スイフトで車中泊を楽しむ!事前に準備しておきたいポイントを解説

新型コロナウイルスの影響もあり、人との接触機会が少ない車中泊というアクティビティを楽しむ人が増えています。
これから車を購入しようとする人の中にも、購入後に車中泊を楽しみたいと思う人もいるでしょう。

スイフトは、コンパクトカーならではの運転のしやすさと、軽快でスポーティーな走りを実現している車です。

一見、車中泊をするのには不向きな車にも思えますが、この記事ではスズキのスイフトで車中泊を楽しむ方法や、車中泊に必要な準備などについても解説します。

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出光のカーリース・ポチモへ
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スイフトの概要

スイフトは、2000年に発売された初代のモデルから、現在販売されている4代目のモデルまで、長い間根強い人気を誇っているコンパクトカーです。

いつでも気軽にドライブしたくなるような、ストレスフリーなコンパクトな車であり、街中の買い物やロングドライブの場面など、さまざまなシーンで活躍してくれます。

スイフトの飽きがこない美しいフォルムは、特別な個性と存在感を放っており、乗る人・見る人を満足させてくれる車です。

スタイリッシュな内装にも、ドライバーが運転しやすい環境を作り出す工夫が施されており、ハンドルを握ると思わず走りたい気持ちが湧き出てくるでしょう。

また、低燃費のハイブリッド車であり、維持費を抑えることができる点もスイフトの特徴です。

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スイフト バナー

スイフトの荷室の広さはどれくらいか?

  • 全幅:1,695mm
  • 全高:1,500mm〜1,525mm
  • 全長:3,860mm
  • 車内幅:1,425mm
  • 車内高:1,225mm
  • 車内長:1,905mm

※参考元:スズキ スイフト | 主要諸元表

コンパクトな車ながら、エンジンルームが最小化されていることで、ゆとりある車内空間が実現されています。

また座席には、ヒップポイントを下げる工夫が施されており、前席・後席ともに開けた視界を確保できます。

また、スイフトの荷室のサイズは以下の通りです。

  • 高さ:875mm
  • 長さ:675mm
  • 幅 :1,155mm

※参考元:スズキ スイフト | 室内空間

前後の座席をフルで使用した5名乗車時でも、荷室には265Lのスペースが確保されており、小さめサイズのスーツケースであれば2つ収容できます。

また、後席を自由自在にアレンジすることができ、片側だけを倒して長いものを積むこともできれば、全部倒すことで最大579Lの荷室を作り出すことも可能です。

大量の買い物を積みたいときや、キャンプギアなどを多く積むときには、便利に利用できるでしょう。

スイフト バナー

スイフトの車中泊用シートアレンジは?

ここまでは、スイフトを一般的なドライブで使用する際の情報についてお伝えしました。
ここでは、スイフトを車中泊で活用する場合のシートアレンジについて解説します。

冒頭でもお伝えしたように、スイフトはコンパクトカーとして人気の車です。

コンパクトカーのため、車中泊用の車として使用するイメージが湧かない人も多いでしょう。
しかし、スイフトはシートアレンジを工夫することで、車中泊用の車としても使用することは可能です。

ここではスイフトの車中泊用のシートアレンジ方法を2つ紹介します。

助手席を一番前の位置に配置する方法

助手席を一番前の位置に配置することで、後ろの空間を広く使う方法です。
助手席を一番前に出した後、後部座席を折りたたむことで、荷室と後部座席を平らな状態にします。

このとき多少の段差が生じるため、厚めのマットを敷くような工夫が必要です。

さらに、助手席を前に出したことによってスペースが空くため、ここに台や椅子のようなものを置くことで、空いたスペースを埋めましょう。

この手順で、荷室スペースと後部座席、助手席を前にずらした間のスペースを平らにして使用することで、車中泊用のアレンジが完成します。

真っすぐではなく、車を対角線に広く利用する方が広い車中泊スペースを確保できます。

助手席を一番後ろに倒す方法

次に紹介するシートアレンジは、助手席を一番後ろまで倒すことで、スペースを広げる方法です。

まず、助手席のヘッドレストを外してから、シートを一番後ろまで倒します。
その後、先ほどのやり方と同様に、後部座席と荷室をつなげましょう。

助手席を一番後ろまで倒しても、完全にフラットにはならず、横になった際に足元部分に空間ができます。

そこで、空間を埋めるために、足元部分に布団や毛布などで嵩上げをし、できるだけフラットな状態に近づけましょう。

先ほどのシートアレンジに比べ、前後の空間を広く使うことができるため、身長の高い人はこちらのアレンジの方がよいでしょう。

また、かなり窮屈にはなりますが、運転席側も同様の状態にすることで、2人での車中泊が可能になるかもしれません。

スイフト バナー

車中泊におすすめのグッズ

ここでは、車中泊におすすめのグッズについて紹介します。

寝袋(シュラフ)

車中泊のマナーとして、夜中に寝る際はエンジンを停止しなければなりません。

特にエアコンがない冬場の車中泊は、車内の温度が下がります。

時期にあった寝袋(シュラフ)を用意し、安心して車中泊ができる環境を整えましょう。

弾力性のあるマット

後部座席を折りたたんだ部分や荷室は、そのまま寝るには固すぎます。

布団や弾力性のあるマットなどを敷くことで、背中や腰への負担を軽減させましょう。

車中泊明けには、また運転をすることになるため、疲れを溜め込まない工夫をしましょう。

充電器

車中泊時はエンジンを切らなければなりません。

エンジンを切ることでシガーソケットも使用できないため、夜中にスマートフォンやカメラなどを充電する場合、別途電源が必要になります。

車内スペースには限りがあるため、モバイルバッテリーやコンパクトなリチウム充電器などを活用するとよいでしょう。

耳栓・アイマスク

車中泊をする場所によっては、音がうるさかったり光が強かったりと、眠りにくいこともあるでしょう。

念のためのアイテムとして、耳栓・アイマスクを準備しておくことをおすすめします。

関連記事:車中泊で活躍するポータブルエアコンの選び方やその他暑さ対策を紹介!

車中泊の注意点とは?

車中泊の際は、周りに迷惑をかけないように注意しましょう。

特に最近は車中泊がブームになっていることもあり、一部のマナーを守らない人の影響で、車中泊を行う一般の人も周りから厳しい目で見られることがあります。

夜中にエンジンをかけないのは当然ですが、大声で話さない、駐車スペースを適切に守るといった、基本的なマナーは必ず守りましょう。

また、防犯上の観点からも注意を怠ってはいけません。

楽しい車中泊も、防犯対策をおろそかにした結果、犯罪の被害に遭う可能性もあります。

防犯対策で一番の基本といえるのが、寝る前の戸締りです。
鍵がしっかり閉まっているか、必ず確認するようにしてください。

また、目隠し用のシェードやカーテンを窓に設置することで、車中泊時に外から中の様子が分からなくなります。

車内で寝ている人の人数や性別、年齢などが分かってしまうと犯罪の標的にされる可能性もあるため、プライバシーはしっかりと守りましょう。

関連記事:車中泊で注意したいリスクとは?自分でできる対策を紹介

まとめ

商談イメージ

車中泊は、車を所有している人のアクティビティとして、近年人気が高まってきています。

車中泊専用の車に限らず、スイフトのようなコンパクトカーでも工夫することで車中泊を楽しむことができます。

スイフトで車中泊をするには、今回解説したようなシートアレンジの工夫が必要です。

車中泊をするときは、周りに迷惑をかけない点と自分の安全を守るという点に注意しながら楽しみましょう。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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