マツダ6のスペックを紹介!走行性能を総まとめ
マツダが製造・販売しているマツダ6は、セダンとワゴンの2種類のボディタイプをラインアップとしてそろえています。
乗り心地のよさと安全性を追求した性能、上品な外観と落ち着いた内装で人気が高いフラッグシップモデルです。
この記事では、マツダ6の概要とグレードごとの特徴を紹介し、燃費や走行性能なども解説していきます。
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INDEX
マツダ6の概要
マツダ6は大人のドライバーズカーにふさわしい上質な内外装や高い走行性能を備えています。
ここでは、マツダ6の概要について紹介していきます。
「アテンザ」から「マツダ6」への車名変更
マツダ6の旧名称は「アテンザ」であり、初代アテンザは2002年に登場しました。
2012年に登場した現行型の3代目は、新世代の「魂動デザイン」とクリーンディーゼルエンジンを新たに採用しました。
2019年にマツダのブランド戦略により、グローバルモデルと同じ名称のマツダ6に改名し、商品力を高めています。
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ボディタイプはセダンとワゴンの2種類
マツダ6のボディタイプはセダンとワゴンの2種類があります。
両モデルともガソリンエンジンとディーゼルエンジンを選択できます。

荷室が独立しているセダンは遮音性や剛性に優れ、全高が低く低重心のため走行安定性に優れています。

一方、ワゴンは乗車スペースと一体となった広大な荷室を備え、セダンほどではないものの走行性能や静粛性に長けているのが特徴です。
静かで快適な走りのセダンか、走行性と積載性を両立したワゴンか、用途に合わせて選択できるラインアップとなっています。
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マツダ6のグレード比較
マツダ6のグレードはエンジンタイプにより分けられており、ディーゼルエンジンを搭載するグレードのみ駆動方式を6MTと4WDから選択できます。
セダンとワゴンのグレードごとの装備内容は共通です。
ここでは、マツダ6の各グレードにおけるスペックを紹介します。
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エントリーグレードは「20S」と「XD」
マツダ6のガソリンエンジン搭載車におけるエントリーグレード「20S」は、2.0L自然吸気エンジンを搭載しています。
一方「XD」においては2.2Lターボディーゼルエンジンを搭載しています。
なお、「XD」では6MTの設定がありません。
安全性能について、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能などの装備が標準装備されています。
また、前車の追従が可能なクルーズコントロールやレーンキープアシストなどが機能追加されたグレードとして「20S Proactive」「XD Proactive」もあります。
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快適さをプラスした「25S L Package」と「XD L Package」
ガソリンエンジン車の中間グレード「25S L Package」は、排気量がアップした2.5L自然吸気エンジンを搭載しています。
「XD L Package」はディーゼルエンジン車における最上級グレードで、動力系以外の装備は「25S L Package」と共通です。
「L Package」では、フロントのUVカットガラスや電動リアウインドーサンシェードなど、快適な車内環境のための装備が充実している点が魅力です。
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マツダ6のガソリンエンジン車の頂点「25T S Package」
「25T S Package」はガソリンエンジン車のみのグレードで、2.5Lエンジンにターボを追加したマツダ6の最上位グレードです。
ブラックメタリック塗装のアルミホイール、赤いステッチがアクセントの黒いレザーの内装で高級感を感じさせます。
また、機能として周囲の状況を上方からの俯瞰視点で見渡せる360°ビューモニター、障害物を知らせてくれるパーキングセンサーなどが装備されています。
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マツダ6の外観と内装の特徴
マツダ6は生命力が感じられる気品のある外観や厳選した素材で彩られた上質な内装が特徴です。
ここでは、マツダ6の外観や内装について詳しく見ていきます。
「鼓動デザイン」と「匠塗」によって洗練された外観

マツダ6の外装は躍動感を表現する「魂動デザイン」を採用しています。
フロントフェイスは低重心を強調するデザインで、伸びやかなボディラインもフラッグシップモデルにふさわしい存在感です。

また、マツダの塗装技術「匠塗」によるボディカラーも魅力で、「魂動デザイン」の美しさをより際立たせています。
上質なシートは座り心地がよく、快適なドライブをサポートする内装
マツダ6の内装は上質な素材を使用し、大人のための落ち着いた空間を作り出しています。

豊かな造形のシートは「20S」「XD」「Proactive」以外はレザーに覆われ、体にしっかりフィットして心地よい座り心地を体感できます。

シートの熱を逃すベンチレーション機能や前後シートヒーターにより、季節に合わせた快適さをサポートしています。
マツダ6の走行性能について
マツダ6は長距離ドライブでも飽きのこない走行性能の高さが魅力です。
ここでは、マツダ6の走行性能について紹介します。
力強さがあり、ドライバーの意のままに反応するエンジン
マツダ6のガソリンエンジンとディーゼルエンジンは、余裕のある軽快な走りに貢献しています。
特に「25T」のガソリンターボエンジンにおいては、大排気量エンジンに匹敵する力強さとアクセルを踏んだときの加速の鋭さで走りの醍醐味を味わえます。
突き上げが少なく快適な乗り心地
マツダ6の快適な乗り心地には、改良・新開発したサスペンションとタイヤが貢献しています。
段差を乗り越える場合、タイヤによって吸収された衝撃をサスペンションが逃がすことで、突き上げ感がなく乗り心地が滑らかになります。
Gベクタリングコントロールプラスにより、思い通りに走れる
マツダ6は車両運動制御技術「Gベクタリングコントロールプラス」の採用により、ドライバーが意図した走りができるのが特徴です。
設置したタイヤを最適な状態になるよう制御することで、ハンドルの修正が少なく理想の走りができ、揺れや重力による疲れも軽減できます。
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まとめ
この記事では、マツダ6の概要を紹介し、燃費や外装・内装の特徴、走行性能などスペックを解説してきました。
セダンとステーションワゴンの2種類のボディタイプからさまざまな組み合わせを選べるマツダ6は、優雅な内外装を備える大人のためのドライバーズカーです。
購入の際にはじっくり検討して選びたいと考える一方で、2022年11月19日現在、現行モデルの注文受付は停止されています。
マツダ6の販売再開または次のモデルの販売を期待して待ちましょう。
画像引用元:マツダ オフィシャルウェブサイト