シエンタとフリードを選ぶ決め手は?シエンタとフリードの特徴を解説!

コンパクトミニバンを探している人の中には、トヨタが製造・販売している「シエンタ」と、ホンダが製造販売している「フリード」の2つで迷っている人もいるのではないでしょうか。

いずれの車もコンパクトであることに加えて、ミニバンとしての魅力的な特徴があります。
購入を検討する際は違いを比較することをおすすめします。

この記事では、シエンタとフリードの特徴や違い、それぞれを選ぶ決め手について解説します。

関連記事:【2024年】ミニバンおすすめランキング!人気車種20選!選び方も解説

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シエンタの特徴

シエンタの特徴としては、以下が挙げられます。

  • 街中で走りやすいサイズ感
  • スムーズな乗り降り
  • ゆとりのある室内

シエンタの特徴としてまず挙げられるのが、コンパクトで走りやすいサイズ感です。

ガソリン車のボディサイズはグレードに関わらず「全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mm」であり、ミニバンとしてはコンパクトです。
最小回転半径が5.0mと小回りが利きやすいのも特徴です。細い路地やUターン時など、この小回りの良さが遺憾なく発揮されます。

また、Zグレードは「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」を標準装備(Gグレードではメーカーオプション)しており、スマートキーを持っていれば足先をセンターに出し入れするだけでスライドドアの自動開閉が可能です。

さらに、乗り込み口が地上から330mmと低く段差がないことから、お子さまでも乗り降りしやすい設計になっています。室内高は1,300mmもあるため、小さいお子さまであれば、立ったまま着替えなどもできます。

シエンタ バナー

フリードの特徴

ホンダフリード

フリードの特徴としては、以下が挙げられます。

  • シンプルで幅広い人に好かれるデザイン
  • ファミリー層の利用に適した車内空間

フリードはシンプルで洗練された外装デザインを持ち、全体として大人の落ち着きを感じさせる外観となっています。内装もシンプルで幅広い人に支持されるデザインです。

また、フリードはファミリー層の利用に適しています。大開口スライドドアや低床フラットフロアを採用していることから、お子さまでも安心して乗り降りできます。

荷物の積み下ろしもしやすく、5人乗り〜7人乗りのラインナップが用意されているため、家族構成に合わせて選べるバリエーションの多さも魅力です。

シエンタとフリードの違いとは?

シエンタとフリードの違いについて、以下のポイントを比較してみます。

  • 外装デザイン
  • 乗り降りのしやすさ
  • 荷室の利便性
  • 燃費性能

それぞれ詳しくご紹介します。

フリード バナー

外装デザイン

両者の違いとしてまず挙げられるのが、外装デザインです。

外装においてシエンタとフリードは対照的であり、どちらか一方を選ぶ決め手の一つになり得ます。

シエンタは、フロントデザインが特徴的な車です。全体的に丸い印象を与え、ユニークなデザインが特徴です。長く利用していく内に愛情が深まっていく、味のあるデザインだといえるでしょう。

一方、フリードの外装はシンプルでスポーティなデザインが特徴的です。
シエンタと比較すると落ち着いたフロントデザインのため、やや物足りないと感じる人もいるかもしれません。

しかし、洗練された無駄のないデザインは、幅広い人から支持されるフリードの魅力の一つといえるのではないでしょうか。

乗り降りのしやすさ

シエンタとフリードの違いとして、「乗り降りのしやすさ」も挙げられます。

結論としては、どちらの車もステップ高が低く、乗り降りのしやすさに優れています。

フリードのステップ高は390mm、開口幅は665mmとなっており、スムーズな乗り降りを行えます。両側パワースライドドアを採用していることから、簡単にドアの開閉が可能です。

一方のシエンタは、ステップ高330mmとフリードよりもさらに低く設計されています。
パワースライドドアの開閉はボタンを押すことでできるため、レバーを引く必要がありません。荷物で両手がふさがっている場合にも、ボタンを押すだけで開閉できるため便利でしょう。

関連記事:シエンタとフリードを徹底比較!それぞれの違いや選び方を紹介

荷室の利便性

両者の違いとして、荷室の利便性も挙げられます。
3列シート2WD車の場合で比較すると、荷室の大きさはそれぞれ以下の通りです。

シエンタフリード
開口部高さ1,070mm1,110mm
荷室フロア高505mm480mm
荷室幅1,265mm1,080mm
ラゲッジスペース高さ1,105mm1,255mm

シートアレンジにおいて、シエンタは3列目シートを2列目の下に格納する一方で、フリードははね上げ式になっています。

シエンタの3列目を格納する場合は、2列目を一旦上げる必要があるため、チャイルドシートを載せている場合は一旦外さなくてはなりません。
しかし、はね上げ式はシートが荷室の左右に張り出すことから、荷室の幅はシエンタの方が確保できます。

一方、フリードの方が開口部地上高が低くラゲッジスペースが高く作られています。そのため、ベビーカーや自転車を積む場合は利用しやすいでしょう。

荷物を載せる頻度が高ければより幅を確保できるシエンタ、3列目を使う頻度が高い人や自転車などをよく載せる人は、はね上げ式で高さがあるフリードがおすすめです。

関連記事:シエンタとフリードを子育て目線で比較!どちらが子育てに向いている?

燃費性能

燃費ハイブリッド車ガソリン車
シエンタG 2WD
7人乗り
フリード FF
HYBRID G 7人乗り
シエンタG 2WD
7人乗り
フリード FF
G 7人乗り
WLTCモード
(km/L)
28.220.918.317.0
市街地モード
(km/L)
27.117.914.113.2
郊外モード
(km/L)
29.821.619.217.6
高速道路モード
(km/L)
27.622.020.318.9
参考元:シエンタ|諸元表フリード|諸元表

上記の通り、燃費性能ではシエンタの方が優れていると考えられます。

関連記事:ホンダ フリードの燃費は?トヨタの新型シエンタと比較!

本体車両価格(税込)

エントリーモデルでは、シエンタの本体車両価格は195万円〜、フリードは233万900円〜で、最上位モデルではシエンタは310万8,000円〜、フリードは321万円5,300円〜とシエンタの方が価格は安価に設定されています。

フリード バナー

シエンタの決め手はここ!

シエンタを選ぶ決め手は以下の通りです。

  • 乗り降りのしやすさ
  • 多くの荷物を積める荷室
  • 燃費のよさ
  • 本体車両価格の安さ

乗り降りのしやすさはシエンタ・フリードともに優れていますが、ドア部についているボタンを押すだけで開閉できる点は利便性が高いでしょう。

また、荷室の幅があるため荷物が積みやすく、車両後部にものを積むことが多い人にはおすすめできます。さらにシエンタは燃費性に優れており、長距離移動する頻度が高い人にとっては経済的です。

フリードの決め手はここ!

フリードを選ぶ決め手は以下の通りです。

  • シンプルな外装デザイン
  • 格納が簡単で利用しやすいファミリー向けの3列目シート
  • 高さがあり荷物の出し入れがしやすい荷室

フリードの魅力は、幅広い人におすすめしやすいシンプルな外装デザインです。無駄のない雰囲気は、シンプルな車を好むドライバーにおすすめできます。

また、3列目シートの出し入れがしやすいことから、たくさんの人が乗車する頻度の高い場合にはフリードが適しています。

さらに、荷室の高さがあることから、自転車やチャイルドシートなど高さのある荷物を積み込むのに最適な車といえます。

フリード バナー

まとめ

本記事では、シエンタとフリードの特徴や違いをまとめ、それぞれの車を選ぶ際の決め手について解説しました。
シエンタは乗り降りがしやすく荷室の幅が広いことや、燃費のよさなどが魅力だと考えられます。一方のフリードは3列目シートの出し入れがしやすく、たくさんの人が乗ることが多いファミリー層には適した車です。

どちらもコンパクトで車内が広々とした車ですが、実際に購入を検討する際には重視するポイントを比較して選択しましょう。

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