新型ステップワゴンは失敗という意見があるのはなぜ?概要と併せて紹介
2022年に6代目となる新型ステップワゴンが発売されました。
新型ステップワゴンは、デザインや機能が5代目と異なり、失敗という意見もあります。
具体的にどのような点が変わったのか、なぜ失敗といわれているのか気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、新型ステップワゴンが失敗といわれる理由を解説します。
ステップワゴンの購入を検討している人は参考にしてください。
INDEX
ステップワゴンとは
ステップワゴンは、ホンダが製造・販売しているミニバンです。
「この車であらゆるシーンでステップアップできたら」という願いからステップワゴンという名前がつけられています。
1996年に初代が発売され、2022年に発売された新型ステップワゴンは6代目にあたります。
横開きできるテールゲートや、床下収納可能な3列目シート、乗り降りしやすい低床フロアなど、利便性にこだわった設計が多く、ファミリー向けの車として人気です。
ステップワゴンの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | ホンダ |
車名 | ステップワゴン |
ボディタイプ | ミニバン |
ドア数 | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,800×1,750×1,840 |
車両重量(kg) | 1,710 |
総排気量(cc) | 1,496 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 52 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 無段変速オートマチック (トルクコンバーター付) |
カラー(全5種) | ・フィヨルドミスト・パール ・プラチナホワイト・パール ・スーパープラチナグレー・メタリック ・クリスタルブラック・パール ・シーグラスブルー・パール |
※参考元:ホンダ公式サイト│ステップワゴン
※紹介グレードは「AIR」
新型ステップワゴンは失敗という意見があるのはなぜ?
2022年に発売された6代目の新型ステップワゴンは、これまでのステップワゴンと異なる点がいくつかあります。
新型ステップワゴンが失敗といわれる理由を3つご紹介します。
わくわくゲートが廃止されたため
2015年から発売されていた5代目のステップワゴンでは、わくわくゲートとよばれる横方向に開閉可能な荷室ドアが採用されていました。
多くの車の荷室ドアが大きく縦方向に開くのに対し、わくわくゲートは横方向に小さく開けられるため、後方の車や壁にぶつかってしまうという心配がなく、人気の機能でした。
しかし、新型ステップワゴンでは、わくわくゲートが廃止されています。
「わくわくゲートがあるからステップワゴンを選んでいた」というユーザーからすると、わくわくゲートを廃止した新型ステップワゴンは失敗だと感じている人もいるようです。
関連記事:ステップワゴンの車中泊について解説!注意点はある?おすすめのシートアレンジやグッズもご紹介!
デザインがシンプルになったため
ステップワゴンはモデルチェンジを繰り返すにつれて、丸みを帯びた外観へと変わっていきました。
しかし、新型ステップワゴンの外観は5代目ステップワゴンとは大きく異なり、初代や2代目のようなシンプルな箱型デザインになっています。
3~5代目のステップワゴンの丸みのあるデザインを気に入っていた人からすると、好みのデザインではなくなってしまったと感じている人もいるようです。
ボディサイズが大きくなったため
これまでのステップワゴンは全幅1,700mm以下で5ナンバーでした。
しかし、新型ステップワゴンは全幅1,700mmを超え、3ナンバーとなりました。
車内空間はより広くなったものの、5ナンバーで十分だったと感じている人もいるようです。
また、日本は道路の幅が狭く、大きな車は運転しにくいため、以前の5ナンバーのステップワゴンの方が運転しやすかったと感じる人もいるでしょう。
新型ステップワゴンのメリットとは
失敗という意見もある新型ステップワゴンですが、魅力的な部分もあります。
ここでは、新型ステップワゴンのメリットを3つご紹介します。
荷物の積み下ろしが楽な仕様になっている
新型ステップワゴンの荷室は、大きな開口部と低い床設計で、大きな荷物でも楽に積み下ろしできるように工夫されています。
横開きのわくわくゲートは廃止されたものの、荷室ドアが開く角度を任意の位置で決められるメモリー機能付きのパワーテールゲートが採用されています。
これにより、後方のスペースに余裕がない場所でも荷物の積み下ろしがしやすいでしょう。
荷室の床高さは地上から530mmで、大きな荷物や重い荷物もスムーズに積み下ろしできます。
シートアレンジが豊富にある
新型ステップワゴンは、豊富なシートアレンジがメリットの一つです。
3列目は跳ね上げ式ではなく、床下にきれいに収納できるため、フラットな空間を手軽に確保できます。
ほかにも、3列目を収納することで荷室を拡大できたり、2列目シートを後ろに下げて足元にゆったりとした空間を作ったりなどが可能です。
2列目と3列目の背もたれを倒せば、大人も横になれるフラットな空間ができ、車中泊や休憩などでゆったりとくつろげるでしょう。
乗り物酔いしにくいように工夫されている
新型ステップワゴンは、どの席に座っていても視界を確保できるように設計されています。
視界をよくすることで、目線のぶれや姿勢崩れが起きにくくなり、乗り物酔いを防ぐことが可能です。
ヘッドレストの形状を工夫して2列目や3列目からの見通しをよくしたり、後部座席にいくにつれて座面の位置を高くしたりすることで、前方への視界を遮らないように工夫されています。
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車の購入を失敗しないために押さえておきたいこと
車の購入は決して安い買い物ではないため、慎重に決めることが必要です。
ここでは、車の購入を失敗しないために押さえておきたいことを3つご紹介します。
用途に合った車を選ぶ
車によってボディサイズや機能が異なるため、用途によって選ぶ車が異なります。
通勤で使用するのか、ファミリーカーとして使用するのか、家族でレジャーを楽しむために使用するのかなど、用途を明確にして車を選ぶことが大切です。
ファミリーカーの場合は、子どもが増えたり、成長したりしたときのことも考えながら選びましょう。
モデルチェンジの情報がないかを調べる
車は定期的にモデルチェンジが行われ、デザインや機能が異なるモデルが発売されます。
モデルチェンジが発表される直前は旧モデルの車が安くなります。
しかし、価格のみを重視して選ぶと、モデルチェンジ後の車の方がデザインや機能がよかったというケースもあるでしょう。
購入予定の車にモデルチェンジの予定がないかを調べたり、ディーラーへ尋ねたりして購入するタイミングに注意しましょう。
試乗してから購入する
購入前にはできるだけ試乗することをおすすめします。
運転しやすいか、自分にあっているかは、実際に車を運転してみなければわかりません。
カタログやCMの情報だけで購入すると、購入後に「思っていたものと違う」と後悔してしまう可能性があります。
また、車内の収納やシートアレンジ、荷室の広さなど、細かい部分も購入前に自分の目で見て確認しましょう。
細部まで確認して納得したうえで購入することが大切です。
まとめ
この記事では、新型ステップワゴンが失敗といわれる理由やメリット、車の購入を失敗しないために押さえておきたいことなどについて解説しました。
ステップワゴンは、ファミリー向けの車として使いやすいミニバンです。
2022年に6代目となる新型ステップワゴンが発売されました。
新型ステップワゴンは、外観や機能が5代目と異なり、失敗という意見もあります。
しかし、シンプルな外観が好みの人や、多彩なシートアレンジ、広い荷室空間を求める人にとっては魅力的な車です。
新型ステップワゴンについては、さまざまな意見がありますが、後悔しない車選びをするためには実物を自分の目で確かめて購入を検討することが大切です。
自分に合う車を選んで快適なドライブを楽しみましょう。