スイフトの車内空間は狭い?乗り心地や広く使うコツについて紹介します!
スズキが製造・販売するスイフトは、スポーティーな見た目で多くの人に人気がある車です。
しかし、ボディサイズが小さく設計されているコンパクトカーであるため、車内空間が狭いという意見がいくつか見られます。
そこで今回の記事では、実際にスイフトの車内空間は狭いのか、乗り心地や広く使うためのコツと併せてご紹介します。
関連記事:人気コンパクトカーをおすすめ順にランキング!選び方のポイントも紹介
INDEX
スイフトの車内空間は狭いのか?
スイフトに対して、車内空間が狭いと感じる人は多くいますが、実際のところどうなのでしょうか。
まずは口コミやスイフトの車内空間について確認していきましょう。
関連記事:スイフトの燃費をグレードごとに解説!他車との燃費も比較
スイフトの車内空間を比較
スイフトの車内空間を他の車であるヤリスと比較した場合、以下のようになっています。
スイフト HYBRID MZ(2WD) | ヤリス ガソリン車 Z(2WD、CVT) | |
---|---|---|
全長 | 3,860mm | 3,950mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,500mm | 1,495mm |
ホイールベース (前後ホイールの中心から中心までの長さ) | 2,450mm | 2,550mm |
車両重量 | 950kg | 1,020kg |
室内寸法 (長さ) | 1,905mm | 1,845mm |
室内寸法 (幅) | 1,425mm | 1,430mm |
室内寸法 (高さ) | 1,225mm | 1,190mm |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
参考元:トヨタ ヤリス 主要諸元表
ヤリスと比較すると、同じコンパクトカーでもスイフトの方が荷室が広いです。
そのため、スイフトだけが狭すぎるといった印象は受けません。
関連記事:ヤリスの実燃費は?低燃費でもパワフルな理由を解説!
スイフトの車内空間の口コミ
スイフトを購入した人から、以下のような口コミが挙げられます。
・長時間になると逆に身動きが取れず苦痛になってきます。
シートのホールド感と室内の窮屈さもあって、体を伸ばしてゆっくりと休むこともできません。
・デメリットは後部座席が狭い。
コンパクトカーなので後部座席が狭いことは仕方ありませんが、大人5人乗るとぎゅうぎゅうです。
またトランクが狭い。
コンパクトカー特有のトランクの狭さでキャリーバッグ3つくらいが限界でしょう。
・車内スペースはコンパクトが好みな自分には合っていました。
3人家族程度であれば十分快適だと思います。
・最近、子どもが生まれて、ベビーシートを後部座席に設置しましたが、大変狭く、ギチギチになってしまいました。
これから家族が増える予定の人や子どものいるファミリーには向かないと思います。
スイフトの概要
ここでスイフトについて、概要を説明します。
スイフトは、スズキが製造・販売するコンパクトカーで2000年に発売開始されてから、根強いファンが定着している車です。
どのような特徴があるのか、以下で解説します。
スイフトは軽快な走りが特徴
スイフトは車両重量が軽量であることから、軽快な走りを実現しています。
強固なボディでありながら細部まで徹底した軽量化を実現させ1,000kgを下回る重量であることが、軽快な走りを実現している要因といえるでしょう。
安全性能に優れている
スイフトには、スズキで開発された安全技術である「スズキ セーフティ サポート」を搭載しています。
自動車だけでなく、歩行者も感知して警告音をならす機能や、夜間走行時に状況によってヘッドランプを自動で切り換える機能が備わっていることから、運転が苦手な人でも安心できるのではないでしょうか。
スイフトの車内空間を広くするコツとは?
スイフトは、ミニバンと比べると車内空間が狭いと感じるでしょう。
実際に、大人が5人乗りこむと余裕がない状態になります。
関連記事:スイフトで車中泊を楽しむ!事前に準備しておきたいポイントを解説
しかし、乗車人数を3~4人程度に制限することで快適に過ごせるでしょう。
一方で、後部座席が若干狭くなっているため、体が大きい人はできる限り前席に乗車することをおすすめします。
また、荷物が多いと、その分乗車スペースも狭くなります。
少しでも乗車スペースを確保するコツとしては、ルーフキャリアを設置することが大切です。
ルーフキャリアとは、車の外装に取り付ける箱状の荷物入れを指します。
ルーフキャリアを設置することで、車内空間の荷物分のスペースが空くため、車内空間にスペースが生まれるでしょう。
スイフトの乗り心地について
スイフトの乗り心地について、気になる人も多いかと思います。
ここから、スイフトの乗り心地について、運転性能と車内空間に分けて確認していきましょう。
スイフトの運転性能
先述した通り、スイフトは車両重量が軽量に設計されているため、軽快な走りを実現しています。
なお、スズキが開発したHEARTECTという構造や部品の配置を工夫する手法を活用し、ボディの耐久性も向上させました。
また、スズキ セーフティ サポートが搭載していることから、運転性能が高い車といえるでしょう。
スイフトの車内空間
スイフトの車内空間は、乗車人数が少ないと気になりませんが、5人になると狭く感じるでしょう。
特に、後部座席にベビーシートを設置すると余裕がなくなるため、乗車人数を3人以下にするなど、工夫を行うことが大切です。
スイフトの車内空間は、他の車であるヤリスと比べると広めに設計されていますが、体が大きいお子さまがいる家庭には狭いと感じるでしょう。
スイフトはどのような人に向いている?
最後に、スイフトはどのような人に向いているのか解説します。
スイフトが向いている人の特徴
軽快な走りや運転のしやすさを求める人は、スイフトが向いています。
スイフトは、軽量に設計されていることから、軽快な走りを実現可能です。
また、小回りが利くことから住宅街などの右左折が多い場所の運転性能が高いといえるでしょう。
なお、ボディサイズが小さめに設計されているため、狭い道でも容易に運転できます。
小回りが利き運転性能が高いため、初心者や運転が苦手な人にもおすすめです。
スイフトが向いていない人の特徴
5人乗りをメインに使用したい人や、荷物を多く載せたい人には向いていないでしょう。
例えば、4人家族でキャンプや車中泊を楽しみたいと考えている人にとっては、車内空間の狭さから、快適にくつろぐことができず、満足できない可能性があります。
しかし、先述した通り、ルーフキャリアを設置することで、車内空間にある程度のスペースを確保できます。
ただし、家族全員で足を伸ばして休息するといったスペースは確保できないことを理解しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、スイフトの車内は狭いのか、広く使うコツや乗り心地についてご紹介しました。
スイフトは、ノートやヤリスと比べると車内空間が広いですが、使用する目的によっては狭く感じるでしょう。
大人が5人乗ると車内空間が圧迫されるため、乗車人数は検討する必要があります。
広く使うコツは、荷物分のスペースを確保するために、ルーフキャリアを利用することをおすすめします。
コンパクトカーでありながら、運転・安全性能に優れた車をお探しであれば、「スイフト」を選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。