シエンタが7年ぶりのフルモデルチェンジ!新型シエンタの特徴を解説!
トヨタが製造・販売しているシエンタのフルモデルチェンジが行われ、2022年8月から販売されています。
約7年ぶりのフルモデルチェンジであり、待ち望んでいた人もいるでしょう。
コンパクトミニバンの購入を検討している人にとっては、選択肢の一つになる車です。
この記事では、新型シエンタの概要やグレード、また主な特徴などについて解説します。
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INDEX
シエンタの概要
シエンタは2003年から製造・販売されているコンパクトミニバンです。
小回りが利きやすく街中の走行に適していることや、室内空間が広々としており使いやすいことなどから人気を集めています。
販売から12年経った2015年に1度目のフルモデルチェンジが行われました。
6名乗りのグレードが追加されたことや、ハイブリッドモデルが追加されたことなどが初回のフルモデルチェンジの特徴として挙げられます。
2022年に行われたフルモデルチェンジについては、後述します。
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グレードラインアップの紹介
新型シエンタのグレードは「Z」「G」「X」の3種類です。
それぞれのグレードでハイブリッド車・ガソリン車が用意されています。
また乗車定員に関しては、5人乗りと7人乗りの2種類です。
家族構成に合わせて選ぶとよいでしょう。
各グレードの一覧を以下でまとめているため、ぜひ参考にしてください。
ハイブリッド
シエンタのボディサイズや外装デザインについて
どの車を購入するか選ぶ上で、ボディサイズや外装デザインは注目しておきたい部分といえるでしょう。
ボディサイズの大きさで運転のしやすさが変わってきます。
また自身の好きなデザインの車であれば、日々の運転が楽しくなるでしょう。
ここからは、新型シエンタのボディサイズや外装デザインについて解説します。
ボディサイズ
ガソリン
グレード/駆動方式 | 乗車定員 | 車両本体希望価格(税込) |
Z/2WD | 7人乗り | 2,560,000円 |
Z/2WD | 5人乗り | 2,520,000円 |
G/2WD | 7人乗り | 2,340,000円 |
G/2WD | 5人乗り | 2,300,000円 |
X/2WD | 7人乗り | 1,990,000円 |
X/2WD | 5人乗り | 1,950,000円 |
グレード /駆動方式 | 乗車定員 | 車両本体希望価格 (税込) |
Z/2WD | 7人乗り | 2,910,000円 |
Z/2WD | 5人乗り | 2,870,000円 |
Z/E-Four | 7人乗り | 3,108,000円 |
Z/E-Four | 5人乗り | 3,068,000円 |
G/2WD | 7人乗り | 2,690,000円 |
G/2WD | 5人乗り | 2,650,000円 |
G/E-Four | 7人乗り | 2,888,000円 |
G/E-Four | 5人乗り | 2,848,000円 |
X/2WD | 7人乗り | 2,420,000円 |
X/2WD | 5人乗り | 2,380,000円 |
X/E-Four | 7人乗り | 2,618,000円 |
X/E-Four | 5人乗り | 2,578,000円 |
シエンタのボディサイズや重量などは、各グレードで少し異なります。
グレードを選ぶ際はサイズについても確認するのをおすすめします。
新型シエンタ(3列シート)のボディサイズは以下の通りです。
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
全長 | 4,260mm | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,695~1,715mm | 1,695mm |
ホイールベース(前後ホイールの中心から中心までの長さ) | 2,750mm | 2,750mm |
車両重量 | 1,330~1,420kg | 1,270~1,300kg |
荷室寸法(荷室高・荷室長・荷室幅) | 1,105mm× (990mm)1,525mm×1,265mm | 1,105mm× (990mm)1,525mm×1,265mm |
乗車定員 | 5名・7名 | 5名・7名 |
荷室長の()内はサードシートアレンジモード時
外装デザイン
2022年8月のフルモデルチェンジにおいて、大きく変わった要素の一つが外装デザインです。
個性的なデザインから初代シエンタに近い落ち着いた印象を与えるデザインに変更されました。
フロントデザインでは、ヘッドライトとフォグランプをつなぐ涙のようなラインがなくなりスッキリとしています。
2代目モデルのデザインが少し苦手と感じていた人にとって、この変化は嬉しいものなのではないでしょうか。
なお箱型ですが、全体として角張った印象は受けません。
コーナー部分を丸くすることで全体をコンパクトな印象にしているからです。
公式としても「シカクマルシルエット」として、そのデザインにこだわりを持っています。
室内空間が広々としている一方で小回りも利く、シエンタの魅力を象徴したようなシルエットに仕上がっています。
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シエンタの内装の特徴とは?
外装だけでなく内装も確認しておきましょう。
乗り心地や運転のしやすさに関わってくる部分でもあります。
ここからは、新型シエンタの内装部分について解説します。
開放的な空間の演出
室内高が1,300mmあり、小さな子どもであれば立ったままでも着替えなどが可能な空間になっています。
また、後部座席乗り込み口の床の低さも魅力の一つです。
地上から330mmのため、子どもや高齢者の人でも乗り降りがしやすい構造です。
なお、運転席・助手席側を見ると、インストルメントパネルがフラットな状態です。
段差や切れ目がなく運転席側と助手席をつなぐことで、開放感ある仕上がりになっています。
快適・便利に利用するための工夫
新型シエンタでは「フロントシートウォークスルー」が採用されています。
運転席や助手席からでも外に出ることなく、後部座席に座っている子どものケアをすることが可能です。
なお運転席・助手席シートや運転ハンドルにヒーターが搭載されている点も特徴の一つです。
寒い季節のドライブも快適に行えるでしょう。
安全性能について
新型シエンタには、予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
搭載されている安全装備の例は、以下の通りです。
- プリクラッシュセーフティ:障害物を検知して衝突回避や被害の軽減をサポート
- レーントレーシングアシスト:高速道路内での車線内走行をサポート
- ロードサインアシスト:標識をディスプレイ表示して見逃しを防止
- プロアクティブドライビングアシスト:リスクの先読みにより安全運転をサポート
- ドライバー異常時対応システム:運転手が急病により運転できなくなった場合のサポートなど
またシエンタは全車が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」です。
「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」とは、先進安全技術によってドライバーの安全運転をサポートする車のことを指します。
政府が交通事故防止の一環として普及啓発している名称であり、安全運転のサポートにおいて一定以上の性能を持っている裏付けになるといえるでしょう。
まとめ
2022年8月に行われたシエンタのフルモデルチェンジにより、外装デザインが初代に近いデザインに変更されました。
一方で、小回りが利くことや広々とした室内空間を実現していることなど、従来のシエンタの魅力はそのまま残されています。
コンパクトミニバンの購入を検討している人は、ぜひ新型シエンタの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像出典:トヨタ自動車WEBサイト