人気の軽自動車でも燃費は悪い?2022年の人気車T0P10を燃費でランキング!
軽自動車は、低価格で車を購入したい人におすすめの車です。
軽自動車は燃費もいい車が多いというイメージを持たれていますが、本当なのか検証してみました。
この記事では、2022年に人気だった軽自動車の燃費をランキング形式でご紹介します。
人気となるような軽自動車はやはり燃費がいいのか、ぜひ参考にしてみてください。
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燃費の指標となるWLTCモードとは?
WLTCモードは、2017年の夏頃に導入された国際的な燃費測定方法です。
WLTCモードでは、市街地モード、郊外モード、高速道路モードの3つの測定モードによるそれぞれの燃費と、3つの測定モードを平均的な使用時間配分で構成した燃費の4つが表記されます。
そのため、街乗りが多い人は市街地モードの燃費に注目し、長距離運転が多い人は高速道路モードの燃費に注目するなど、用途にあわせて実燃費に近い燃費を確認できます。
エアコンの使用状況や気候などによっても燃費は変動するものの、ドライバーの体重に加え、積載荷物の重量も考慮して試験を行うため、より実際の走行に近い燃費を算出できるのが特徴です。
国際的な測定方法であるWLTCモードが導入される前は、日本独自のJC08モードという測定方法で燃費が算出されていました。
JC08モードとWLTCモードによる燃費が併記されていることも多いですが、WLTCモードの方が実燃費に近い傾向があるため、WLTCモードによる燃費を参考にすることをおすすめします。
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2022年の売れ筋軽自動車の燃費ランキング
2022年の売れ筋軽自動車の燃費をランキング形式でご紹介します。
車選びの参考にしてください。
10位:ダイハツ ムーヴ

ムーヴは、スタイリッシュながらやわらかな印象もあり、幅広い世代が乗りやすい軽ハイトワゴンです。
WLTCモードの燃費は20.7km/Lで、燃費性能が向上している2022年の売れ筋軽自動車のなかでは、燃費性能はあまりよいとはいえません。
しかし、コンパクトなボディサイズながら室内高さにゆとりがあるため、窮屈さを感じることなく、ドライブを楽しめます。
長年愛され続けているムーヴならではの魅力で、販売台数では上位に居続けています。
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車名 | ムーヴ:ガソリン車/Lグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 20.7 |
市街地(km/L) | 17.0 |
郊外(km/L) | 22.5 |
高速道路(km/L) | 21.6 |
9位:日産 ルークス

ルークスは、広い車内空間が魅力のスーパーハイトワゴンです。
WLTCモードの燃費は20.9km/Lで、ほかの人気な軽自動車と比較するとよいとはいえません。
しかし、ハンズフリーのオートスライドドアや低床フロアで乗り降りしやすく、お子さまがいる家族におすすめの車といえます。
車名 | ルークス:ガソリン車/Sグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 20.9 |
市街地(km/L) | 19.6 |
郊外(km/L) | 22.1 |
高速道路(km/L) | 20.7 |
8位:ホンダ N-BOX

N-BOXは、スタイリッシュでかっこよさも感じられるスーパーハイトワゴンです。
軽自動車とは思えないほどの内装の上質さと、車内空間の広さが魅力です。
車両重量が比較的重いため、WLTCモードの燃費は21.2km/Lで、燃費性能は優れているとはいえません。
しかし、内装の仕様は、ベンチシート、スーパースライドシート、スロープの3つの仕様から用途に合わせて選択でき、使いやすさにこだわっており、2022年も軽自動車の販売台数では1位となりました。
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車名 | N-BOX:ガソリン車/Gグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 21.2 |
市街地(km/L) | 18.7 |
郊外(km/L) | 22.5 |
高速道路(km/L) | 21.6 |
7位:ダイハツ タフト

タフトは、スポーティでワイルドなデザインの軽SUVです。
全車にガラスルーフが標準装備されており、開放的な車内でのドライブを楽しめます。
WLTCモードの燃費は21.4km/Lで、燃費性能が優れているとはいえませんが、収納力や走破性が高いため、アウトドアシーンでも活躍するでしょう。
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車名 | タフト:ガソリン車/Xグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 21.4 |
市街地(km/L) | 19.7 |
郊外(km/L) | 22.9 |
高速道路(km/L) | 21.3 |
6位:スズキ スペーシア

スペーシアは、天井高さにゆとりがあるスーパーハイトワゴンです。
高さがあるデザインのため、コンパクトな軽自動車に比べ、空気抵抗が大きくて重さもあり、燃費は悪くなりがちです。
しかし、スズキのマイルドハイブリットを搭載することで、スーパーハイトワゴンのなかでも低燃費を実現しており、WLTCモードの燃費は22.2km/Lです。
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車名 | スペーシア:ハイブリッド車/HYBRID G/2WD |
WLTCモード(km/L) | 22.2 |
市街地(km/L) | 21.0 |
郊外(km/L) | 23.5 |
高速道路(km/L) | 21.9 |
5位:ダイハツ タント

タントは、男女ともに乗りやすいカジュアルなデザインの軽ハイトワゴンです。
WLTCモードの燃費は22.7km/Lで、2022年の売れ筋軽自動車のなかでも中間程度の燃費性能です。
運転席を最大540mmスライドでき、運転席に座ったまま後部座席のお子さまの世話をできます。
また、センターピラーがないデザインのため、スライドドアと前席ドアを開けることで大きな間口を確保でき、乗り降りしやすいのが特徴です。
関連記事:マイナーチェンジしたタントの燃費は悪いの?燃費性能と実燃費を紹介!【ファンクロス】
車名 | タント:ガソリン車/Lグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 22.7 |
市街地(km/L) | 20.9 |
郊外(km/L) | 24.3 |
高速道路(km/L) | 22.6 |
4位:日産 デイズ

デイズは、都会的で個性のあるデザインが魅力の軽ハイトワゴンです。
運転をサポートしてくれる先進技術が多数搭載されています。
前の車との車間距離を保ちながら走行できるプロパイロットや、上から見下ろしているような映像を見ながら駐車できる機能など、便利な機能が充実しています。
燃費性能は高く、WLTCモードで23km/Lを超える低燃費を実現しています。
車名 | デイズ:ガソリン車/Sグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 23.2 |
市街地(km/L) | 19.4 |
郊外(km/L) | 24.9 |
高速道路(km/L) | 24.1 |
3位:スズキ ワゴンR

ワゴンRは、車内にゆとりがあり、利便性の高い軽ハイトワゴンです。
スズキのマイルドハイブリッドを搭載しているため、WLTCモードで24km/Lを超える、高い燃費性能を実現しています。
また、スズキセーフティサポートも搭載されており、安全性能も充実しています。
関連記事:ワゴンRは燃費が悪いといわれる原因は?
車名 | ワゴンR:ガソリン車/FXグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 24.4 |
市街地(km/L) | 20.2 |
郊外(km/L) | 26.2 |
高速道路(km/L) | 25.5 |
2位:スズキ ハスラー

ハスラーは、がっしりとしたデザインでオフロード走行にも適した車です。
WLTCモードの燃費は25.0km/Lで低燃費を実現しています。
マイルドハイブリッドを搭載しているため、SUVながら高い燃費性能を誇ります。
車名 | ハスラー:ハイブリッド車/HYBRID G/2WD |
WLTCモード(km/L) | 25.0 |
市街地(km/L) | 22.9 |
郊外(km/L) | 26.4 |
高速道路(km/L) | 25.1 |
1位:スズキ アルト

アルトは、軽自動車のなかでもトップクラスの低燃費を誇る車です。
マイルドハイブリッドを搭載したグレードでは27.7km/L、ガソリン車においても25.2km/Lの優れた燃費性能が特徴です。
親しみやすいデザインで、街乗りもしやすく、スズキの予防安全技術であるスズキセーフティサポートが全グレードに標準装備されており、安全性能も充実しています。
関連記事:アルトの燃費はどうなのか?カタログ燃費と実燃費を比較
車名 | アルト:ガソリン車/Aグレード/2WD |
WLTCモード(km/L) | 25.2 |
市街地(km/L) | 23.0 |
郊外(km/L) | 26.0 |
高速道路(km/L) | 25.8 |
まとめ
2022年の売れ筋軽自動車10台のなかでは、ダイハツが製造・販売しているムーヴが最も燃費が悪く、スズキが製造・販売しているアルトが最も低燃費ということが分かります。
いずれも軽自動車ながら20km/Lを超える低燃費を実現しています。
低燃費な軽自動車を選ぶことで、購入費や税金、維持費を抑えられます。
ただし、車によって走行性能や利便性も異なるため、燃費以外の点にも注目しましょう。
燃費を考慮しつつ、自分にあった車を選んでカーライフを楽しみましょう。