車検を受ける際にかかる日数や車検の期間を短くする方法をご紹介

車検は定期的に訪れる点検です。

公道を安全に走るために必要なものですが、数日間車が使えなくなってしまうことから、早く済ませたいと考える人も少なくありません。

そこで今回は車検を早く済ませたい方に向け、依頼先別の車検にかかる平均日数や車検時間を短くする方法を紹介します。

関連記事:車検に必要な時間はどれくらい?時間を短縮するポイントを紹介

車検にかかる平均日数や時間の目安

ターボエンジン

車検にかかる日数は依頼先や車種で変わりますが、概ねの平均は決まっています。
車検にかかる平均日数や時間の目安を確認しましょう。

平均は3日から1週間前後

車検にかかる日数は平均して1日から3日程度と言われます。
輸入車の場合は部品供給の関係から2日から4日程度が平均日数です。

しかし車検は依頼先によって必要になる時間が大きく異なります。
場合によってはもっと早く1日や半日程度で車が戻ってくるケースもありますが、逆に部品交換や車両の入庫待ちが発生すると時間がかかる場合があります。

またシーズンや曜日によっても異なるので平均日数の幅が大きいといえます。

しかし、問題がなければ2日から4日程度で戻ってくるとみて良いでしょう。

長くても1週間以内には戻ってくるケースが大半なのです。
余裕を見て1週間と考え予定を立てると良いでしょう。

関連記事:車検にかかる日数はどれくらい?車検での検査項目や流れも紹介

最短30分で終わることも

車検にかかる平均日数は1日から3日程度です。

しかしガソリンスタンドや車検専門店などが行う、当日車検やスピード車検と呼ばれる車検であれば、最短で30分程度で終わる場合があります。

そのため車検を急ぐ多くの人がこうしたスピード車検を選択しますが、この30分という数字は定期的にメンテナンスを受けており、車両に問題がない場合の数字です。

車両の整備などが必要になると作業時間が発生するため注意をしましょう。

また、車検のあとに発行される車検証やステッカーの受け取りもあるので、トータルでは1日を見ておくことがおすすめです。

関連記事:車検に必要な書類や準備物を紹介!車検を受ける際の注意点も解説

業者別の平均日数は?

ブレーキパッド交換イメージ

車検を短時間で済ませるのであれば、依頼する業者ごとの特長を把握する必要があります。

今回は車検にかかる日数に注目し、依頼先ごとの特長を紹介します。

ディーラーは場合によって時間がかかることも

メーカーの新車販売店であるディーラーは車検に日数がかかる傾向があります。

これはメーカーの信頼を守るためメーカー基準の整備がされるためです。

交換部品が多くなるほか丁寧にメンテナンスを行うため時間がかかる傾向があります。
部品交換も多いので場合によっては部品取り寄せで時間がかかるケースも少なくありません。

しかし、メンテナンスが行き届いている車両やディーラーで定期点検を受けている車両であれば車検にそれほど時間が掛からない可能性があります。

また、予約の活用や指定工場になっているディーラーで依頼も時間短縮には効果的です。
場合によっては1日で車検が終了する可能性もあります。

関連記事:ディーラーに車検を依頼するメリットとは?他の業者との違いを比較

指定工場か認証工場かで速さは変わる

事業として自動車の分解整備を行うお店は認証工場と指定工場に分かれます。

この認証工場と指定工場は共に運輸支局が認証を行いますが、認証工場は分解整備のみが可能な一方、指定工場は工場内で車検を行うことも可能です。

そのため認証工場の場合、車検が可能な運輸支局に予約し出向いて車検を受ける必要がありますが、一方の指定工場ならば工場内で車検を済ませることができます。

車検場までの移動の時間がない分、指定工場の方が早く車検を終わらせることが可能です。

業者によってスピードが変わりますが、指定工場か認証工場かも注目をしたいポイントといえるでしょう。

整備工場は指定工場なら早い

町中にある整備工場は工場によって異なるため平均日数が出にくい特長があります。

しかし全体的な傾向として指定工場となっている工場の場合は半日から長くても2日程度、認証工場であれば2日以上と車検に日数がかかることがあります。

また、町中の個人経営の工場の場合は注意が必要です。
少人数で工場を回しているため、工場への入庫状況によって車検にかかる日数が大きく異なります。

こうした工場へ依頼する場合、問い合わせる事が重要です。

時間短縮を狙うのであれば指定工場がおすすめですが、自動車の整備全般を請け負う整備工場の中には認証工場ながらも車検の整備に強い工場があります。

こうした工場に依頼すると早めに車検を終えることができるでしょう。

関連記事:車検の当日持ち込みは可能?当日車検のメリット・デメリットを紹介

ガソリンスタンドやカー用品店、車検専門店の場合

車検費用が安いことが魅力のガソリンスタンドやカー用品店は、店舗が指定工場か認証工場で車検にかかる日数が異なります。

しかし、車検専門店はほとんどが指定工場なので短時間で車検を済ませることが可能です。

車検そのものにかかる時間は整備工場と大きな差がない傾向にありますが、ガソリンスタンドやカー用品店では大規模な整備が出来ないという特長があります。

問題がなければ安く早く済みますが、重整備が必要な場合は注意が必要です。

整備工場に持ち込み整備してから車検となるため日数がかかる場合があります。

関連記事:ガソリンスタンドで車検を受けるメリットとは?安価にするポイントや注意点も解説

車検に時間がかかるケース

車検は長くとも1周間は掛からないといわれますが、整備内容や依頼先によって思わぬ時間がかかるケースもあります。

車検に時間がかかるケースをいくつか紹介します。

思わぬ故障が見つかった場合

車検に時間がかかるケースとして、整備中に不備が見つかったケースが挙げられます。

例えば、車検では車の下回りに腐食が無いかを確認をしますが、腐食が進み、穴が空いていた場合は板金による修理が必要になります。

また、エンジンからのオイルにじみなども程度によっては車検に通りません。

そうした場合エンジンのオーバーホールなどが必要になるため長時間の整備が必要です。

関連記事:自動車の修理はどこに頼む?自動車整備工場を選ぶメリットは何?

車検が主ではない店舗の場合

ガソリンスタンドやカー用品店の場合、車検はサービス的な側面が強く本業ではありません。

そのため本業となる業務の合間を見て整備が行われることも多く、時間がかかる傾向にあります。

特に何台か入庫しており、混み合っている場合は時間がかかる事が多く注意が必要です。

またこうした店舗では部品をストックしていないケースもあります。
時には部品の調達という工程が加わるため時間がかかります。

関連記事:自動車の修理は整備工場やカー用品店にお願いしても大丈夫なのか?

部品が届かない場合

車検で確認をされるパーツに特殊な部品が使われる車種の場合時間がかかることがあります。
特に旧車や外車などは部品の調達が難しいため注意が必要です。

またマイナーメーカーの場合も同様で、部品供給体制が弱いため、部品調達に時間がかかるケースがあるため注意をしましょう。

また最近はこうした車でなくとも世界的な物流網の混乱で部品が届かないケースがあります。
もし部品調達に時間がかかる部品を交換すると車検が長引く要因となります。

関連記事:中古車の購入から納車までの流れを解説!期間を早めるためにできることは?

車検の期間を短くする方法はある?

車検は検査項目が決まっています。そのため劇的に短くする方法は多くありません。
しかし車検にかかる期間を短くするためにできることはいくつかあります。

車検の期間を短くする方法を紹介します。

日頃からマメなメンテナンスをする

車検の期間を短くするために大切なことは、日頃からマメなメンテナンスを行うことです。

メンテナンスを定期的に行っていれば、車検時に思わぬ不具合が発生しにくく、車検も部品の交換なく通る可能性が高いといえます。

加えて、こうした整備が行き届いた車をスピード車検などが可能な車検専門店に依頼することで、時間短縮が可能です。

最短と言われる30分で車検を済ませることも目指せます。

またメンテナンスに不安がある車両であったとしても、ブレーキランプやナンバー灯、タイヤハウス内やタイヤの溝残量などを自分でチェック出来る範囲は確かめておきましょう。

不備があれば自分で交換、あるいは店舗に問題を伝えることで車検時間が早くなる可能性があります。

関連記事:車のメンテナンス方法とは?長く使うための基本項目

事前予約をしておこう

車検の時間を短くするもう一つの方法が事前予約を行うことです。

混んでいる時期に飛び込みで行うと、入庫待ちなどで時間がかかる場合があります。

また、事前予約をしておくことで入庫から作業までがスムーズとなり、時間のロスをへらすことが可能です。

加えて、予約をする場合平日に予約を刷るほうが早い場合があります。これは認証工場の場合、車検を運輸支局で行うためです。

運輸支局は休日に空いていないので、平日に予約することで時間を短くすることが可能になります。

関連記事:車検の当日持ち込みは可能?当日車検のメリット・デメリットを紹介

車検を依頼する業者の選び方

車検を依頼する際は業者の選び方が重要です。時間を短縮するために行いたい業者の選び方を紹介します。

見積もりを取ろう

車検を依頼する際は見積もりを取ることが重要です。

特に安さを求める場合は見積もりが重要になります。
速さを求める場合であっても、複数社から見積もりを取ると良いでしょう。

なぜなら見積もり時に出てくる費用や車検終了予定日時を比較することで、効果的な車検をする業者や車検を早く終わらせられる業者を比較し、どの業者が最適か判断できるためです。

見積もりを取るのは遠回りの方法に見えますが、比較や事前に目安を知ることで思いもしない時間がかかるというケースを回避できるようになります。

関連記事:車検の見積もりにかかる時間や車検の見積もりの必要性について解説

まとめ

車検は定期的に訪れる検査です。
可能であれば早く済ませたいものですが、早く済ませるためには車検の依頼先ごとの特長やポイントを把握する必要があります。

今回は車検そのものにかかる平均日数や、依頼先ごとの日数の目安、ポイントを紹介しました。

車検は時間の速さも重要ですが、人によっては定期メンテナンスを兼ねています。

早さだけでなく何をどう整備するかを確認することで早く、安全な車検を受けることが可能です。

この記事を書いた人

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カーナレッジ編集部

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