ホンダ フリードの燃費は?トヨタの新型シエンタと比較!
フリードは、ホンダが製造・販売をしているミニバンです。
2022年度上半期(4月〜9月)における販売台数は、29,855台で、期間中最も売れたミニバンとなりました。
広い車内空間が特徴の車であり、お子さまがいる人やアウトドアの際に大きな荷物を持ち運ぶことが多い人の中には、フリードの購入を検討している人もいるでしょう。
また、購入にあたって、燃費性能が気になる人も多いと思います。
この記事では、フリードの特徴や燃費について解説します。
また、カタログ燃費や実燃費の紹介に加えて、ほかのミニバンとフリードの燃費を比較しています。
フリードの購入を考えている人は、参考にしてください。
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INDEX
フリードのカタログ燃費
ここでは、フリードのカタログ燃費を紹介します。
フリードは、ハイブリッド車とガソリン車がそれぞれ展開されています。
なお、2列シート車「フリード+」、特別仕様車「BLACK STYLE」、コンプリートモデル「Modulo X」も燃費性能に変わりはありません。
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フリード ハイブリッド車
HYBRID-G、HYBRID CROSSTAR | 2WD | 4WD |
WLTCモード(km/L) | 20.9 | 19.8 |
市街地(km/L) | 17.9 | 17.0 |
郊外(km/L) | 21.6 | 21.3 |
高速道路(km/L) | 22.0 | 20.3 |
フリード ガソリン車
G、CROSSTAR | 2WD | 4WD |
WLTCモード(km/L) | 17.0 | 15.6 |
市街地(km/L) | 13.2 | 12.2 |
郊外(km/L) | 18.9 | 16.2 |
高速道路(km/L) | 19.0 | 17.2 |
フリードの実燃費は?

次に、フリードのカタログ燃費と実燃費を比較します。
今回は、車の所有者によって燃費が共有されているWebサイト「e燃費」より、データを参照し、カタログ燃費(WLTCモード)と比較しています。
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カタログ燃費 (WLTCモード:km/L) | 実燃費(km/L) | |
ハイブリッド 2WD | 20.9 | 17.51 |
ハイブリッド 4WD | 19.8 | 18.37 |
ガソリン 2WD | 17.0 | 15.28 |
ガソリン 4WD | 15.6 | 13.61 |
上記の通り、実燃費とは若干違いはあります。
e燃費は口コミ投稿を集計したサイトであるため、想定される走行環境のカタログ燃費なども見ながら総合的な判断が必要となります。
フリードの燃費を新型シエンタと比較
ここでは、フリードと同じミニバンの中でも最も比較対象として挙げられる「トヨタ シエンタ」と、カタログ燃費を比較しています。
シエンタVSフリードの論争は色々な方やサイトが持論を述べていて、まさに究極のライバルと言えるでしょう。
2022年8月のフルモデルチェンジを経て、シエンタはどう生まれ変わったのか。
ミニバンの購入に迷っている人は、参考にしてください。
トヨタ「シエンタ」
2022年8月にフルモデルチェンジしたトヨタ シエンタは3列シートを搭載したミニバンで、フリードと同様、最大7名の乗車が可能です。
お子さまやご年配の方も乗り降りがしやすいように設計された、床の低い乗り込み口が特徴です。
今回比較した各車のグレードは以下の通りです。なお、下記グレードはいずれもハイブリッド車です。
- フリード:HYBRID G/2WD
- シエンタ:G/2WD
カタログ燃費 | フリード | シエンタ |
WLTCモード(km/L) | 20.9 | 22.8 |
市街地(km/L) | 17.9 | 22.7 |
郊外(km/L) | 21.6 | 23.9 |
高速道路(km/L) | 22.0 | 22.1 |
サイズをほぼ変えずに、ヤリスやアクアの新世代骨格「GA-Bプラットフォーム」を採用した新型ということもあり、シエンタの燃費性能が上回っています。
フリードが首位を維持することができるのか、今後が楽しみです。
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フリードはどんな人におすすめ?

フリードは、6名以上で乗車する機会があり、コンパクトカー並みのサイズ感で広い車内空間を持つ車が欲しい人におすすめできます。
また、ホンダの最新の運転支援システムである「Honda SENSING」を標準装備しているところも大きな魅力といえるでしょう。
フリードは、これまでにミニバンを運転する機会が少なかった人も、安心して運転ができる車といえます。
Honda SENSINGの具体的な機能の一例を紹介します。
衝突軽減ブレーキシステム
車両や通行人との衝突を回避するために、音やディスプレイ表示で注意を促したり、自動でブレーキをかけたりするシステム
誤発進抑制機能
近距離にある壁などを検知し、急発進を抑制する機能
アダプティブクルーズコントロール
適切な車間距離を保つために、あらかじめ設定した速度から自動で加速・減速を行う機能
車線維持支援システム
車載カメラによって車線を認識し、車線の中央を走行するようにハンドル操作を支援するシステム
オートハイビーム
周囲の交通状況に合わせて、ハイビーム・ロービームの切り替えを自動で行うシステム
「車内が広い車が欲しい」「安心して運転できるミニバンを探している」と考える人は、フリードを検討対象に入れてみてはいかがでしょう。
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まとめ
この記事では、フリードの燃費や特徴を紹介しました。
フリードには、燃費性能以外にも魅力があります。
コンパクトカー並みのボディサイズでありながら、広い車内空間を持ち、ホンダの最新の運転支援システムも装備されています。
燃費性能・積載量・安全性能のいずれも譲れない人に、フリードはおすすめの車です。
ミニバンの購入の際には、ぜひご検討ください。
画像引用元:本田技研工業株式会社