軽自動車の寿命は何年?買い替え時や寿命を延ばす方法も解説

自動車の買い替えタイミングのひとつとして「車の寿命」があります。
出費を少しでも抑えるためにできるだけ長く乗りつづけたいと思う方も少なくないでしょう。

では、車の寿命とはどれくらいで訪れるものなのでしょうか。

この記事では、軽自動車の寿命を始めとし、長く乗るためのメンテナンス方法や乗り換えるタイミングなどについて解説します。

軽自動車の購入や買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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軽自動車の寿命の定義について

軽自動車の寿命は、普通車のおよそ7割〜8割といわれています。これは、普通車と比べて軽自動車が壊れやすいという一面を持っているのがひとつの理由でしょう。

一般財団法人 自動車検査登録情報協会の「車種別の平均使用年数推移表」によれば、普通車の平均使用年数は令和3年3月末で「13.87年」。つまり、このデータに基づけば今の軽自動車の平均寿命はおよそ「10〜12年間」だといえるでしょう。

ですが、10年以上同じ車に乗りつづけるには、適切な運転とメンテナンスが大事です。

では、そもそも自動車の寿命にはなにが影響するのでしょう。

ここでは、軽自動車の耐用年数や寿命の目安について紹介します。

軽自動車の法定耐用年数

軽自動車の寿命を考える要素として「法定耐用年数」があります。法定耐用年数とは、国が定める新車にて算出された耐用年数です。この基準によると、軽自動車の法定耐用年数は4年となっています。

法定耐用年数は、車両の減価償却を計算する際に必要なため算出されているという背景があります。
そのため、実際は耐用年数以上に走行することは十分可能なのです。

国産軽自動車の寿命を迎えるまでの目安

近年の国産軽自動車は、比較的耐久性が高いといわれています。
しかし、軽自動車はパーツの耐久性などの理由で寿命が短くなるケースもあります。

なお中古車の場合は、以下の計算式でおおまかな寿命を求められます。

耐用年数 = 法定耐用年数-経過した年数+経過した年数×0.2

維持費の面では、13年目以降は自動車税が増額されます。
10年目以降は税金だけではなくメンテナンスにもコストがかかる傾向があり、金銭面での負担が増えることも覚えておきましょう。

「車の寿命は長いほどよい」というわけではないのです。

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軽自動車に長く乗り続けるための方法

普通車と比較した場合、耐久性が劣る場合もある軽自動車ですが、定期的にメンテナンスを行うことで、長く乗り続けられます。

ここでは、軽自動車の寿命を延ばすための方法・心掛けを解説していきます。

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定期的なメンテナンスを心掛ける

定期的なメンテナンス、特に部品交換を通して軽自動車の寿命を延ばすことができます。寿命を延ばすために定期的に交換したい部品は以下の通りです。

  • バッテリー
  • オルタネーター
  • ショックアブソーバー
  • スプリング
  • タイミングベルト

また以下の交換も車の寿命を延ばすのに有効です

  • エンジンオイル
  • CVTフルード

こまめな洗車も

車体は紫外線や雨水に触れることで劣化していきます。紫外線や雨による刺激から守るためには、定期的な洗車と定期的なワックスがけも有効です。

洗車を通して車の状態を確認するクセが付いていると、サビや凹み、キズなどを発見しやすいです。
そうなった場合にはすぐに対処できるため、被害を最小限に抑えることにつながります。

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安全運転を心掛ける

急発進や急加速、急ハンドルなどの荒い運転は、エンジンや車体に負担をかけます。余裕を持った運転を心がけましょう。

加えて、エンジン回転数を必要以上に上げないようにすると負担を減らせます。
ゆっくり発進したり、停車や減速の際にエンジンブレーキを使うことでエンジンの回転数を抑えられ、車の寿命を延ばすことに繋がります。

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軽自動車が寿命を迎えた際に現れる、3つのサイン

軽自動車が寿命を迎えるといくつかのサインが現れます。
これらのサインが現れたときは、残念ながら愛車との別れのタイミング。新しい車への乗り換えを検討しましょう。

ここでは、寿命のサインを3つ紹介します。

サイン1:故障する回数が増えた

各パーツが故障する回数が増えてきたら、その車はそろそろ寿命と考えてよいでしょう。

具体的には、なにかを修理してから1年経っていないのに別の場所が故障した場合などです。
故障した箇所の部品交換のみで済むこともありますが、連続して故障が起こるときは車全体で劣化が進んでいると考えられるでしょう。

サイン2:走行性能が悪くなってきた

特に故障していなくても、運転していて以前より走行性能が悪くなったと感じた場合は寿命の可能性が高いです。

走行性能で分かりやすい変化は次の2点です。

  • いつもよりアクセルを踏まなければ走らなくなった
  • 燃費が極端に悪くなった

いつもよりアクセルを踏まなければ走らなくなった

発進時や急な上り坂でパワーダウンを感じた場合は、エンジン周りの部品が劣化している可能性があります。
エンジンが劣化するとアクセルを踏む際に駆動系にパワーが伝わるまで時間がかかるようになります。
結果として、アクセルを強く踏まなければならなくなるのです。

燃費が極端に悪くなった

エンジンやサスペンション、ブレーキなどが劣化してくると、本来の走行性能を発揮できなくなります。
燃費が悪化した場合は、基本的にはそれらの部品を交換することで改善可能です。

しかし、部品を交換してもすぐに燃費が悪くなる・改善が見られない場合は、全体的に劣化が進んでいる証拠でしょう。走行距離が10万kmを超えると、燃費が悪くなる傾向にあります

サイン3:異音や振動を感じるようになった

車から異音や振動を感じるようになった場合も寿命を迎えた可能性が高いです。
特に振動が発生しているときは、エンジン周りが劣化していることが多いです。

車の整備士は異音の種類や特徴によってどの部分が悪くなっているかを特定できます。
まずはサービスステーションやディーラーの整備士に相談しましょう。原因となっている部品をすべて交換するよりも、車を新しく購入した方が安価で済む場合もあります。

軽自動車を乗り換えるタイミング

寿命が近づいてきた軽自動車をそのまま乗り潰すのか、下取りに出して買い替えるのかは、悩ましいところです。
タイミングを間違えて損をしたくない人は多いでしょう。

トータルコストを抑えられる乗り換えのタイミングとしては下の3点をおすすめします。

  • 走行距離8万〜9万kmになった
  • 3回目の車検を受ける前
  • ローンの支払いが終了した

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走行距離8万〜9万kmになった

車の買取価格は10万kmを超えると大きく下がる傾向があります
車を下取りに出したいと考えている場合は、走行距離8万〜9万kmが価格の付く最終ラインです。

3回目の車検を受ける前

3回目の車検を受ける時期には、部品の劣化も始まっていることが多いです。
そのため、1~2回目の車検と比べ、部品の交換代や修理代が多めにかかる傾向があります。

コストを抑えるため、車検前に買い替えてもよいでしょう

ローンの支払いが終了した

月々のローンを支払い終わったタイミングで買い替えるのも一つの方法です。

ローンが残ったまま買い替える場合、残額を一括返済する必要があったり次の車のローンに上乗せされる場合もあり、経済的な負担が増えてしまいます。

まとめ

軽自動車の寿命は一般的に10年・10万kmといわれていました。しかし近年では、軽自動車の耐久性能も高くなり、それ以上の寿命が望めるようになりました。これはメンテナンス状況や運転の仕方によって、短くなったりさらに延ばしたりすることが可能でしょう。

軽自動車の寿命を延ばすためには定期的なメンテナンス、早めの故障部品の交換、そして丁寧な洗車を心掛けることです。買い替えの際は、完全に寿命を迎える前に下取りに出せば、コストを抑えやすいでしょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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