ハッチバックの価格はどのくらい?ボディ別の特徴や価格、燃費性能を解説!
ハッチバックは積載性に優れている傾向にあるため、アウトドアや買い物など荷物を多く積む機会が多い人におすすめの車種です。
車の購入を考えている人のなかにはハッチバックを検討している人もいるのではないでしょうか。
車を購入する際は車種の特徴はもちろん、価格についても把握した上で検討しましょう。
この記事では、ハッチバックの特徴や選び方、人気車の価格についてご紹介します。
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INDEX
ハッチバックの特徴と概要
ハッチバックとはどのような車種なのかを確認しましょう。
ここではハッチバックの特徴や他の車種との違いについてご紹介します。
ハッチバックとは?
ハッチバックとは、跳ね上げ式のバックドア、またはハッチバックの搭載されている車種のことをいいます。
一般的に乗り降りするドアには、スイングドアと呼ばれる開き戸や、車と平行に開くスライドドアが付いています。しかし、ハッチバックのバックドアは跳ね上げ式になっています。
船や飛行機のハッチのようなドアが後方についているということで、ハッチバックと呼ばれるようになったといわれています。
タクシーなどでよく利用されている車種であるセダンは、人が乗り込む座席部分とは完全に分断されたトランクルームがあります。
一方ハッチバックには独立したトランクルームがなく、車内後方部分を荷室スペースとして利用できるという点も特徴といえるでしょう。
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ハッチバックと他車種の違い
ハッチバックと呼ばれる車には明確な定義はないものの、車の後ろ側の方向へ向かってリアガラスごと開閉するような、開口部が大きく開くリアハッチが付いたコンパクトカーと定義されることが多くあります。
リアハッチがついているからといって、すべてハッチバックなのかというと、実はそうではありません。
広くて長いラゲッジを持つ「ステーションワゴン」や「ライトバン」、3列以上のシートを設けた「ミニバン」は、別の車種として扱われます。
また、高さと広い車内空間が特徴的な「トールワゴン」や「スーパーハイトワゴン」、「SUV」などもハッチバックには分類されません。
定義が曖昧なことで判断が難しい場合もあり、ハッチバック車は狭いジャンルの車を指しているといえるでしょう。
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ハッチバックを選ぶときのポイント
ハッチバックの購入を検討する際は、どのようなことに気をつけて選べばよいのでしょうか。
選ぶ際のポイントについて解説します。
荷物をどのくらい載せるか
ハッチバックは荷物を載せるスペースと座席部分がつながっているため、乗車人数が多い場合は載せられる荷物の量が少なくなります。
車を利用する目的や使用用途にもよりますが、レジャーやアウトドアが趣味の場合などは多くの荷物を載せることも想定して車を選ぶようにしましょう。
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燃費性能や運転のしやすさ
ハッチバックは、後輪の後ろが短く小型軽量の車が多いため、動力性能が高く燃費もよいタイプが多いです。
そのため、運転に慣れていない人などでも運転がしやすいという点が魅力です。
家族の送迎や買い物用として街乗りがメインで使う場合は、運転のしやすさや燃費性能を重視してハッチバックを選ぶとよいでしょう。
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ハッチバックはどんな人におすすめ?
車の購入を検討している人のなかでも、ハッチバックはどんな人に向いているのでしょうか。
車に多くの荷物を積みたい人
ハッチバックはトランクルームが独立している3BOXタイプの車種とは異なり2BOXタイプの車種で、後部座席まで荷室として利用することができます。
乗車人数を抑えることで多くの荷物を積むことができるだけでなく、長さのある荷物を積むことができます。
そのため、レジャーが趣味な人やまとめ買いなど多くの荷物を車に載せたい人におすすめの車種といえます。
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様々な用途で車を利用したい人
ハッチバックは多くの荷物を積むことができるという魅力がありますが、乗車人数が多い場合は荷室が狭くなります。
一方、ハッチバックはその特徴として利用シーンに応じて使い分けができることが挙げられます。
家族と出かける際にはファミリーカーとして利用し、荷物が多い場合は後部座席まで荷室として利用できます。
また、レジャーなどにおいては後部座席のシートを倒すことで車中泊が可能な車もあります。
このように使い勝手がよい車を求めている人にもハッチバックはおすすめです。
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ハッチバックで人気の車を紹介!
ハッチバックタイプで人気の車を3つ紹介します。
トヨタ ヤリス
ヤリスはトヨタが販売しているハッチバックです。
初代モデルは1999年に登場し、日本では「ヴィッツ」のネーミングで販売されていましたが、2020年の4代目モデルチェンジのタイミングで「ヤリス」に名前が統一されました。
トヨタのクルマづくりの構造改革に基づく新プラットフォーム「GA-B」によって構築されたボディが、軽快な走行と低燃費を実現しています。
また、駐車時にハンドル、アクセル、ブレーキ操作を制御してくれる「アドバンスト パーク」、走行中に歩行者や自転車運転者を検知して衝突を防ぐ「プリクラッシュセキュリティ」など安全性にも優れています。
ヤリスのグレード別の価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込み) |
---|---|---|
HIBRID Z | 2WD | 2,350,000円 |
HIBRID G | 2WD | 2,145,000円 |
HIBRID X | 2WD | 2,013,000円 |
HIBRID Z | E-Four | 2,548,000円 |
HIBRID G | E-Four | 2,353,000円 |
HIBRID X | E-Four | 2,256,000円 |
Z | 2WD | 1,904,000円〜 |
G | 2WD | 1,645,000円〜 |
X | 2WD | 1,470,000円〜 |
Z | 4WD | 2,206,000円 |
G | 4WD | 1,997,000円 |
X | 4WD | 1,857,000円 |
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日産 ノート
日産 ノートは2005年に初代が登場し、これまでに累計で約140万台以上の販売台数を記録しているハッチバックタイプのコンパクトカーです。
2020年には日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」のみにラインナップを絞り、静粛性と力強い加速性能を実現しています。
また、上質なエクステリアデザインと徹底した静粛性で3ナンバー枠となっている上級モデルにノートオーラがあります。
ノートのグレード別の価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込み) |
---|---|---|
F | 2WD | 2,054,800円 |
S | 2WD | 2,033,900円 |
X | 2WD | 2,211,000円 |
S FOUR | 4WD | 2,292,400円 |
X FOUR | 4WD | 2,469,500円 |
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ダイハツ ミライース
ダイハツ ミライースは、ハッチバック・セダンタイプの軽自動車で、これまでに販売されてきた同じハッチバック・セダンタイプの軽自動車「ミラ」の後継車です。
徹底してムダを省き、必要なものだけを残した結果、軽量化による低燃費と軽快な走りで街乗りに適した車に仕上がっています。
ミライースのグレード別の価格は以下の通りです。
グレード | 駆動方式 | 車両本体希望価格(税込み) |
---|---|---|
G“SA Ⅲ” | 2WD | 1,232,000円〜 |
X“SA Ⅲ” | 2WD | 1,102,200円〜 |
L | 2WD | 893,200円〜 |
L“SA Ⅲ” | 2WD | 959,200円〜 |
B | 2WD | 860,200円〜 |
B“SA Ⅲ” | 2WD | 926,200円〜 |
G“SA Ⅲ” | 4WD | 1,364,000円 |
X“SA Ⅲ” | 4WD | 1,234,200円 |
L | 4WD | 1,025,200円 |
L“SA Ⅲ” | 4WD | 1,091,200円 |
B | 4WD | 992,200円 |
B“SA Ⅲ” | 4WD | 1,058,200円 |
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まとめ
SUVなどに比べると、ハッチバックは少ない傾向にありますが、走行性能や機能性の面から人気の車種といえます。
車やグレード、装備するオプションによっても価格は変動するため、初期費用なども考慮した上で今回紹介したハッチバック選びのポイントなどを参考に、ぜひ自分に合った車を選んでみてください。