【車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません】映画「コマンドー」には名言しかない!
「コマンドー」は、1985年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画です。
監督はマーク・L・レスター、主演はアーノルド・シュワルツェネッガーが務めました。
日本ではテレビで繰り返し放送されており、2000年代からはインターネット上で、テレビ朝日版の日本語吹き替えの独特の言い回しが一部で異常な人気を博しており、「車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません」もそのうちの一つです。
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INDEX
映画「コマンドー」の概要
「コマンドー」のストーリー
かつて、精鋭のコマンドー部隊の指揮官として名を馳せたジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は軍を退役し、愛娘・ジェニーと山荘での静かな生活を送っていました。
ある日、二人が暮らす山荘をメイトリックスのかつての上官、カービー将軍が訪れ、メイトリックスにコマンドーの元隊員たちが次々と殺害されていることを伝え、護衛として山荘に部下を残していきました。
しかし、カービーが去った直後、謎の武装集団に山荘は襲撃され、護衛たちは殺害されジェニーが連れ去られます。
メイトリックスは必死に追跡を試みるも失敗し、彼もまた武装集団に拘束されてしまいます。
幻のフルモデルチェンジ
実は、「コマンドー」の公開後には続編の計画が持ち上がり、脚本も執筆されました。
しかし、主演のシュワルツェネッガーが興味を示さなかったため、制作は幻となりました。
その時に作られた続編の脚本は後に別の企画で採用、加筆修正を経てなんと1988年に「ダイ・ハード」として公開されました。
実は、「ダイ・ハード」もシュワルツェネッガーが主役候補に挙げられていました。
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車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。の全文
「車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です」
「キャデラックは好きだ」
「キャディがお好き?結構。ではますます気になりますよ。さあさどうぞ」
「キャディのニューモデルです」
「快適でしょう?んああー仰らないで。シートがビニール、でもレザーなんて見かけだけで夏は熱いし、よく滑るわすぐひび割れるわ、ろくな事はない。天井もたっぷりありますよ、どんな超人の方でも大丈夫。どうぞ回してみて下さい、いい音でしょう。余裕の音だ、馬力が違いますよ」
「一番気に入ってるのは・・・」
「何です?」
「値段だ」
「ああ、何を!ああっここで動かしちゃ駄目ですよ!待て!止まれ!うぁあああ……」
こちらが「車はアメリカで生まれました」のシーンの全文です。
そもそも車が生まれたのはドイツ(外燃機関込みだとフランス)であることから、上記のシーンには名言しかない事がわかります。
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コマンドーの名言集
「おーい! 待ってくれ。ちょっと!」
おじさん「行ったかと思ったよ」
清掃員「とんでもねえ、待ってたんだよ」
からの、清掃員が銃を乱射します。
「娘はどこだ?」
メイトリックスが、武装集団を追い詰めたシーンです。
「娘はどこだ?」
「まぁ落ち着け。銃を突きつけられてはビビッて話もできやしねぇ。娘は無事だ、大佐。少なくとも今のところはな。この先どうなるかはあんた次第だ。無事取り戻したければ、俺たちに協力しろ。OK?」
「OK!」
と言いながら銃を撃ち放します。主人公とは思えないほどの情けのなさです。
「ビールでも飲んでリラックスしな。心配するな。娘の面倒はオレがしっかり見ててやるよ。ぬふふ……」
敵のサリーが上記のセリフで、優位性を撮ろうとした時のメイトリックスの返答が次です。
「面白いヤツだ。気に入った。殺すのは最後にしてやる」
人質を取られてなおこの余裕です。
「失礼。どれくらいかかるかな?」
メイトリックスが飛行機でCAに尋ねた質問です。
CA「飛行時間は11時間を予定しております」
メイトリックス「どうも。頼みがあるんだが……連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れている」
普通の会話に見えますが、隣の連れは敵の部下で、もうすでに殺してしまっています。
しれっと嘘ついてます。主人公なのに。
「動くな! 何もしない。脇へどいて」
メイトリックスがCAのシンディの車を使おうとした時のやりとりが以下の通りです。
メイトリックス「動くな! 何もしない。脇へどいて」
シンディ「でも、動くなって」
メイトリックス「どくんだ。車に乗れ・・・オレの言う通りにしろ」
シンディ「ダメよ。7時半に空手のけいこがあるの。つきあえないわ」
メイトリックス「今日は休め!」
シンディの天然っぷりがいいですね。主人公以外にも魅力があります。
「全警備員へ。3階で非常事態だ。」
シンディがメイトリックスのことを通報した時の警官のセリフが以下です。
「全警備員へ。3階で非常事態だ。容疑者男性、190センチ。髪は茶。筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ」
モブキャラである警官ですら、このワードセンスです。
「ダメだ」
シンディが取り残されそうになった時にメイトリックスを問い詰めます。
「あんた、いったい何なのよ! 車は盗む。シートはひっぺがす。あたしはさらう。娘を探すのを手伝えなんて、突然メチャクチャは言い出す。かと思ったら、人を撃ち合いにまきこんで大勢死人は出す。あげくは電話ボックスを持ちあげる。あんた、人間なの? お次はターザンときたわ。警官があんたを撃とうとしたんで助けたわ。そうしたら私まで追われる身よ! 一体何があったのか教えてちょうだい!」
「ダメだ」
巻き込まれただけのシンディの必死の長セリフを、「ダメだ」のひと言で制止するなど、どちらが悪役なのかわかりません。
「お前は最後に殺すと約束したな…あれは嘘だ」
サリー「俺を殺したら、娘は見つからないぞ」
メイトリックス「どこにいる?」
サリー「知らねえよ。クックが知ってる。奴と会う約束したんだよ」
メイトリックス「お前は最後に殺すと約束したな」
サリー「そうだ、大佐。助けて」
メイトリックス「あれは嘘だ」
どちらが悪役なんでしょう。
迷言は名言
上記のように迷言は名言となります。
本当にそうなのか、名言が迷言なのかはわからなくなりましたが、とりあえず名言しかありませんでした。
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