セダンとSUVの違いとは?両方の魅力やメリット・デメリットを解説

自動車のボディタイプには、セダンやSUVなど様々な種類があります。
基本的には構造上や目的で分けられていますが、違いがわからない方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、セダンとSUVの違いとそれぞれの魅力やメリットとデメリットをわかりやすく解説していくので、しっかりとお読みください。

車を選ぶ際に、メリットとデメリットを理解していれば後悔することはないでしょう。

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セダンとSUVの違いとは?

セダンについての定義

セダンとは、トランクルーム・乗車スペース・エンジンルームが独立した3ボックスで構成された形状の車を指します。
代表的な車種としてトヨタのクラウンなどが挙げられます。

過去の乗用車はセダンが主流でしたが、現在は利便性の高いコンパクトカーやミニバン、SUVが約39%を占めており、セダンの市場は減少傾向にあります。

SUVについての定義

SUVとは、スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略で、市街地のみならず山間部などの悪路での走行も可能な車を指しています。
代表的な車種はトヨタのランドクルーザーなどが挙げられます。

元々ピックアップトラックをベースにして、悪路を走行することを想定した車を指していました。

現在は、乗用車タイプをベースとし、市街地をメインに走行することを想定した車が主流となっています。

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セダンの魅力とは?

セダンの魅力には、中古車価格の安さや静粛性の高さが挙げられます。

またボディ構造による衝突安全性の高さも魅力のひとつです。

ここではそれぞれの魅力について解説していきます。

同価格でミニバンやSUVよりグレードの高い車が購入できる

セダンは、ミニバンやSUVと比較して人気が低い傾向にあるため、中古車の価格が安いというメリットがあります。

これにより中古車の購入を視野に入れている人は、同じ価格帯でミニバンやSUVよりもグレードの高い車を買うことができるでしょう。

一方でミニバンやSUVは、人気が高いため中古車販売価格が高い傾向にあります。
人気のSUVだと新車よりも高値の中古車も存在します。

静粛性が高くて乗り心地がよい

セダンの場合、荷室(トランク)と居住空間(座席)が分離されているため荷室からの騒音の遮音性は高いといえます。

また後輪周りのノイズの遮音性も高い傾向にあります。
セダンは荷物を運ぶ用途より、人の移動手段に用いられる頻度が高いため乗り心地がよいことが多く、長距離ドライブでも快適に過ごせるでしょう。

またSUVと比較すると車高が低いことから重心も低くなり、運動性能が高いことも特徴です。
とくにカーブの多い道や風が強い日などは効果を実感できます。

静粛性や快適な乗り心地を重視したい方、市街地での走行をメインとする方の場合はセダンを選択するのがよいでしょう。

走行時の高い安全性とダメージ耐性

走行時の高い安全性とダメージ耐性もセダンの特徴です。

トランクをもつ3ボックス構成により開口部を少なくできるためボディ剛性を強化しやすく、2ボックスと比べて軽量設計でも強度が保てます。
ボディ剛性が高いということは運動性能にも比例するため、乗り心地や安定感にも直結します。

また前にはボンネット、後部にはトランクがあるので衝撃を吸収するスペースが十分確保できるため、前後からの衝突の際でも人の損傷を抑える役割が期待できるでしょう。

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SUVの魅力とは?

後部座席の居心地がよい

SUVは後部座席の居心地がよいところが魅力的です。

全高を高くすることにより居住空間を広く確保しており、荷室も大きく確保することが可能です。
また全高が高いことから視線の位置も高くなるため解放感につながり、渋滞時でもストレスを感じにくくなります。

セダンの場合はトランクがあるためルーフの長さには限界があります。

一方でSUVは荷室から座席までほぼ水平に伸びているルーフのおかげで頭上空間も確保しやすく、快適な空間で過ごせます。

悪路走破性が確立されている

悪路走破性が確立されているのも魅力のひとつです。

SUVはサスペンションに余裕をもたせていることが多く、舗装なしの砂利道でも車体の下に十分なクリアランスが確保されているため、安心して走行できます。

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ボディの安全性が高い設計になっている

SUVはボディ剛性が高く、セダンよりも安全性の面で優れているといえるでしょう。

本来は悪路の走行を前提にボディの設計がされており、走行中の前後左右の傾斜も考慮され、ねじれ剛性も確保されているため、フレームから外板までのパーツが頑丈にできてます。

またSUVは車体が大きいこともあり衝突時の吸収スペースも確保しやすいため、万が一衝突事故に遭遇した場合も車体がすぐに押しつぶされる可能性は低いでしょう。

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セダンとSUVのメリット・デメリットの違い

セダンのメリット

セダンのメリットは駐車場を探しやすいことにあります。
とくにタワーパーキングなどでは全高が1,550mm以下で定められていることがほとんどなので、セダンの場合は気にすることなく駐車可能です。

また荷室と居住空間が別々になっているため、荷室からの臭いや音などを遮断できる点もメリットといえます。

さらに、セダンは重心が低く、走行中のカーブもスムーズに曲がることが可能です。
全高が低いことによる横風の影響を受けにくいのもメリットのひとつといえるでしょう。

セダンのデメリット

セダンはボンネットとトランクをもつ構造上、全長が長くなりやすく狭い道路では小回りが利きにくいデメリットがあります。

また、荷室の高さが限られているので、高さのある荷物は積載が困難です。

また全高が1,500mm以下のことが大半であるためドアの開口部が狭く、乗り降りがしづらい構造になっています。

SUVのメリット

SUVは荷室を広く設計している車が大半のため、多くの荷物を積める点がメリットといえるでしょう。
アウトドアなどレジャー目的での利用に向いています。

また最低地上高や全高が高いので悪路も快適に走行できます。

さらに、視界の高さによりストレスの緩和や渋滞や事故の予測がしやすい特徴があります。

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SUVのデメリット

SUVは積載量や耐久性などを重視して設計されているので、ボディの剛性を高くするために重くなりやすい傾向にあります。
またボディ自体も大きいため、燃費が悪くなりやすいです。

さらに、最低地上高が高いこともあり、座面が高めで乗り降りが楽ではない車種もあります。
ほとんどのSUVは全高の高さが原因で、タワーパーキングに駐車できないこともデメリットといえるでしょう。

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まとめ

セダンとSUVは外見上の特徴以外にも、用途や構造上の違いで所有する目的が異なります。

セダンは乗り心地や静粛性、中古車価格の安さが魅力的であり、SUVは、後部座席の居住空間の快適性やレジャーでの高い満足度が大変魅力的です。
セダンとSUVのメリットとデメリットを比較し、どんな目的で何を重視するのかを把握した上で選択しましょう。

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カーナレッジ編集部

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