MAZDA 3の燃費をファストバック・セダン、ガソリンディーゼルそれぞれ紹介!
車を選ぶポイントとして燃費があります。燃料価格が上昇している昨今では、特に重要なポイントになるでしょう。
マツダが販売する「マツダ3」には、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3つのモデルがあります。
さらに、ファストバック、セダンや2WD、4WDなどに分けられ、どのグレードにするかお悩みの人もいるでしょう。
そこで、この記事では燃費の観点でマツダ3の各グレードを比較しました。
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INDEX
マツダ3の概要
マツダが製造・販売するマツダ3は、ファストバックとセダンの2種類があります。
以下では、マツダ3のファストバックとセダンの概要をそれぞれ見ていきます。
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マツダ3 ファストバック
ファストバックとは、一般的にハッチバックと称される車の構造を表す言葉です。
リアゲートやトランクと呼ばれる後部のドアが跳ね上げタイプで、かつ後部座席と荷室部分に仕切りがなく、ルーフからリアまでなだらかな曲線を描くような車種を指します。
荷室部分は高さがあることが特徴で、長さのある荷物を立てた状態で積むこともできます。
セダンとの大きな違いである荷室は、後部座席を起こした状態でも、67Lのスーツケースを2個収納することが可能です。
MAZDA3ファストバックのグレードは、特別仕様車を含めて合計12種類展開されています。
- 15S(ガソリン車)4種類
- XD(ディーゼル車)4種類
- 20S(ハイブリッド車)4種類
なお、20S(ハイブリッド)ではAT車だけでなくMT車が選択できるグレードもあります。
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マツダ3 セダン
セダンとは、エンジン部分・車内部分・荷室部分がそれぞれ独立している構造の車です。
荷室部分の高さは車内の天井より低く、後輪の位置より後ろに長く設けられているため、長さのある荷物を横に倒した状態で収納できる特徴を持っています。
セダンは、4ドアタイプの乗用車です。
フロントからリアにかけたラインが優雅で品格漂うデザインとなっています。
セダンの荷室はファストバックよりも広く、67Lのスーツケースを3個積むことが可能です。9インチのゴルフバッグは2個収納できます。
グレードは合計で12種類となっており、Xの Burgundy Selectionを除いてファストバックと同様です。
なお、全グレードがAT車となっています。
車両本体価格は、エントリーモデルの15S(1.5Lガソリンエンジン搭載の2WD)が2,288,000円(税込)で、ファストバック・セダンともに同様です。
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マツダ3の燃費はどれくらいか?
ここでは、マツダ3のカタログ燃費を紹介します。
ファストバックのカタログ燃費
15C ガソリンエンジン | 6EC-AT |
駆動方式:FF | |
WLTCモード(km/L) | 16.6 |
市街地(km/L) | 13.7 |
郊外(km/L) | 16.5 |
高速道路(km/L) | 18.4 |
XD S Package ディーゼルエンジン | 駆動方式:FF | 駆動方式:4WD |
WLTCモード(km/L) | 21.2 | 20.0 |
市街地(km/L) | 16.9 | 16.0 |
郊外(km/L) | 20.9 | 19.8 |
高速道路(km/L) | 24.1 | 22.6 |
X Touring ハイブリッド | 駆動方式:4WD | |
トランスミッション | 6EC-AT | 6MT |
WLTCモード(km/L) | 16.7 | 17.7 |
市街地(km/L) | 13.6 | 14.5 |
郊外(km/L) | 17.1 | 18.0 |
高速道路(km/L) | 18.2 | 19.3 |
セダンのカタログ燃費
20S Touring | 6EC-AT |
駆動方式:FF | |
WLTCモード(km/L) | 16.7 |
市街地(km/L) | 12.8 |
郊外(km/L) | 17.1 |
高速道路(km/L) | 18.9 |
XD S Package ディーゼルエンジン | 6EC-AT |
駆動方式:FF | |
WLTCモード(km/L) | 21.5 |
市街地(km/L) | 16.8 |
郊外(km/L) | 21.6 |
高速道路(km/L) | 24.3 |
マツダ3の実燃費を紹介
実際の燃費性能は、走り方や車の状態によって変化します。
ここでは「e燃費(実際に車を所有している人により、燃費情報が共有されているWebサイト)」の情報をもとに、マツダ3の実燃費とカタログ燃費を一部比較しました。(2022年12月時点)
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ファストバックの実燃費
グレード | 駆動方式 | ミッション | カタログ燃費 WLTCモード (km/L) | 実燃費 (km/L) |
15S ガソリン | 2WD | 6EC-AT | 16.6 | 14.12 |
15S ガソリン | 2WD | 6MT | 17.8 | 17.20 |
15S ガソリン | 4WD | 6EC-AT | 15.8 | 13.49 |
XD ディーゼル | 2WD | 6EC-AT | 21.5【21.2】 | 情報なし |
XD ディーゼル | 4WD | 6EC-AT | 20.0 | 情報なし |
20S ハイブリッド | 2WD | 6EC-AT | 16.4 | 情報なし |
20S ハイブリッド | 2WD | 6MT | 17.5 | 13.2 |
20S ハイブリッド | 4WD | 6EC-AT | 15.9 | 情報なし |
X ハイブリッド | 2WD | 6EC-AT | 17.4 | 情報なし |
X ハイブリッド | 2WD | 6MT | 18.5 | 情報なし |
X ハイブリッド | 4WD | 6EC-AT | 16.7 | 情報なし |
X ハイブリッド | 4WD | 6MT | 17.7 | 情報なし |
※参考元:e燃費|マツダ車種一覧
セダンの実燃費
グレード | 駆動方式 | ミッション | カタログ燃費 WLTCモード (km/L) | 実燃費 (km/L) |
15S ガソリン | 2WD | 6EC-AT | 16.6 | 14.18 |
15S ガソリン | 4WD | 6EC-AT | 15.8 | 情報なし |
XD ディーゼル | 2WD | 6EC-AT | 21.9【21.5】 | 情報なし |
XD ディーゼル | 4WD | 6EC-AT | 20.2 | 情報なし |
20S ハイブリッド | 2WD | 6EC-AT | 16.7 | 情報なし |
20S ハイブリッド | 4WD | 6EC-AT | 15.9 | 情報なし |
X ハイブリッド | 2WD | 6EC-AT | 17.4 | 情報なし |
X ハイブリッド | 4WD | 6EC-AT | 16.7 | 情報なし |
※参考元:e燃費|マツダ車種一覧
マツダ3と他車の燃費を比較
続いては、ライバル車とカタログ燃費を比較してみました。
トヨタ カローラ スポーツ
- マツダ3 ファストバック:HYBRID/20S/2WD
- カローラ スポーツ:HYBRID/G/2WD
車名 | マツダ3 ファストバック | カローラ スポーツ |
WLTCモード(km/L) | 16.4 | 29.5 |
市街地(km/L) | 12.6 | 27.8 |
郊外(km/L) | 16.9 | 32.9 |
高速道路(km/L) | 18.4 | 28.3 |
※参考元:トヨタ|カローラスポーツ 主要諸元表
トヨタ カローラ
- マツダ3 セダン:HYBRID/20S/2WD
- カローラ:HYBRID/G/2WD
車名 | マツダ3 セダン | カローラ |
WLTCモード(km/L) | 16.7 | 30.2 |
市街地(km/L) | 12.8 | 28.2 |
郊外(km/L) | 17.1 | 33.7 |
高速道路(km/L) | 18.9 | 29.0 |
※参考元:トヨタ|カローラ 主要諸元表
マツダ3の魅力とは
魂動デザイン
近年のマツダの車は「魂動デザイン」と呼ばれる生命感を形にした外観が特徴です。
シンプルでありながらエレガントな印象で、マツダならではのこだわりがあります。
「魂動デザイン」をより際立たせるボディカラーは8色設定され、「匠塗(TAKUMINURI)」と称する独自の塗装技術で表現された「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「マシーングレープレミアムメタリック」も選択可能です。
内装
内装では、ファストバック専用にバーガンディ色のシートが一部のグレード(X Burgundy Selectionが標準装備、20SとXDのProactive Touring Selectionがメーカーオプション)に設定されています。
コックピット周りに配置された操作性がよいスイッチやレバー、実用的な収納スペース類は非常に機能的で、利便性が高いです。
前方・後方・後進時の左右と後方に対するスマート・ブレーキ・サポートやAT誤発進抑制制御などの機能が標準装備されており、安心して走行できます。
車両本体が2,228,000円(消費税込)〜の価格帯でありながら、高級感、走行性、安心性、機能性どれをとってもバランスのよい車です。
まとめ
マツダ3のカタログ燃費に関しては、ファストバックとセダンとの間には大きな差はありませんでした。
ディーゼルエンジンは、郊外や高速道路での走行時に好燃費となります。
燃費を重要視される人や長距離移動が多い人は、XDグレードを選んでみてはいかがでしょうか。
2WDと4WD、AT車とMT車の間にも若干の違いはあるものの、グレードを選ぶ上で大きな差とはならないため、外観など好みを優先できそうです。
画像引用元:マツダ オフィシャルウェブサイト