ロッキーは燃費がよい車なのか?燃費に関する情報を詳しく紹介
ロッキーは、ダイハツが製造・販売しているコンパクトSUVです。
運転しやすいボディサイズながら広い車内空間を備えており、コンパクトSUVのなかでも高い人気を集めています。
しかし、ロッキーを検討する上で燃費性能も気になるところです。
燃費性能は日々の費用に影響するため、車選びの重要な要素といえます。
この記事では、ロッキーの燃費性能について詳しく紹介します。
また、他車との燃費比較なども紹介しているため、参考にしてください。
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INDEX
ロッキーの概要
2019年に販売を開始したロッキーは、全長4mを切る5ナンバーサイズながら存在感のある力強いデザインのコンパクトSUVです。
2021年には新開発のハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を搭載したモデルが追加されています。
プラットフォームには、高い安定性と快適な乗り心地を追求したDNGAを採用し、17インチの大径タイヤ装着時でも最小回転半径5.0mと、優れた小回り性能を発揮します。
また、前後席にゆとりのある広い車内空間を確保し、用途に合わせて臨機応変に対応するラゲージスペースを備えています。
安全面では、衝突回避機能やふらつき警報などのダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」を搭載し、快適なドライブができるよう運転をサポートします。
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ロッキーのカタログ燃費は?
カタログ燃費とは、平たんな直線をライトやエアコンなどの電力を使わず走行した場合のように一定の条件の基、計測した燃費です。
ロッキーのエンジンには、新開発の「1.2L WA-VEX DVVTエンジン」と4WDに搭載の「1.0L 1KR-VET DVVTターボエンジン」があり、ハイブリッドは2WDのみに設定されています。
それぞれのカタログ燃費は以下の通りです。
【ガソリンエンジン】
Premium G/X/L | 駆動方式:2WD 駆動方式:4WD |
WLTCモード(km/L) | 20.7 17.4 |
市街地(km/L) | 15.9 13.4 |
郊外(km/L) | 21.9 18.7 |
高速道路(km/L) | 22.9 18.9 |
【ハイブリッド】
Premium G/X/L | 駆動方式:2WD |
WLTCモード(km/L) | 28.0 |
市街地(km/L) | 29.6 |
郊外(km/L) | 30.2 |
高速道路(km/L) | 26.1 |
ガソリン車に比べると、モーター駆動によるハイブリッド車の方が燃費性能がよいことを示しています。
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ロッキーの実燃費は?
実燃費とは、公道を実際に走らせたときに計測された燃費です。
ロッキーの実燃費はどうでしょうか。
燃費性能は、走り方や車の状態によって変化します。
ここでは「e燃費(実際に車を所有している人により、燃費情報が共有されているWebサイト)」の情報とカタログ燃費を比較しました。
関連記事:WLTCモードの燃費と実燃費の差はどれくらい?実例から違いを解説
グレード/駆動方式 | カタログ燃費WLTCモード(km/L) 実燃費(km/L) |
Premium G HEV/XHEV ハイブリッド/2WD | 28.0 23.74 |
Premium G/X/L ガソリン/2WD | 20.7 16.19 |
Premium G/X/L ガソリン/4WD | 17.4 14.02 |
実燃費は車両状態や走行環境に影響されるため、カタログ燃費よりも低い数値になりますが、許容範囲内といえるでしょう。
ロッキーのカタログ燃費は他の車と比較してどの程度?
ロッキーと燃費比較の対象車として、兄弟車のトヨタ「ライズ」やスバル「クロストレック」がよく挙げられます。
ここでは、それぞれのカタログ燃費と比較します。
トヨタ ライズ
トヨタが販売・製造しているライズは、安価でありながら迫力のあるエクステリアに注目が集まっている車です。
パワフルで低燃費なエンジンに加えて、高機能なトランスミッション「D-CTV」はライズがトヨタ初採用車で、力強い走りを実現しています。低燃費のよさも魅力の一つです。
ライズは、日本の道路によくある狭い道やバック駐車する際も小回りが利くため、車を傷つけることなく心配も減らすことができます。
そのため、運転が不得意の人でも運転しやすく、街乗りにも適した車といえるでしょう。
ライズは、ロッキーと同じエンジンやプラットフォームを使っている兄弟車です。
一部のデザインが異なりますが、取り回しのよい5ナンバーサイズで広いラゲッジスペースを備えた、ほぼ同じモデルになります。
ライズのカタログ燃費は以下の通り、ロッキーと変わらない表記です。
関連記事:ライズの燃費はよい?気になるカタログ燃費と実燃費の比較も紹介
【ガソリンエンジン】
Z/G/X | 駆動方式:2WD 駆動方式:4WD |
WLTCモード(km/L) | 20.7 17.4 |
市街地(km/L) | 15.9 13.4 |
郊外(km/L) | 21.9 18.7 |
高速道路(km/L) | 22.9 18.9 |
【ハイブリッド】
Z/G | 駆動方式:2WD |
WLTCモード(km/L) | 28.0 |
市街地(km/L) | 29.6 |
郊外(km/L) | 30.2 |
高速道路(km/L) | 26.1 |
クロストレック
2022年にスバルから新しくクロストレックが発売されました。
クロストレックは生産終了したXVの後継車となるクロスオーバーSUV車です。
北米向けの名称ですが、海外との統一のためにクロストレックとして発売されました。
年齢や性別に関係なく、幅広いユーザー層に受け入れられるデザインで、街中や自然のなかでもマッチします。
さらに座席シートは人体構造に基づいて作られているため、長時間の運転でも疲れにくい構造になっています。
また、車特有の不快な音を抑制するために屋根の部分(ルーフパネルとブレースの間)に弾性の高い接着剤を使用しているため、車内空間を快適に過ごすことができます。
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【マイルドハイブリッド】
Z/G/X | 駆動方式:2WD 駆動方式:4WD |
WLTCモード(km/L) | 16.4 15.8 |
市街地(km/L) | 13.6 12.9 |
郊外(km/L) | 16.6 16.0 |
高速道路(km/L) | 17.9 17.3 |
ロッキーの魅力とは
近年のSUVは3ナンバーサイズのモデルが多いなか、ロッキーは運転しやすいコンパクトな5ナンバーサイズです。
コンパクトながら大径な17インチタイヤを装着し、SUVらしい力強さと軽快さを備えています。
パワーユニットには新開発された1.2Lエンジンに100%モーター駆動する「e-SMART HYBRID」を搭載し、優れた燃費性能を実現しています。
後席でも足が組めるほどゆとりのある広い車内空間を確保し、積載性に優れたラゲッジスペースは上下2段階の選択ができるのが特徴です。
多彩なシートアレンジで大きな荷物の積載にも対応します。
実用性と快適性を兼ね備えたロッキーは、普段使いからアウトドアまで幅広く活躍する魅力的なモデルです。
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まとめ
この記事では、ダイハツが製造・販売しているロッキーの燃費性能について詳しく紹介しました。
ロッキーはコンパクトなボディサイズながらSUVらしい存在感のあるデザインで、人気の高いモデルです。
コンパクトSUVのなかでも高い燃費性能を示しており、ライバル車と比較しても引けをとりません。
車を選ぶ際にはさまざまな要素がありますが、燃費性能は費用面に関わる重要なポイントです。
ロッキーは燃費にこだわるユーザーにも納得のいくコンパクトSUVといえるでしょう。