マツダ3の内装の魅力を紹介!グレードごとの違いや便利機能を解説
マツダが製造・販売しているマツダ3は、2019年5月にアクセラの後続モデルとして発売され、数多くあるマツダ製の車の中でもかなりの人気を誇ります。
マツダ独自の「魂動デザイン」を採用し、無駄を削ぎ落とした洗練された外観と高級感のある車内空間が特徴です。
2020年には「世界カーオブザイヤー」を受賞し、国内外問わず評価されています。
この記事では、そんなマツダ3の概要、内装の魅力、グレードごとの内装の違い、車内の便利な機能について解説します。
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INDEX
マツダ3の概要
マツダ3は、従来のマツダ独自のスカイアクティブ技術を進化させた「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を搭載しています。
それにより走る、曲がる、止まるという基本的な動作を思い通りに操作できる「人馬一体」を実現しました。
外観だけではなく、走行性能や乗り心地、安全性にも優れています。
また、2021年にはさらなる進化を遂げた改良モデルが発表され、マツダの安全思想に基づいた安心安全技術と快適装備が搭載されています。
ボディタイプは、ファストバック(=ハッチバック)とセダンがあります。
ボディカラーは8色で、マツダ独自の塗装技術である「匠塗り」を用いており、美しく上品な質感があります。
マツダ3の内装の魅力を紹介
マツダ3は高級感のある美しい外観が印象的ですが、内装もとても魅力的です。
以下にマツダ3の内装の魅力をまとめました。
シート
マツダ3はシートにもこだわっており、2021年の改良モデルでは、人間が持っているバランス保持能力を引き出すことができるシートが採用されました。
座り心地がよく適切な運転姿勢を保つことができます。
また、電動で高さや角度を調整することが可能で、シートヒーターも装備しています。
インパネ
インパネとは運転席前面のメーター、エアコンスイッチ、オーディオなどを収めたパネル全体で、ダッシュボードと同義です。
マツダ3のインパネは仕切り線が排除され、無駄のないシンプルな作りですっきりとした上質さを感じさせる工夫が施されています。
車内空間
車内空間もシンプルで高級感があり、コクピットまわりのレバーやスイッチの配置などの操作性にもこだわっています。
また、音響においても理想のカーオーディオを追求した「MAZDA HARMONIC ACOUSTICS」が搭載されており、上質な音を聴きながら快適な運転をすることができます。
収納スペース
ハッチバック(ファストバック)とセダンでは車体の全幅は変わらないため、収納スペースの幅も同じですが、ハッチバックの方が高さがあるため広く感じます。
奥行きはセダンの方が全長が少し大きいため広くなっています。
ハッチバックの収納スペースの容量は334Lで、67Lサイズのスーツケース2個を積むことができます。
セダンのトランク容量はハッチバックよりも広く、容量は450Lです。67Lサイズのスーツケース3個、ゴルフバッグなら2個積むことができます。
どちらも後部座席を倒すことでさらに容量を大きくすることができます。
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マツダ3のグレードごとの内装の違い
マツダ3はファストバック、セダンと2種類のボディタイプがあり、さらにエンジンタイプとしてガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3種類に分かれています。
エントリーモデルである15Sシリーズのスペックは以下の通りです。
メーカー | マツダ |
車名 | MAZDA3 |
ボディタイプ | ハッチバック/セダン |
ドア数 | 5 |
全長 | 4,460mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,440mm |
車両重量 | 1,340kg |
総排気量 | 1,496cc |
使用燃料 | ガソリン |
燃料タンク | 51L |
駆動方式 | 2WD(FF) |
トランスミッション | 6EC-AT |
カラー(全8種) | ・ソウルレッドクリスタルメタリック ・スノーフレイクホワイトパールマイカ ・マシーングレープレミアムメタリック ・ポリメタルグレーメタリック ・ディープクリスタルブルーマイカ ・ジェットブラックマイカ ・ソニックシルバーメタリック ・プラチナクォーツメタリック |
そしてグレードごとに内装に違いがあり、シートの色や素材が大きく3つに分かれます。以下にシート素材とカラーで分類してまとめました。
グレード | シート素材 | シートカラー |
15S、15S Touring | クロス | ブラック |
Proactive (20S、XD、X) | クロス | ブラック |
Proactive Touring Selection (20S、XD、X) | クロス | ブラック |
L Package (20S、XD、X) | パーフォレーションレザーシート | ブラック ピュアホワイト (セダンのみ) |
Burgundy Selection (20S、XD、X) | パーフォレーションレザーシート | バーガンディ (ファストバックのみ) |
パーフォレーションレザーシートとは、質感や温かみを出すため、本革に穴あけ加工を施したレザーで作られたシートです。L PackageとBurgundy Selectionに使用されていま
シートカラーのピュアホワイトは、L Packageのセダンのみ設定されています。
また、シートにバーガンディカラーを使用したBurgundy Selectionは、ファストバックタイプのみです。
車内の便利な機能について
マツダ3は車内空間に細かい配慮がなされており、実用的な収納スペースが装備されています。
以下に車内の便利な機能・収納スペースについてまとめました。
ドアポケット
ドアポケットはフロント、リアにそれぞれ二つずつ設置されており、どちらもドリンクホルダーを兼ねています。
フロントドアのポケットにはボックスティッシュも収納できます。
リアドアのポケットにもスマートフォン程度は収納できる容量があります。
ドリンクホルダー
前席のドリンクホルダーにはリッド(蓋)とアジャスターがついており、ドリンクをしっかり固定できます(15S、15S Touringにはリッドなし)。
その奥には滑り止め加工されたトレイも付いています。
後部座席のアームレストはドリンクホルダーにもなり、ドリンクに自然に手が届く位置に配置され、安定感もあります。
その他
上記以外にも、ボックスティッシュが入るグローブボックスや、サングラスホルダー、カードホルダーなど、使い勝手の良い収納が装備されています。
アームレスト付きのコンソールボックスは、仕切りがあるため整理しやすく、CDケースも収まります。
小銭を収納する滑り止め付きのポケット、シートバックポケットが助手席にあり、雑誌や地図などが収納できます。
リアシートの上部にはフックがあり、ジャケットなどを吊るすことができます。
マツダ3はこのような人におすすめ
マツダ3は車内空間がドライバー優先の設計になっているため、後部座席は広いとは言えません。
そのため後部座席を使う頻度が高いファミリーカーとしては不向きかもしれないため注意しましょう。
一方で1〜2名で乗ることが多い人には向いているでしょう。
収納スペースの容量が十分あるため、ゴルフや旅行、少人数でのレジャーなどが多い人にとっても最適でしょう。
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まとめ
この記事では、マツダ3の概要と内装の魅力、車内の便利な機能についてまとめました。
マツダ3は洗練されたデザインと優れた走行性能で、快適な乗り心地を実現しています。
価格帯はエントリーモデル(15S)で¥2,288,000〜(税込)と、コストパフォーマンスもよく、マツダの人気車種となっています。
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