【198Style】MAZDA2（マツダ2）はなぜ豊富なカラーバリエーションを展開したのか

2023年1月、マツダのMAZDA2が大幅な商品改良を行いました。

その時に、198パターンのカラーバリエーションがあると聞いて驚いた方も多いかと思います。

今回は、MAZDA2のカラーバリエーションと導入の背景について解説します。

色々な組み合わせを考えながら読んで頂ければ幸いです。

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MAZDAのボディカラー

マツダ車といえば、「レッド」を思い浮かべる方も多いでしょう。

ホームページのラインアップを見ても赤と黒しか載っていません。

この赤は、「匠塗」と呼ばれるカラー開発の第一弾「ソウルレッドプレミアムメタリック」と呼ばれるレッドで、マツダのカラーを象徴しています。

第二弾「マシーングレープレミアムメタリック」第三弾「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を経て、2022年には第4弾となる「匠塗」の「アーティザンレッドプレミアムメタリック」とやはり赤系のカラーバリエーションを増やしました。

ブラックに関していえば、特別仕様車の「Black Tone Edition」の印象が強いのかもしれません。

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先代MAZDA2のカラー

先代MAZDA2も198パターンはさすがにないですが、以下のように12色という多くの色のカラーバリエーションがありました。

• ディープクリムゾンマイカ
• エターナルブルーマイカ
• アークティックホワイト
• ポリメタルグレーメタリック
• ソニックシルバーメタリック
• ジェットブラックマイカ
• プラチナクォーツメタリック
• ソウルレッドクリスタルメタリック
• マシーングレープレミアムメタリック
• ディープクリスタルブルーマイカ
• セラミックメタリック
• スノーフレイクホワイトパールマイカ

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MAZDA2のカラー展開

今回の商品改良では、198パターンに増えましたが、色が増えたわけではなく、パーツごとにカラーが組み合わさり、合計で198パターンあることになります。

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メインのボディカラー

メインとなるボディカラーは、以下の11色です。

• エアストリームブルーメタリック
• ソウルレッドクリスタルメタリック
• スノーフレイクホワイトパールマイカ
• プラチナクォーツメタリック
• ジェットブラックマイカ
• ポリメタルグレーメタリック
• エアログレーメタリック
• セラミックメタリック
• ソニックシルバーメタリック
• マシーングレープレミアムメタリック
• ディープクリスタルブルーマイカ

エアストリームブルーメタリック、エアログレーメタリックは今回初採用となります。

アークティックホワイトは組み合わさる候補とはなっていませんが、15C/XDのグレードには存在します。

この11色をボディカラー、ルーフフィルム、ホイールキャップ、グリル、インパネ、ミラーカバーなどでそれぞれ選ぶことができ、合計で198パターンのモデルができあがります。

ソウルレッドクリスタルメタリックベースのバリエーション

フルでソウルレッドクリスタルメタリックが存在するので、従来のMAZDAファンも納得頂けるでしょう。

ボディカラーがソウルレッドクリスタルメタリックのカラーは以下の通りとなります。

セラミックメタリックホイールキャップとブラックルーフ＆ドアミラーカバーの組み合わせなど、たまに存在しない組み合わせがあることに注意が必要です。

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エアストリームブルーメタリックベースのバリエーション

ブラックルーフとホワイトルーフに加え、オレンジのドアミラーやルーフスポイラーなどがアクセントになってオシャレになりそうです。

スノーフレイクホワイトパールマイカベースのバリエーション

プラチナクォーツメタリックベースのバリエーション

ジェットブラックマイカベースのバリエーション

ポリメタルグレーメタリックベースのバリエーション

エアログレーメタリックベースのバリエーション

セラミックメタリックベースのバリエーション

ソニックシルバーメタリックベースのバリエーション

マシーングレープレミアムメタリックベースのバリエーション

ディープクリスタルブルーマイカベースのバリエーション

多様化するニーズに応え続けてきたMAZDA

冒頭の通り、従来MAZDAは、車造りへの情熱を表現する「赤」をベースに「鼓動デザイン」で発展させてきました。

「ソウルレッドクリスタルメタリック」の「ソウルレッド」はまさにそのまま名付けられていることがわかります。

多様性が認められる社会となり、今回はニーズの多様性に応えつつ従来のMAZDAユーザーも大切にしなければならないからこそ、198パターンの組み合わせを準備しました。

思えば、MAZDAは同じモデルでもより多くのニーズに応える姿勢がありました。
MAZDA3もファストバックとセダンがあったり、CX-5もSports Appearance、Field Journey、Exclusive Modeなど多様な選択肢があったのもその姿勢によるものでしょう。

今回のMAZDA2は東海オンエアとコラボするなど、思い切った策ではありますが、実は前々から1つのモデルで多様なニーズに応える姿勢が強かったのです。

車で色を組み合わせるという新たな楽しみをぜひ経験してみてはいかがでしょうか？

画像出典元：マツダ 株式会社