スカイラインの内装を解説!グレードごとの特徴やオプション装備も紹介

「スポーツセダンといえばスカイライン」といわれるほどに、長い歴史を持つ日産スカイラインは、歴代モデルを通じて多くのファンを魅了し続けています。

その魅力の一つは、スポーティーな走りと上質な内装です。
近年では、先進技術を取り入れた快適な空間も特徴となっています。

今回はスカイラインの内装について、グレードごとの特徴やオプション装備をご紹介します。

愛車の購入を検討している方はもちろん、スカイラインの内装に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:【2024年】かっこいいセダンのおすすめランキング人気国産車種12選!

関連記事:セダンを選ぶメリットとデメリットを解説!特徴やおすすめの人も紹介

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

スカイラインとは?

日産のスカイラインは、1957年に初代が発売されて以来、60年以上にわたって販売されている、日本を代表するスポーツセダンです。スカイラインは日産の中でも最長の歴史を持つモデルで、2014年に登場した現行モデルは13代目です。

スカイラインの特徴は、高い走行性能と優れたデザイン性です。
初代から搭載されている直列6気筒エンジンは、高いパワーとトルクを誇り、ボディデザインも歴代モデルごとに独自のデザインが採用されており、人気を集めています。

スカイラインは、レースでも活躍しています。
1960年代には、日本グランプリで優勝するなど、数々のレースで勝利を収め、1970年代には、世界ラリー選手権に参戦し、優勝もしています。

スカイラインは上記のような活躍で、日本の自動車文化に大きな影響を与えた車です。高い走行性能と優れたデザインで、多くのファンを魅了し続けています。

スカイラインは洗練された見た目に加え、「走ること」を追求された機能となっています。諸元表を見るとその潔さがわかります。

2024年にはNISMOモデルが1,000台限定で販売されます。

メーカー日産
車名スカイライン
本体車両価格(税込)4,569,400円〜
乗車定員5人
カタログ燃費WLTCモード(km/L)10.0
全長×全幅×全高(mm)4,810×1,820×1,440
室内長×室内幅×室内高(mm)2,000×1,480×1,160〜1,180
車両重量(kg)1,700〜1,760
総排気量(cc)2,997
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク(L)80
駆動方式2WD(FR)
トランスミッション7M-ATx
カラーミッドナイトパープル
カーマインレッド
ディープオーシャンブルー
ブリリアントホワイトパール
ダークメタルグレー
スーパーブラック
メテオフレークブラックパール

関連記事:日産 スカイライン NISMOのデザイン・スペック・カラー・価格を紹介

関連記事:セダンとクーペの違いとは?それぞれのおすすめ車種を紹介

スカイラインの内装の特徴を紹介(13代目/V37)

スカイライン内装

ここでは、スカイラインの内装の特徴を紹介します。

スカイラインの内装は、スポーティーさと上質さが融合したデザインが特徴です。

  • ドライバーを包み込むようなシート
  • 上質なコックピット空間
  • アクティブ・ノイズ・コントロールで静かな室内空間

など、随所にこだわりが感じられます。

ドライバーを包み込むようなシート

スカイラインのシートは、ドライバーを包み込むような形状と、上質な素材を採用しています。

  • 形状: 体にフィットするホールド性の高い形状は、長時間のドライブでも疲労を軽減します。
  • 素材: 本革や合成皮革を使用したシートは、滑りにくく快適な座り心地を提供します。

また、シートヒーターやベンチレーターなどの機能も搭載されており、季節や天候に合わせた快適な温度調整が可能です。

上質なコックピット空間

スカイライン内装

スカイラインのコックピットは、どのグレードを選んでも上質感に満ちた空間が広がっています。グレード間での違いは加飾の有無やデザインのみで大きく異なる点はありません。

また、視認性の高い2眼デザインのファインビジョンメーターは、日産スカイラインの全てのグレードに標準装備されています。中央にはアドバンスドドライブアシストディスプレイが設置され、安全装備の警告や車両情報等をわかりやすく表示します。

アクティブ・ノイズ・コントロールで静かな室内空間

スカイラインは、全車にアクティブ・ノイズ・コントロールを装備しています。

エンジン音やロードノイズなどの不快な低周波音をスピーカーから逆位相の音を出して打ち消し、車内の静粛性を向上させる機能です。

エンジン音やロードノイズが低減することで、車内の静粛性が向上。快適な乗り心地を実現します。

スカイラインの内装の違い【グレード別】(13代目/V37)

スカイラインには、「GT」「GT Type P」「GT Type SP」「400R」の4種類のグレードがあります。
ここでは、4つのグレードの内装の違いを紹介します。

スタンダードモデル スカイライン「GT」の内装

スカイラインの中で最も価格の安いグレードである「GT」は、比較的シンプルな印象の内装です。

しかしながら、車両価格が450万円以上のモデルなので、チープさを感じさせるような要素は見当たりません。
高品質な素材とクラフトマンシップにより、快適さと上質さを提供します。

スポーティーでスリムなシートやステアリングホイール、アルミニウムやカーボンファイバーのアクセントが魅力的です。

また、革やスエードの使用により、内装はラグジュアリーさを演出しています。

快適なドライビングをサポートする機能も充実しており、運転者にとって使いやすい配置や最新のテクノロジーが取り入れられています。

スカイラインGTの内装は、パフォーマンスと快適さを両立させた魅力的な仕上がりとなっています。

本革シート装備のスカイラン「GT Type P」の内装

スカイラインGT Type P

スタンダードモデル「GT」よりワンランク上のグレード「GT Type P」では、本革のシートが標準装備されています。

ステアリングホイールやシートはレーシングカーを彷彿とさせるデザインであり、快適な運転体験を提供します。

内装のアクセントには、アルミニウムやカーボンファイバーなどのスポーティな素材が使用され、高級感とスポーティさを兼ね備えています。

また、最新のテクノロジーも取り入れられており、ドライバーにとって使いやすいインフォテイメントシステムや先進的な安全機能が装備されています。

スカイラインGT Type Pの内装は、スポーツカーの魅力を最大限に引き出したデザインであり、高品質な快適性とパフォーマンスを提供します。

スポーティーパッケージの設定が可能なスカイライン「GT Type SP」の内装

スカイラインGT Type SP

「GT Type SP」は、「GT Type P」と標準仕様の内装はほとんど変わりありません。違いは、フィニッシャーがラグジュアリーアルミになる程度です。

ただし、「GT Type SP」では「スポーティパッケージ」の選択ができます。

「スポーティパッケージ」は、スカイラインのパフォーマンスとスポーティさを更に引き立たせるオプションパッケージです。

このパッケージはスポーツサスペンションや、電子制御ショックアブソーバーであるインテリジェント ダイナミックサスペンション、スポーツブレーキが含まれる、走行性能を高めるオプションです。

さらに、内装にもスポーティなアクセントが加えられ、専用のスポーツシートやアルミニウムペダルなどが装備されています。
これにより、ドライバーはよりスポーティな運転体験を楽しむことができます。

スポーティパッケージは、スカイラインGT Type SPをより個性的でパフォーマンス重視の車両に仕上げるための魅力的なオプションです。

ラグジュアリーさとスポーティーさを兼ね備えたスカイライン「400R」の内装

スカイライン400R内装

「400R」は、キルティング加工で豪華さを増した前席ヒーター付き本革スポーツシートが装備されます。

まず目を引くのは、専用設計のレッドステッチとダイヤキルティングが施された本革スポーツシートです。ドライバーをしっかりとホールドし、長時間のドライブでも快適な座り心地を提供します。
インテリアカラーは、ブラックとホワイトの2色から選択可能です。

また、アルミペダル、BOSE®サウンドシステム、アンビエントライトシステムなどの装備が、上質な空間をさらに高めてくれます。

特に注目したいのは、ステアリングホイールです。レッドステッチとカーボン調加飾が施された専用デザインは、400Rの特別な存在感を強調しています。

スカイライン400Rの内装は、ドライバーの五感を刺激し、ラグジュアリーさとスポーティーさを兼ね備えた特別な空間といえるでしょう。

スカイラインのオプション装備(13代目/V37)

ここでは、スカイラインのオプション装備を紹介していきます。

ブラウンインテリアパッケージ 

スカイライン内装

スカイラインのオプション装備である「ブラウンインテリアパッケージ」は、上質なブラウン色で統一された内装が特徴です。

「ブラウンインテリアパッケージ」は「GT」を除くグレードで選択可能です。

シート、ドアパネル、センターコンソールなどがブラウン色となり、シックな印象を与えながら、高級感を演出します。

シートには、上質な本革を使用し、座り心地と耐久性を向上させています。

また、インパネやステアリングホイールにもブラウン色の加飾が施され、統一感のある空間を演出します。

ブラウンインテリアパッケージは、スカイラインの内装をより上質で落ち着いた空間にしたい方におすすめのオプションです。

BOSE® Performance Series サウンドシステム

スカイラインのオプション装備である「BOSE® Performance Series サウンドシステム」は、車内全体を包み込むような臨場感あふれるサウンドを楽しめる高音質サウンドシステムです。

12スピーカーとデジタルアンプを搭載し、クリアでパワフルなサウンドを実現します。

また、車内環境に合わせて音響を自動的に調整する「Centerpoint® 2」や、サラウンド音場を創り出す「SurroundStage®」などの機能を搭載し、音楽や映画をよりリアルに楽しめます。

さらに、専用アプリを使って音質を調整することも可能です。

BOSE® Performance Series サウンドシステムは、音楽を存分に楽しみたい方におすすめのオプションです。

アンビエントライトシステム

スカイラインのオプション装備である「アンビエントライトシステム」は、足元やドアパネル、インパネなどを柔らかく照らす間接照明システムです。

「GT Type P」以上のグレードで選択可能です。

アンビエントライトシステムは、夜間のドライブをより快適でリラックスできるものにしてくれます。

夜間でもドアハンドルやカップホルダーにさっとアクセスできる利便性も魅力です。

アンビエントライトシステムは、車内をより上質でスタイリッシュな空間にしたい方におすすめのオプションです。

歴代のスカイラインの内装の特徴

ここでは、歴代のスカイラインの内装についてみていきます。

クラシックな雰囲気と快適性を兼ね備えたスカイライン「R30」の内装

スカイラインr30

R30スカイラインの内装は、モデルやグレードによって大きく異なりますが、全体的にクラシックな雰囲気と快適性を兼ね備えたデザインが特徴です。

現在ではクラシックな雰囲気が魅力的なR30スカイラインの内装は、モデルやグレードによって様々なバリエーションが存在します。

スポーティーさと高級感を兼ね備えたスカイライン「R32」の内装

スカイラインr32

R32スカイラインの内装は、モデルやグレードによってバリエーションが存在しますが、全体的にスポーティーさと高級感を兼ね備えたデザインが特徴です。

上級グレードには本革巻きステアリングホイールや本革シートが装備され、高級感を演出しています。

現在でも、R32スカイラインの内装はスポーティーさと高級感を兼ね備えた魅力的なデザインとして評価されています。

上質な素材と先進的な技術が融合したスカイライン「V36」の内装

スカイラインv36

V36スカイラインの内装は、上質な素材と先進的な技術を融合させた、快適で上質な空間が特徴です。

インパネやドアトリムには本革や木目調パネルが使用されており、高級感を演出しています。

バイキセノンランプやバックビューモニター、17インチアルミホイール、本革ステアリング、7インチワイドモニター、インテリジェントキー、運転・助手席パワーシートといった豪華装備が標準装備です。オプションには18インチホイールや電動サンルーフ、HDDナビ、インテリジェントクルーズコントロールなどが設定できます。

V36スカイラインの内装は、上質な素材と先進的な技術を融合させた、快適で上質な空間です。

まとめ

この記事では、スカイラインの内装に焦点を当てて特徴を紹介してきました。

スカイラインの内装はグレードによって違いがあります。

「GT」はスタンダードモデル、「GT Type P」は本革シート装備、「GT Type SP」はスポーティーパッケージの設定が可能、「400R」はラグジュアリーさとスポーティーさを兼ね備えた特別仕様となっています。

また、ブラウンインテリアパッケージやアンビエントライトシステム、BOSE® Performance Series サウンドシステムなど、スカイラインならではのユニークなデザインやシステムも魅力です。

画像出典:日産自動車株式会社

出光のカーリース・ポチモへ
出光のカーリース・ポチモへ

この記事を書いた人

自動車ニュースのWEBマガジン

カーナレッジ編集部

カーナレッジはクルマの知識をわかりやすく提供する自動車ニュースメディアです。新車・中古車の最新情報やメーカー・ボディタイプ・メンテナンスなどの基本知識まで。自動車のことがすべて分かるWebマガジンです。

関連する記事

カテゴリーから記事を探す

error: このページの内容は保護されています。