見ると、走行性能やインテリアなどの機能性を失うことなくEVシフトに成功してるように見えます。
デザインもラグジュアリーさよりもSDGsに配慮した、と言いながら、全く高級感を失っていないように見えます。謙虚で、こらからのモビリティ開発に対する姿勢の模範となるでしょう。
これだけの進化を遂げたレクサスに乗れる日が楽しみです。
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