スタジオジブリ「となりのトトロ」のネコバスのボディタイプを考察!
来たる2022年11月1日。ついに、念願のジブリパークがオープンしました。
そこで皆様が思われていることをまじめに考えてみようと思います。
それは「ネコバスのボディタイプってなんだろう」っていうことです。
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INDEX
ジブリパーク
ジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、森と相談しながらつくられているスタジオジブリの世界を表現した公園です。
「ジブリの大倉庫」がパークのメインエリアで、「ネコバスルーム」のほか、14コーナーの体験型の展示などがあり、ジブリ映画の中に入り込めます。
ショップやカフェなども同じ施設の中に入っています。
「青春の丘」は、「耳をすませば」の「地球屋」を再現しており、月島雫と天沢聖司の気持ちになれるでしょう。
「耳をすませば」は2022年10月に実写化もされており、1989年「りぼん」に柊あおいさんによる原作の連載から、1995年のアニメ映画化を経て今も人気を持ち続けています。
「どんどこ森」は「となりのトトロ」の世界に入ることができます。
子どもたちだけが中に入れる「どんどこ堂」もあります。
2023年には「もののけの里」「魔女の谷」が解禁される予定です。
ネコバス
ネコバスは、1988年に公開された名作映画「となりのトトロ」に出ています。
迷子のメイを見つけ出し、サツキとともに母の入院している七国山病院まで送り届け、ピンチを乗り切りました。
このへんな乗り物は、まだ解明されていないのです。たぶん。
なのでここからは、ネコバスのボディタイプについて考えてみます。
軽自動車
大きさ的にそれはないだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、絶対にそうと言い切れるのでしょうか?
しっかりとした定義通りに当てはめてみることが大切です。
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軽自動車とは
軽自動車検査協会によると、軽自動車は
- 排気量:660cc以下
- 全長:3,400mm以下
- 全幅:1,480m以下
- 全高:2,000m以下
- 乗車定員:最大4人まで
- 貨物積載量:350kgまで
と定められています。( ※道路運送車両法 )
最近の軽自動車は広々とした車種も増えているとはいえ、5人以上は乗れません。
どうやらネコバスとは違うようです。
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コンパクトカー
軽自動車は法律でしっかりと定義されていました。
コンパクトカーはどうでしょう。
アクアやカローラのような車です。
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コンパクトカーとは
コンパクトカーは簡潔にいうと「小型の普通車」です。
しかし、「小型」とはどのくらいなのかということ自体は、厳格に法律や省令で定められているわけではありません。
法的な定義があるわけではありませんが、一般的にコンパクトカーとは、「5ナンバーの小型自動車」を指すことが多いようです。
では5ナンバーの規格を見ていきましょう。
- 排気量:2,000cc以下
- 全長:4,700mm以下
- 全幅:1,700mm以下
- 全高:2,000mm以下
サツキの身長を136cm(昭和35年時点の小6女子の平均身長)と仮定すると、サツキの全高は1,360mmとなります。
目測ではありますが、ネコバスは2,000mmは超えているので、該当しないといえます。
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4WD?2WD?
関連記事に「4WD」ということばが出てきました。
ここで気になるのは、「ネコバスは4WDと2WDのどっちなんだろう?」ということです。
WDとはWheel Driveの略で、意訳すると「車輪駆動」となります。
つまり、4WDは「4つの車輪が駆動している=4輪駆動」という意味になります。
似た言葉で、AWD、FF、4×4という言葉もあります。
AWD
All Wheel Driveのことで、「全輪駆動」を指します。
4輪車だと、4WDならAWDではあるのですが、6輪以上ある大型トラックなどの車では変わってきます。
FF
4WDでFFなら、Ferguson Formula社の四輪駆動システムのことを指しますが、現在はほぼ使われていません。
現在でFFというと大体は「前輪駆動」を指し、2WDの前輪が駆動する車を指します。
4×4
フォーバイフォーと読みます。
4WDと一緒ですが、海外では「4WD」という表記は避けられる傾向にあります。
以前「Four Wheel Drive」という会社が存在していたためです。
結論
ネコバスは「どれにも該当しない」かと思います。
理由は、タイヤではなく足で動くからです。
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SUV
ボディタイプの話に戻りますが、ネコバスはSUVなのではないかと考えてみます。
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SUVとは
SUVとは、「Sports Utility Vehicle」の略で「スポーツ用多目的車」という意味です。
コンパクトカーと同様、こちらも明確な基準はありません。
車検証では「ステーションワゴン」と記載されています。
特徴としては、
- 悪路(オフロード)での走破性が高い
- 車内の荷室が広い
- 最低地上高の幅がある程度確保されている
上記のような車をSUVと呼びます。
サイズもコンパクトSUVからフルサイズSUVまで様々なので、該当するものがあるかもしれません。
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悪路(オフロード)での走破性が高い
これに関しては、完全にクリアしていると言えるでしょう。
実物のSUVより走破性は高いと思われます。
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車内の荷室が広い
荷室は映画では確認することができませんでした。
一旦保留とさせていただきます。
最低地上高の幅がある程度確保されている
ここはアウトです。
目測ですが、かなり地面スレスレな構造をしています。
大きいSUVの最低地上高ですと、例えば、トヨタ ランドクルーザーは225mm、ハリアーは195mmなどです。
最近のトレンドとして、最低地上高は小さめな傾向はあるものの、ネコバスのスレスレさはさすがにSUVとは言えないでしょう。
ミニバン
だいぶ近づいてはきているのではないでしょうか。
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ミニバンとは
ミニバンという名前は、大きさを表す「ミニ」とキャラバン(キャンピングトレーラー)の「バン」を組み合わせた言葉が由来とされています。
ミニという言葉から、小さい車をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、基準となるアメリカンサイズのキャラバンが非常に大きく、アメリカンサイズのキャラバンと比べたら「ミニ」という意味です。
従って、ミニバンは日本でいうところでは、ノアやアルファードなどの大きいサイズの車を指します。
しかし、それ以上に大きいのがネコバスです。
サツキの全高を1,360mmと仮定しましたが、ネコバスはどうもその4倍ほどの全高があるように見えます。
そうなると5,440mmほど必要です。
ノアの全高が1,895mm、アルファードの全高が1,950mmですので、ミニバンには当てはまらないと考えた方が良いでしょう。
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まとめ
ネコバスのボディタイプについて考えましたが、結局はわかりませんでした。
あえていうなら、ネコバスのボディタイプは「ネコ」です。
参考元:ジブリパーク公式ウェブサイト