レクサスはステーションワゴンを販売している?レクサスが販売する車の特徴を解説!

ステーションワゴンは、日本の自動車メーカーであるホンダやトヨタなどが製造・販売をしています。

日本でステーションワゴンは年々減少傾向にありますが、一方で外国の自動車メーカーが製造・販売するステーションワゴンは種類が多いのが特徴です。

日本の自動車メーカーであるトヨタは、ハイグレードブランドであるレクサスを展開しています。

ステーションワゴンを製造・販売しているトヨタですが、レクサスでもステーションワゴンを取り扱っているのか気になる人もいるでしょう。

この記事では、レクサスが販売する車の特徴や、ステーションワゴンの取り扱いについて紹介します。

関連記事:ステーションワゴンのメリット・デメリット、注意点について解説

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ステーションワゴンの特徴

レクサスNX
レクサスNX
出典:LEXUS

ここでは、ステーションワゴンの特徴について詳しく解説します。

ステーションワゴンとは

ステーションワゴンは自動車におけるボディスタイルの一つであり、一般的には車全体のフォルムが2つの箱(2ボックス)で成り立っていて、車高が低めに設計されている車のことを指します。

車のボディタイプには、ステーションワゴンのほかにもSUVやクーペなどさまざまな種類があります。
これらは車のボディ形状や車内構造などによって分類されますが、明確な規格や定義はありません。

また車検証では、車体の形状を「箱型」「幌型(ほろがた)」「ステーションワゴン」の3つに分類して記載されています。

これらの分類は自動車メーカーの申告に基づき決定されるのが特徴です。

ステーションワゴンの魅力は?

ステーションワゴンは、多くの荷物を積むことが可能なうえに走行性能も高いという魅力があります。

また、ステーションワゴンは一般的にミニバンやSUVに比べて車高が低く、車両重量は軽いのが特徴です。

車での長距離移動が多い人や街乗りをする機会が多い人など、さまざまなニーズに合う車といえます。

また、キャンプやゴルフなどの比較的大きな荷物が必要な趣味がある人にとっても、ステーションワゴンは使い勝手が良い車といえるでしょう。

レクサスが販売する車の特徴

レクサスRXアウトドアコンセプト
レクサスRXアウトドアコンセプト
出典:LEXUS

レクサスは、トヨタが世界に向けて展開するハイグレードブランドです。

レクサスは1989年にアメリカで販売を開始し、30年以上の歴史があります。

日本国内においては、2005年8月30日に約140店舗のレクサス専売ネットワークを全国で開業したことが始まりです。

ここでは、レクサスが販売する車の特徴について解説します。

ブランドイメージを確立させたスピンドルグリル

レクサスRX450+
レクサスRX450+
出典:LEXUS

レクサスは2012年に「スピンドルグリル」と名付けられた、フロントグリルを導入しています。
スピンドルグリルは他のメーカーの車にはないデザインが特徴です。

アルファベットの「L」を楕円で囲んでいるブランドロゴと共にあるスピンドルグリルは、その特徴的なデザインによってレクサスのブランドイメージを確立した要因の一つといえるでしょう。

また、レクサス初となるバッテリーEV車の開発を機に、スピンドルグリルは「スピンドルボディ」へと進化しました。

スピンドルボディは、フロントグリルとボディがつながっているようなデザインとなっています。

関連記事:【ジャーナリストレポート】レクサスRXの内装・外装・カラー一覧を紹介

サービスや品質の追究

レクサスはハイグレードブランドであり、装備の品質やサービスを追求しています。

レクサス車は、車の土台となるプラットフォーム部分はトヨタ車と同じです。

しかし、標準装備されているものや、ボディの塗装、エンジンなどの品質が高く、高級感を感じられる車に仕上がっています。

また、車自体の品質だけではなく、オーナーサービスも充実しているのも特徴です。

レクサス車のオーナーのみが受けられるサービスや特典を用意することで、高級ブランドならではの特別感が感じられます。

レクサスはステーションワゴンを販売している?

次世代LEXUS-1
出典:LEXUS

2024年5月現在、レクサスが販売している車のラインアップの中に、ステーションワゴンはなく、過去にステーションワゴンを販売していた実績もありません。

メルセデス・ベンツやBMWなどの海外自動車メーカーがステーションワゴンを取り扱っている現状を踏まえると、少し意外に感じる人もいるでしょう。

レクサスは、展開を始めた1989年の北米において、人気があったボディタイプであるセダンやSUVを主に販売していました。

これらの車は順調に売り上げを伸ばし、日本に導入する際に「セルシオ」「ハリアー」と名付けられています。

特にSUVはアメリカ市場で幅広い支持を集めたため、レクサスはSUVのラインアップを豊富にするよう力を入れていました。

レクサスはセダンやSUVなどの他のボディタイプの車で実績を上げたため、ステーションワゴンを新しく手掛ける必要はないと判断して販売しなかったと考えられるでしょう。

レクサスが販売している車種

レクサスは2024年5月現在、15種類の車を販売しています。車種は「セダン」「クーペ」「SUV」「ミニバン」の4種類です。

ここでは、レクサスが販売する車について車種ごとに紹介します。

セダン

セダンのラインアップは「IS」「ES」「LS」で、車名に「S」が用いられています。
レクサスのセダンは、走行性能と静粛性を追及しています。

ISはスポーツセダンで、走行性能に加え乗り心地も追求した車です。

レクサスIS500
出典:LEXUS

クーペシルエットでドライバーの視界を確保するためにインパネは水平基調となっており、ディスプレイはサイズや角度までこだわっています。

ESは乗り心地にこだわった車で、他のセダンに比べて車内空間が広めに設計されていることが特徴です。

レクサスES
出典:LEXUS

荷室も広く、ゴルフや魚釣りなどの趣味を持つ人におすすめできる車でしょう。

LSは、レクサスの原点を追求しつつ進化を続けている車です。

レクサスLS
出典:LEXUS

静粛性や走行性能に加え、ボディはレクサスのブランドイメージを象徴するデザインとなっています。

クーペ

クーペのラインアップは「RC」「RC F」「LC」の3種類です。

RCはスポーツクーペデザインで、重厚感とスポーティーな走りから得られる爽快感を両立しています。

レクサスRC
出典:LEXUS

また、より走行性能を追求したのがRC Fです。

レクサスRC F
出典:LEXUS

LCはラグジュアリークーペで、デザインの美しさと走る楽しさを追求しています。

レクサスLC
出典:LEXUS

SUV

レクサスUX300e
レクサスUX300e
出典:LEXUS

SUVのラインアップは「UX」、「NX」、「RX」、「LX」、「TX」、「GX」、「RZ」、「LBX」です。

レクサスのSUVは、悪路でも街乗りでも快適な乗り心地で、利便性にも富んでいるというSUVの特徴に加え、レクサスの高いデザイン性も楽しめます。

比較的サイズが大きく悪路走破性が高いLXや、街乗りでの快適さを追求したUXなど、レクサスのSUVの中でも幅広い特徴があり、さまざまなニーズに応えることができます。

また、RXには進化したレクサスとして特徴的なスピンドルボディがデザインされており、NXにはプラグインハイブリッドなどの新しい選択肢が用意されているのも、レクサスのSUVの特徴でしょう。

関連記事:【ジャーナリスト試乗記】レクサスRXの走り

ミニバン

レクサスLM走行イメージ
LM500h
出典:LEXUS

LMは、「ラグジュアリームーバー」を意味し、その価値・存在意義が改めて見直され、全面刷新されたのが2023年です。

運転者は、操縦性の素直さや正確さから運転を思う存分楽しむことができ、同乗者もゆったりとした空間と時間を味わうことができます。

存在感のあるエクステリアデザイン、上質感と過ごしやすさを兼ね備えたインテリアデザイン、どちらも非常に魅力あふれる車種ということができます。

国内では2023年に4座使用車の「EXECUTIVE」が発売されて人気を集めています。2024年には、さらに6座仕様車の「version L」が発売され、「EXECUTIVE」同様に「素に戻れる移動空間」をコンセプトに開発されています。

乗り心地と静粛性を両立し、LEXUSのDNAをさらに進化させています。

レクサスの中古車を購入する際の注意点

注意点

レクサスの中古車を購入する際の注意点は、以下です。

  • 整備記録簿を確認
  • 過走行車に注意
  • 経年劣化に注意

注意①:整備記録簿を確認

レクサスに限った話ではないですが、中古車の購入の前には、整備記録簿を必ず確認しましょう。
理由は整備記録簿には点検状況、修理状況が記録されており、安心して乗車できるかどうかの一つの指標になるからです。

整備記録簿がない車の場合、過去に大きな事故を起こし、エンジンなどに修復歴があるという事実がわかりません。
車のダメージが大きいと、いくら修復したとは言え、真っ直ぐ走ることが難しいなどの後遺症や故障のリスクを抱えています。

また整備記録簿を見ることで、「定期点検を失念せずに受けていたのか」なども確認することができます。

車の故障は、重大な事故につながります。
中古車の購入前には、必ず整備記録簿を見て、「その車体が安心して乗れるのか」を確認しましょう。
そして重大な事故を起こさないためにも、整備記録簿がない車体の購入はやめておきましょう。

注意②:過走行車に注意

走行距離が20万km以上を超える「過走行車」には、注意が必要です。
理由は、走り過ぎている分、故障のリスクが高いためです。

過走行車は、比較的安い傾向にあるため、金銭面の負担を少なくしてくれます。
しかし購入後すぐに故障した場合、数十万円単位で修理費用が発生するかもしれません。

高額な修理費用、修理時の手間、故障のリスクを考慮すると、「余程予算が厳しい」「こだわりの車種は過走行車しかない」などの場合を除き、過走行車の購入は控えたほうが良いでしょう。

注意③:経年劣化に注意

長い年月が経過した車体を購入する際は、経年劣化に注意してください。

年数が経過している車体では、パワーウインドウの故障やオイル漏れが起こりやすくなったり、直射日光の当たり過ぎが原因でダッシューボードに亀裂が入ってしまうことも。

また樹脂ライトを採用している車種は、ヘッドライトが黄ばんでいる可能性もあります。

中古車の中には、購入してから長い月日が経過している車体もあります。
必ず購入前に、「故障しそうな箇所はないか」などを確認しておきましょう。

まとめ

ステーションワゴンは一般的に、2ボックスタイプで車高が低めに設計されている車のことを指します。

トヨタがハイグレードブランドとして展開するレクサスは2024年5月現在、ステーションワゴンの製造・販売を行っていません。

その理由としては、レクサスは1989年当初、アメリカで人気があったセダンやSUVタイプの車を販売しており、それらの売り上げが好調だったためだとが考えられます。

レクサスが販売する車の特徴は、レクサスとしてのブランドイメージを確立する特徴的なフロントグリルを備えていることや、車の品質・サービスを追求している点です。

レクサスが取り扱っている車種は2024年5月現在、「セダン」「クーペ」「SUV」「ミニバン」の4種類です。
それぞれの車種に特徴があり、全てレクサスの高級感を感じられるデザインや性能になっています。

レクサスが製造・販売する車に興味がある人は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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