タントの車高は高くて乗りやすい?車高が高いメリット・デメリットを紹介

「タントってどんな車なの?」「車高が高い軽自動車って乗りやすいの?」など、タント購入を検討する際、このような疑問を感じている人もいるでしょう。

軽自動車は普通車と比べてサイズが小さいことから、車内空間の広さや乗りやすさを心配する人もいるのではないでしょうか。

ここでは、タントの概要やスペック、車高が高い車のメリット・デメリットについて解説していきます。

タントをはじめ車高の高い軽自動車の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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タントの概要

ダイハツが製造・販売するタントは、2003年に初代が発売されました。

「しあわせ家族空間」のコンセプトのもと、女性の意見を多く取り入れ車内空間が広く利便性の高い車です。

2005年には、タントの上級モデルであるタントカスタムが追加されます。

その後、2007年に2代目、2013年に3代目の販売が開始され、2019年に登場した4代目が現行モデルです。

現行モデルのグレードは、「カスタムRS」、「カスタムX」、「Xターボ」、「X」、「L」の5つあり、それぞれに2WDと4WDの駆動方式が設定されています。

タントの基本スペックは以下の通りです。

メーカーダイハツ
車名タント
ボディタイプスーパーハイトワゴン
ドア数5ドア
全長×全幅×全高(mm)3,395×1,475×1,755
車両重量(kg)910
総排気量(cc)658
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク(L)30
駆動方式2WD
トランスミッションCVT
カラー(全11種)ホワイト×アイスグリーン
ホワイト×サンドベージュメタリック
アイスグリーン
サンドベージュメタリック
シャイニングホワイトパール
ホワイト
ブラックマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック
レーザーブルークリスタルシャイン
ファイアークォーツレッドメタリック
プラムブラウンクリスタルマイカ
※参考元:ダイハツ公式サイト│タント
※参考元:タント│主要諸元表 
※紹介グレードは「X 2WD」

タントの車高は高い?

車高の高さが特徴のスーパーハイトワゴンに分類されるタントですが、実際どれくらい高いかイメージしにくいという人もいることでしょう。

タントの車高は1755mmあり、室内高は1370mmあります。10歳くらいまでの子どもであれば、車内で立って着替えることが可能です。

また、ベビーカーといった大きな荷物も楽に積むことができます。このことからタントは車高が高い車といえるでしょう。

タント バナー

タントの魅力

ここでは、タントの魅力について解説していきます。

広々とした車内空間

タントの魅力は軽自動車でありながら、広々とした車内空間を確保していることです。

タントの車内空間は、室内長が2125mm、室内幅が1350mm、室内高が1370mmあり、大人4人が乗車してもゆとりがあります。

また、豊富なシートアレンジが可能であることも魅力の一つです。

たとえば、後部座席を格納しフラットな空間を確保できたり、すべての座席を格納しフルフラットにできたりなど、用途によって車内空間を広げられます。

自動スライドドア

タントはグレードによって、自動スライドドアが標準装備されています。

車から降りる際にインパネに設置されている予約スイッチを設定することで、乗車時には電子カードキーを持っている人が近づくだけで自動解錠しスライドドアが開きます。

荷物で両手がふさがっていても自動でドアが開くため、便利な機能といえるでしょう。

またタントのスライドドアには、半ドアの状態であっても自動で全閉する「イージークローザー」という機能が搭載されています。

これにより、子どもからお年寄りまで楽に閉めることができるでしょう。

充実した安全装備

タントには、ダイハツ独自の予防安全機能である「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されており、安全運転のサポートが可能です。

スマートアシストの機能は17種類あり、衝突回避支援や認識支援、運転負荷軽減、駐車支援などを行います。

ほかにも、運転席からの左右の視界を確保するためにAピラー(フロントガラスの両端を支える柱)を細くしているといった工夫がされ、運転に慣れていない人でも操作しやすい車といえるでしょう。

タント バナー

かわいいデザインと選べるボディカラー

タントは、キュートでポップなデザインが特徴的です。

ボディカラーが豊富で、丸みを帯びたフォルムが、女性や若い層を中心に人気を集めています。

またタントカスタムは、外装・内装ともにクールでラグジュアリーな仕様なため、男性でも気兼ねなく乗ることができます。

車高が高い車のメリットとは

車高が高い車を選ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、車高が高い車の主なメリットについて解説していきます。

天井からの圧迫感がない

軽自動車の場合は普通車よりも幅や長さが短いため、窮屈なイメージを持たれがちですが、車高が高ければ、天井からの圧迫感がなくストレスを感じることはありません。

また、車高が高い車は車内空間が広いことが多く、乗車中も快適に過ごすことができます。

広い車内空間は、長時間のドライブでも快適に過ごすために重要なポイントであるといえるでしょう。

視界が広い

車高が高いことは、快適に乗車できるだけではなく、運転時の視界を広く確保することにも役立ちます。

車高があることで運転手の目線も高く、視界がスッキリして見通しがよくなります。

視界が広いことは見晴らしがよいだけではなく、周囲を確認しやすくなるため、安全性も高まるといえるでしょう。

乗り降りしやすい

車高が低い車の場合、天井に頭をぶつけないよう注意しながら乗り降りしなければなりません。

一方、車高が高い車では、乗車する際に大きくかがまなくて済むため、乗り降りがしやすいというメリットがあります。

人の乗り降りだけではなく、荷物の積み込みにおいても高さがあることで負担が少ないほか、大きな荷物も積み込めることも魅力であるといえるでしょう。

車高が高い車のデメリットとは

車高が高い車は、広々とした車内空間や乗り降りのしやすさなどのさまざまなメリットがありますが、その一方でデメリットも存在します。

ここでは、車高が高いことによる主なデメリットについて解説していきます。

死角ができる

車高が高いことで、前方の視界はクリアになりますが、車体近くの左右や下部などの死角になる面積が広がってしまいます。

そのため、車の近くに障害物があっても気づかずにぶつかってしまう恐れがあり危険です。

特に駐車場から発進する際は、人や物などが近くにないかを十分に確認しましょう。

安全性に欠ける可能性がある

車高が低い車と比較して、安全性に欠ける可能性があることもデメリットの一つです。

たとえば、速度を出した状態でカーブを曲がる際には、車高が低い車と比べて高い車のほうが横転する危険性が高くなります。

また車高が高い車は、高速道路や海沿い、トンネルを抜けた直後などの強風が吹く場所を走行している際、横からの風にハンドルを取られることもあります。

このように、車高が高いゆえの危険性もあるため、運転時には十分に注意しましょう。

まとめ

この記事では、タントの概要やスペック、車高が高い車のメリット・デメリットについて解説しました。

タントは、スーパーハイトワゴンに分類される車で、車高が高いのが特徴的な軽自動車です。

タントの魅力は車高の高さだけでなく、充実した安全装備や利便性の高い自動スライドドアなどの魅力もあります。

また、車高が高い車は、乗車のしやすさや広々とした車内空間、広い視界の確保などのメリットがあります。

しかし車高が高いことによって死角ができてしまったり、安全性に欠ける可能性があったりなどのデメリットもあるため、理解したうえで購入することが大切です。

車高が高い車に興味がある人は、ぜひタントも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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