【2024年版】コンパクトカーの満足度は高い!人気のコンパクトカーをランキング形式にて紹介
一般社団法人日本自動車販売協会連合会が公表している、国産乗用車(軽自動車除く)のブランド通称名別の順位を見ると、2023年の年間トップテンに名を連ねている車のタイプで最多となっているのが「コンパクトカー」です。
このことからもコンパクトカーの満足度が高いことが分かるでしょう。
ではコンパクトカーのどういった部分が多くの人に支持されているのでしょうか。
この記事では、コンパクトカーの満足度が高い理由や、人気があるコンパクトカーをランキング形式で紹介します。
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INDEX
コンパクトカーとは?
コンパクトカーとは、その名の通りコンパクトサイズの普通車のことです。
明確な定義はありませんが、全長4,700mm以下、全幅1,700mm以下のサイズで、かつボディ形状がハッチバックやトールワゴンの車のことをコンパクトカーと呼ぶ傾向にあります。
コンパクトカーで十分?
コンパクトカーで十分という人は次のような人が当てはまるでしょう。
- パワーではなく小回りのきく運転しやすい自動車が好き
- 1人か2人で使うので、車体は大きくなくて良い
- 内装にはさほどこだらなくても良い
反対に、自動車にパワーや独自の性能を求める人、荷物をいっぱい積みたい家族などにはおすすめできません。
コンパクトカーと軽自動車の違いは?
コンパクトカーと軽自動車には明確な違いがあります。
コンパクトカーは車体はコンパクトなつくりながらも普通自動車としての扱いですが、軽自動車の規格は法律で定められており、日本独自の規格として存在します。
全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下で、エンジンの排気量は660cc以下と定められており、コンパクトカーよりも小さい設計です。
また定員の数も最大で4名と決まっています。
購入価格や維持費が普通自動車と比べて安く抑えられてるため、初めて車を買う人や少しだけ街中を運転するという人にはぴったりの規格です。
関連記事:コンパクトカーとは?特徴やメリット、デメリットを解説!
コンパクトカーの満足度が高い理由は?
ここでは、コンパクトカーの満足度を高めている理由について解説していきます。
購入費用が抑えられる
コンパクトカーの車両価格は、他の車種と比べて安価です。
なかには、軽自動車と同程度の価格で売られているものもあります。
購入費用が抑えられる点もコンパクトカーの満足度が高い理由の一つといえるでしょう。
関連記事:高級感があるコンパクトカーに乗りたい!おすすめの5台をご紹介
維持費が抑えられる
コンパクトカーは軽自動車を除く乗用車のなかで、排気量が小さくかつ車両重量が軽量です。
自動車税や自動車重量税の納付額が安く済む点も、満足度が高い理由として挙げられるでしょう。
また、ハイブリッドのコンパクトカーも数多く存在します。
ハイブリッドのコンパクトカーを選べば、ガソリン代も抑えられるでしょう。
関連記事:ハイブリッドコンパクトカーは燃費がよい!選び方のポイントを紹介します
運転がしやすい
小回りが利く点は、コンパクトカーの特徴の一つです。
かつ前後左右の車両感覚が把握しやすいことから、細い道でも運転しやすいといえます。
また狭い駐車場でも楽に駐車できます。
運転に慣れていない人でも比較的簡単に運転ができる点も、コンパクトカーの満足度が高い理由の一つといえます。
コンパクトカー選びにおいて注目すべきポイントは?
ここでは、コンパクトカーを選ぶ際に注目すべきポイントについて解説していきます。
安全性能が充実しているか
コンパクトカー選びの際に注目すべきポイントの一つが安全性能です。
一瞬の気の緩みや操作ミスなどの要因で事故は起きてしまいます。
安全性能が充実した車であれば、万が一の事故の際でも被害を最小限に抑えることが可能です。
特に、運転に慣れてない人や自信がない人は、安全性能が充実しているコンパクトカーを選ぶことをおすすめします。
関連記事:コンパクトカーのメリットやデメリットを紹介!どういった人にオススメかも解説
十分な広さの車内空間があるか
コンパクトカーの車内空間の広さは、車ごとで異なります。
コンパクトカーを選ぶ際は、車内空間の広さも確認しましょう。
通勤に利用する車で、基本的に1人で乗る機会が多い場合は、それほど気にする必要はありませんが、家族で利用する場合や荷物を多く積みたい場合などは、重視すべきポイントといえます。
また、大きい荷物を積む機会が多いのであれば、シートアレンジすることで荷室空間を拡大できるコンパクトカーを選ぶとよいでしょう。
関連記事:広い車はミニバンだけではない!おすすめの車を紹介!
人気のコンパクトカーランキング
ここでは数多く販売されているコンパクトカーの中でも、特に人気が高い車をランキング形式でご紹介します。
コンパクトカーの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
1位:トヨタ|ヤリス
トヨタが製造・販売しているヤリスは、2020年から販売開始されたコンパクトカーです。
もともと国内では、ヴィッツという名前で1999年から販売されており、ヤリスは海外向けの名称でした。
その後、2020年のマイナーチェンジの際に、ヴィッツからヤリスに名前が変更されました。
ヤリスには、ハイブリッド車とガソリン車が用意されています。
ハイブリッド車でグレードがGの場合、WLTCモードで35.8km/Lと世界トップクラスの低燃費を誇っています。
なお、ヤリスは「セーフティサポートカー」が全車に標準装備されている点も魅力の一つです。
安全面も充実しているコンパクトカーといえるでしょう。
ヤリスの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | ヤリス |
ボディタイプ | コンパクト |
乗車定員(名) | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,940×1,695×1,500 |
車両重量(kg) | 1,060 |
総排気量(cc) | 1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー(全14種) | ・スーパーホワイトII ・シルバーメタリック ・センシュアルレッドマイカ ・コーラルクリスタルシャイン ・シアンメタリック ・プラチナホワイトパールマイカ ・ブラック ・アイスピンクメタリック ・アバンギャルドブロンズメタリック ・ダークブルーマイカメタリック ・ブラック×シアンメタリック ・ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック ・ブラック×コーラルクリスタルシャイン ・ブラック×アイスピンクメタリック |
※参考元:トヨタ公式サイト|ヤリス WEBカタログ
※紹介グレードは「ハイブリッド G(2WD)」
関連記事:ヤリスの実燃費は?低燃費でもパワフルな理由を解説!
2位:日産|ノート
日産が製造・販売しているノートは、2005年から販売開始されました。
その後、2020年に登場した3代目が現行モデルです。
現行モデルのノートは、日産独自のパワートレインである第2世代e-POWERが搭載されており、低燃費な走りを実現しています。
なお燃費に関しては、グレードXの場合、WLTCモードで28.4km/Lです。
またノートでは、全方位運転支援システムが全車に標準装備されています。
走行中に周囲の歩行者や車両を検知して、衝突する恐れがあった場合、ブザーや表示で衝突回避を促してくれるシステムです。
安全に減速できなかった場合は、自動でブレーキが作動します。
ノートの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | 日産 |
車名 | ノート |
ボディタイプ | コンパクト |
乗車定員(名) | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,045×1,695×1,520 |
車両重量(kg) | 1,220 |
総排気量(cc) | 1,198 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | - |
カラー(全14種) | ・ガーネットレッド ・サンライズカッパー ・サーフグリーン ・ステルスグレー ・スーパーブラック ・バーガンディー ・オーロラフレアブルーパール ・ダークメタルグレー ・ピュアホワイトパール ・オペラモーブ ・ブリリアントシルバー ・サーフグリーン×ダークメタルグレー2トーン ・ビビッドブルー×スーパーブラック2トーン ・オペラモーブ×スーパーブラック2トーン |
※参考元:ニッサン公式サイト|ノート 外観・デザイン ボディカラー
※紹介グレードは「X」
関連記事:ノートの燃費は第2世代「e-POWER」で効率的に!運転・走行性能を徹底解説!
3位:ルーミー
ルーミーはトヨタから販売されているトールワゴン型のコンパクトカーで、車名であるルーミーを和訳すると「広々とした」という意味になります。
ボディサイズはコンパクトではありますが、名前の由来通り広い室内空間を実現している点が魅力です。ルーミーは車室だけでなく荷室スペースも広々。ファミリー世帯に人気が高い車です。
また一般的な軽自動車よりも少し大きいサイズにも関わらず、小回り性能が優れていることも魅力の一つです。
最小回転半径が4.6mのため、狭い路地でもスムーズに運転できます。
さらに、電子カードキーを持った状態で車体に近づくと、自動でドアがオープンする便利な機能も搭載されています。買い物などで両手がふさがっている際に活用できる機能といえるでしょう。
ルーミーの基本性能は以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | ルーミー |
ボディタイプ | コンパクトカー |
乗車定員(名) | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,700×1,670×1,735 |
車両重量(kg) | 1,080(4WDは1,140) |
総排気量(cc) | 996 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36(4WDは38) |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | CVT |
カラー(全14種) | ★レーザーブルークリスタルシャイン ターコイズブルーマイカメタリック ★クールバイオレットクリスタルシャイン ★プラムブラウンクリスタルマイカ ファイアークォーツレッドメタリック ブライトシルバーメタリック ★パールホワイトⅢ ブラックマイカメタリック |
※紹介グレードはエントリーモデルの「X」
※★のあるものはメーカーオプションで選択可
4位:トヨタ|アクア
トヨタが製造・販売しているアクアは、2011年から販売開始されました。
2021年にフルモデルチェンジが行われており、現在のアクアは2代目です。
アクアはハイブリッド車のみで、ガソリン車はありません。
グレードがZの場合、WLTCモードで33.6km/Lと高い数値を誇っています。
アクアはセーフティサポートカー、もしくはセーフティサポートカーS〈ワイド〉が標準装備されていることから、安全性能も充実しているといえます。
アクアの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | トヨタ |
車名 | アクア |
ボディタイプ | コンパクト |
乗車定員(名) | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,050×1,695×1,485 |
車両重量(kg) | 1,130 |
総排気量(cc) | 1,490 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク(L) | 36 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
カラー(全13種) | ・クリアベージュメタリック ・アーバンカーキ ・ブラスゴールドメタリック ・ダークブルーマイカメタリック ・エモーショナルレッドII ・プラチナホワイトパールマイカ ・ブラックマイカ ・シルバーメタリック ・ポップオレンジクリスタルシャイン ・ダークグレー×クリアベージュメタリック ・ダークグレー×アーバンカーキ ・ダークグレー×ブラスゴールドメタリック ・ダークグレー×ポップオレンジクリスタルシャイン |
※参考元:トヨタ公式サイト|アクア WEBカタログ
※紹介グレードは「Z」
関連記事:アクアをカーリースで利用するメリットとは?基本スペックや魅力についても紹介
まとめ
コンパクトカーの満足度が高い理由としては、購入費用や維持費を抑えられることや、燃費性能が優れていること、運転がしやすいことなどが挙げられます。
なおコンパクトカーを選ぶ際は、安全性能が充実しているか、十分な車内空間があるかなどにも注目しましょう。
コンパクトカーを選ぶ際はこの記事で、ランキング形式で紹介した車もぜひ検討してみてください。